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青島の「わだつみのいろこの宮」モニュメント

▶ in 宮崎観光関連01 posted 2010.03.19 Friday / 22:10

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ご覧の記事は、2007年〜2013年頃に書いたブログ記事です。
「忘れられる権利」の観点より、コメント欄は全て非表示にしました。
記事中のリンク切れもあろうかと思われます。ご了承を・・。
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先日、宮崎市の青島に新しく観光モニュメントが出来た旨、地元の新聞でみかけたので、見学に出かけました。
御影石で出来た観光モニュメントの高さは2,75m、県中部港湾事務所が建てたとか。
私の大好きな青木繁の作品「わだつみのいろこの宮」の複製画が側面?にありました。
さんさんと照る宮崎の太陽の、しかも照返し、紫外線の強いこのロケーションでは、こういったものは紫外線などに対する耐久性(色落ち防止)が要求されますが、新聞によるとセラミック製で長期間、発色を保つとのこと。

青島 モニュメント 01

この絵を見つつ、遠くに目を移すと現在閉鎖中のギネスにも登録された屋外型ウォーターパーク「シーガイアオーシャンドーム」が見えます。
シーガイアオーシャンドームは現在官民一体となり再利用を検討しております。

モニュメントの位置は、青島海水浴場の付近、取り壊しが進む旧橘ホテルの海岸側です。

モニュメントの形状がなんとなくケイタイ電話、画面っぽく見えるような・・気のせいでしょうか(^^)

青島は海幸山幸の舞台とされておりますので、この絵が採用されたのでしょうね。
碑に書かれた案内文より引用します。

わだつみのいろこの宮

1907年(明治40年)製作 重要文化財 所蔵 石橋財団石橋美術館
この絵は、古事記の「海幸彦・山幸彦」の古代ロマンあふれる物語を題材に製作されています。
山幸彦が兄の海幸彦の釣り針を失くし、海神の宮に探し求めてやってきます。
桂の木に登っているところに侍女が王の器(壷)で井戸水を酌みにやってきて、水に山幸彦の姿が映っているのに気付きます。
侍女が、海幸の娘である豊玉姫を呼んできたところ、二人は一目で恋に落ちます。
絵は水を所望した山幸彦に侍女と豊玉姫が壷を持ち上げている場面を描いています。
豊玉姫と相愛の仲になった山幸彦は海神の宮に3年暮らしますが、やがて豊玉姫は山幸彦が釣り針を探しに着た事を知って、父の海神にお願いして失くした釣り針を見つけ。山幸彦は帰っていくことになります。
縦180cm。、横68.3cmの縦長の作品。
向かって左の豊玉姫は紅の薄い衣をまとい、山幸彦と情熱的に見つめ合っています。 / 引用終わり





撮影した写真など・・・作者のPR(^^)
Youtube MORIMORI



このシーンは、青島神社参道にある青島神話館の展示にもありました。

さらに引用

青木繁 1882†1911(明治15年†44年)

 明治32年 、明善校を中退し上京、不同舎に入り、洋画家小山正太郎に従事する。
明治33年、東京美術学校洋画科選科入学、黒田清輝らの指導を受ける。
36年「黄泉比良坂」他で第一回白馬賞。37年同校卒、白馬会展に「海の幸」(重要文化財)を出品。
40年東京府勧業博覧会で「わだつみのいろこの宮」が三等賞を受賞、神話世界や古代への憧景を、独自のロマンティックな感性で謳いあげた青木繁の絵画は、当時の浪漫派詩人にも賞賛を持って迎えられた。
40年に父の危篤を聞き、単独帰郷、恋人福田ねたと別れた後、九州を放浪、44年28歳で天祈。/引用終わり。

青島 モニュメント 02

青島の文字側から撮影すると青島が背景に入ります。
こちら側がこの碑の正面なのでしょう。
先ほど述べましたように、このモニュメントの位置は、青島神社への参道から少し離れたところにありますので、青島(島自体)の観光に行かれる方にはおそらく目に付くこともないでしょう。


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