宮崎の完熟マンゴー
▶ in 宮崎の食べ物 posted 2007.05.29 Tuesday / 07:16
自然落果†宮崎の完熟マンゴー
最近東国原知事のTOPセールス効果も手伝い、知名度もグンと上がって来た宮崎県産の「完熟マンゴー」は熟して自然に落果するまで樹上で完熟させ、ネットに落ちたものだけを収穫する宮崎の特産品です。宮崎の完熟マンゴーは果肉は繊維質が少なく、柔かく、濃厚な甘み、果汁も多く、香りも最高、本当に美味しいです。


宮崎の完熟マンゴーの歴史
昭和51年(1976)宮崎県総合農業試験場 亜熱帯作物支場で導入、その後、研究、試験栽培を経て、昭和61年(1986)から西都市でマンゴーの本格栽培が始まる。
現在、宮崎県内では181戸の農家が46ヘクタールでマンゴーを栽培、2007年度は昨年度より1割程多い500トン強の出荷を見込んでいる。
太陽のタマゴ
JA宮崎では完熟マンゴーの中でも外観も良く、基準(糖度15度以上、350グラム以上)に合格したものにだけ「太陽のタマゴ」のブランド名を付けております。「太陽のタマゴ」は小売価格が通常5000円/一つ以上する高級品ですが、今年は需要と供給の関係でさらに値段があがっているそうで、概ね昨年の1.5倍†2.0倍(**)だそうです。
先日、撮影で訪ねた宮崎のマンゴー農園で、撮影後、完熟マンゴーの予約をしたい旨を告げると、現在は予約が入れられない状況との事でした。
例年だと、最盛期の頃に外観の悪い(それ以外は太陽のタマゴ)結構大きなサイズの完熟マンゴーを地元のスーパー等で2,000円程度で購入、食べていたのですが、今年はそれすらもちょっときびしくなりそうな予感が・・・。
2006年の宮崎完熟マンゴーの平均単価はキロ3,300円、2007年(4/1†5/4)の平均単価はキロ4,760円、前年の約1.5倍・・。
首都圏へ出荷する高品質のものはキロ8,000†15,000円とか・・マンゴーブームでまだまだ高騰するのかも知れない。
マンゴーケーキやマンゴーゼリーなど、マンゴー関連商品も、完熟マンゴーブームに肖り今年は例年より3†4倍も売れているとか。
先日、「ジャスコ」のおみやげ売り場をのぞいてみたらこれらマンゴー製品の多い事!!
半数近くはマンゴー製品じゃないのかな?と思う位で、驚きました。
ジャスコ等スーパーは、やはり、売れ筋商品メインで置くでしょうし、売れているって証なのでしょうね。
宮崎県民にとって、県産品が全国的に注目をあびるのはとてもありがたい事ですが、今年だけの“完熟マンゴーバブル”であって欲しくないと願っております。(リバウンドが怖い・・。)
庶民が手軽に買え、食べられる、お値段に・・という願いもありますね。
6月は宮崎の完熟マンゴーの最盛期です。是非「宮崎の完熟マンゴー」をご賞味あれ。

