銀鏡神社大祭・銀鏡神楽(国指定重要民俗文化財 米良神楽)

▶ in 神楽好き(カグラー) posted 2011.12.16 Friday / 21:03

今年も、西都市、銀鏡神社(しろみ神社)の大祭で、銀鏡神楽(しろみ神楽)が奉納されました。
毎年、遠路、関東・関西方面からいらっしゃる方も多く、今年も、多くの方がいらして賑わっておりました。
少しだけですが、写真で紹介します。

宮崎の神楽と言いますと、まず、「高千穂の夜神楽」を連想される方も多いと思いますが、宮崎県下には、多くの夜神楽や昼神楽が伝承されていおります。
銀鏡神楽は、登録呼称「米良神楽」として、高千穂の夜神楽よりも先に、1977年(昭和52年)5月、宮崎県下では一番先に、国の重要民俗文化財の指定を受けた神楽です。
県下で国の民俗文化財に指定された神楽には、椎葉神楽、高千穂の夜神楽、高原の神舞(祓川神楽・狭野神楽)がありますが、いずれも複数の神楽の総称での指定ですが、「米良神楽」は銀鏡神楽を指します。

銀鏡神楽は12月12日より始まる、銀鏡神社大祭の際に舞われ、夜神楽は12月14日†15日に行われます。

12月14日の神楽は周辺の神社、つまり、宿神社、六社稲荷社、手力男社、若男社、七社稲荷社から神々を迎える「神迎え」(「面さま迎え」とも呼ばれる)の儀式で始まります。

神迎え

平成23年 銀鏡神楽 01

鵜戸神楽、第六番、鵜戸鬼神は鵜戸神宮に関するもの。記録によると、鵜戸神宮(当時:鵜戸山道場)の別当を務めた浜砂淡路守重賢が鵜戸で習得した神楽を銀鏡に帰郷して伝えたとされている。

平成23年 銀鏡神楽 02
[鵜戸鬼神]


西之宮大明神
銀鏡では神楽面そのものが神様として考えられており、神楽番付の前半では、この神々が次々に降臨します。(降居(おりい)と称しています。)これら神々の舞は、神主や宮司によって舞われる厳粛なものであり、鎮守社や摂社の神々が登場するのは米良系神楽の特徴です。
 
平成23年 銀鏡神楽 03
[西之宮大明神]



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銀鏡神社大祭・銀鏡神楽(国指定重要民俗文化財 米良神楽)

▶ in 神楽好き(カグラー) posted 2011.12.16 Friday / 21:03

今年も、西都市、銀鏡神社(しろみ神社)の大祭で、銀鏡神楽(しろみ神楽)が奉納されました。
毎年、遠路、関東・関西方面からいらっしゃる方も多く、今年も、多くの方がいらして賑わっておりました。
少しだけですが、写真で紹介します。

宮崎の神楽と言いますと、まず、「高千穂の夜神楽」を連想される方も多いと思いますが、宮崎県下には、多くの夜神楽や昼神楽が伝承されていおります。
銀鏡神楽は、登録呼称「米良神楽」として、高千穂の夜神楽よりも先に、1977年(昭和52年)5月、宮崎県下では一番先に、国の重要民俗文化財の指定を受けた神楽です。
県下で国の民俗文化財に指定された神楽には、椎葉神楽、高千穂の夜神楽、高原の神舞(祓川神楽・狭野神楽)がありますが、いずれも複数の神楽の総称での指定ですが、「米良神楽」は銀鏡神楽を指します。

銀鏡神楽は12月12日より始まる、銀鏡神社大祭の際に舞われ、夜神楽は12月14日†15日に行われます。

12月14日の神楽は周辺の神社、つまり、宿神社、六社稲荷社、手力男社、若男社、七社稲荷社から神々を迎える「神迎え」(「面さま迎え」とも呼ばれる)の儀式で始まります。

神迎え

平成23年 銀鏡神楽 01

鵜戸神楽、第六番、鵜戸鬼神は鵜戸神宮に関するもの。記録によると、鵜戸神宮(当時:鵜戸山道場)の別当を務めた浜砂淡路守重賢が鵜戸で習得した神楽を銀鏡に帰郷して伝えたとされている。

平成23年 銀鏡神楽 02
[鵜戸鬼神]


西之宮大明神
銀鏡では神楽面そのものが神様として考えられており、神楽番付の前半では、この神々が次々に降臨します。(降居(おりい)と称しています。)これら神々の舞は、神主や宮司によって舞われる厳粛なものであり、鎮守社や摂社の神々が登場するのは米良系神楽の特徴です。
 
平成23年 銀鏡神楽 03
[西之宮大明神]



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