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生目古墳群史跡公園

▶ in 宮崎観光関連Part2 posted 2008.05.19 Monday / 21:43

アーカイブ ひむかブログ OLD2
ご覧の記事は、2007年〜2013年頃に書いたブログ記事です。
「忘れられる権利」の観点より、コメント欄は全て非表示にしました。
記事中のリンク切れもあろうかと思われます。ご了承を・・。
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生目古墳群

古墳時代の始めころ南九州最大の勢力と豊かな個性を持った豪族がおり、生目古墳を築造した。
宮崎市の生目古墳群の古墳は、早いものは西都原古墳群より前、3世紀末頃より作られており、7世紀まで作られている。
生目古墳群では九州で3番目に大きい前方後円墳(3号墳)を含む51基の古墳が国の史跡に指定されている。(前方後円墳8基 円墳43基)
生目古墳群

生目古墳群史跡公園が先月4月にオープン

宮崎市がこの古墳の保存と市民の憩いの場として2004年10月より整備を進めて来た生目古墳群史跡公園が、先月4月にオープンした。
宮崎市の史跡公園は蓮ヶ池史跡公園に続いて2つ目となる。
生目古墳群史跡公園は宮崎市跡江、ホークスのキャンプ地でおなじみの「生目の杜運動公園」の北東側に位置する。
公園の面積は約22ヘクタール、整備費は約5億3800万円。園内には8基の前方後円墳と25基の円墳がある。

公園内の印象等・・暫定オープン?

園内には、駐車場、芝生広場(多目的広場)、東屋、展望台等がありました。
駐車場脇にある公園を地図を書いた案内板脇の透明のポストみたいなところに公園の地図や古墳の事を書いたパンフレット「活き!行き!生目古墳群・国指定史跡生目古墳群ガイドブック/宮崎市教育委員会発行」「生目古墳群史跡公園を楽しもう!!」があり、生目古墳を知る上で、またはじめて園内を回るのに大変重宝しました。(これらがこれからも通年常備されてあるかは不明)
古墳の周辺通路等はまだ行き止まりだったり、未整備という箇所も結構あり、また、葺石の養生でブルーシートがかけられた古墳(5号墳・秋公開のようです)等もあり、整備中、暫定開放、プレ公開という印象は否めませんでした。
これから園内はさらに整備が進むこととは思いますが、地図看板等も簡単なもので良いので、園内の何箇所か要所に欲しいです。

九州最大規模の前方後円墳

生目古墳郡は以前、公園化整備前に訪れた事があり、うっそうとした森の中の古墳群という印象、どこが古墳だかわからない古墳等もありましたが、今回整備にあたり、見通しが利くよう古墳上や古墳周辺の木をかなり伐採したようで、西都原古墳の女狭穂塚、男狭穂塚に続く九州で3番目の大きさ(長さ143m・高さ12.7m)を誇る3号墳などもずいぶん見通しが利くようになり、近くでその大きさを感じることが出来るようになっておりました。
ご存知のように西都原古墳の女狭穂男狭穂塚はご陵墓参考地となっており、周辺へは立ち入り出来ませんので、古墳をまじかで見ることのできる古墳としては生目3号墳が九州一の大きさとなるようです。

3号墳は墳頂に登って良い?

先のいただいた宮崎教育委員会編集のガイドブックに3号墳は「自分の足で登ってその大きさを体感できる古墳としてはナンバー1の大きさと」書いてありました・・・
古墳=先祖のお墓に登ることに少しためらいを感じ、当方は結局今回は登りませんでしたが・・。
「古墳は遠い遠い昔の我々の先祖のお墓、墓には登らないのは一般的常識」と私は今まで勝手に思い込んでおりましたので、この宮崎市教育委員会の書いた「自分の足で登ってその大きさを体感できる古墳」という文がちょっと気になりました。
子供たちが(大人も)誤解を招かないように「古墳に登って良い」という明確な「大義名分」を現地、ガイドブックに表示したり、注釈すべきでは?、貴重な文化財を崩さない様、通行できる部分を明確にすべきでは?とも思ったりもしました。

展望台からの景色はいまひとつ・・。

こういった公園にはお約束なのでしょう、例によってここにも展望台がありまして、登ってみましたが、展望台の位置はそれほど高い位置にあるわけでもないので古墳を見るのにも、遠景を見ても、いまひとつの眺望でした。(この時期は特に霞がかかった日が多いのも景色がさえなかった要因かも知れません。)
展望台下の芝生広場や、そこにある大型シェルターと称されるものの屋根の形状ですが、前方後円墳風な形状が良かったのでは?とも思ったり(発想が安直ですかね^^:)。

東側の未整備の古墳付近では野イチゴやいろんな野草が咲いておりました。





撮影した写真など・・・作者のPR(^^)
Youtube MORIMORI



お地蔵さんが・・

以前、整備前にここを訪れた時には全く気付きませんでしたが、古墳群のちょうど中央のあたり(中央芝生広場北側)、草むらの中にお地蔵さんが数多くありました。

 生目古墳群にて お地蔵さん

こういう風景に私はひかれます。好きです。
古墳とお地蔵さん・・・どこかで見かけたような記憶が・・・
そう、高鍋の持田古墳群と高鍋大師を思い出しました。
高鍋大師の石仏群は持田古墳の霊を慰めるために高鍋の岩岡保吉氏が半生をかけて建造したものと聞いておりますが、ここのお地蔵さん達はどのような意図でここにあるのだろう?

 生目古墳にて

本格開園は来春?

4月オープンは宮崎市の広報にも掲載されていたのに・・、日曜日というのに・・、駐車場に車は数台、人影もほとんどなく、数える程でした。
来春?に公園に隣接し、(仮称)埋蔵文化財・体験学習施設が完成すると思いますが、これがこの公園の本格オープン(グランドオープン)という位置付けなのかも知れません。

正直言って、史跡とか古墳等は、ある意味マニアックな世界?なので、古墳+アルファがないとリピーターもおそらく少ないと思います。
これだけの敷地を維持管理してゆくのは大変、かつお金のかかる事だと思います。それにみあった多くの方が訪れる魅力ある公園へ出きると良いですね。

古墳や史跡を訪れるのが好きな一人として、思い付いたまま書いた散文、失礼しました。

(仮称)埋蔵文化財・体験学習施設

現地工事表示板より

 (仮称)埋蔵文化財・体験学習施設
 <合併による新市建設事業>
 埋蔵文化財棟・体験学習棟・宿泊棟
 場所:宮崎市跡江字深田4058番地の1外61筆
 工期:19年9月21日†20年9月30日
 発注者:宮崎市長 津村重光
 設計・管理:株式会社 東畑建築事務所
 担当課:宮崎市建設部住宅建築課

■拡大画像等のある関連ページ→生目古墳群
■現地案内板(地図)を撮影したもの。→案内板
宮崎市広報のページ(PDFファイル)

 大きな地図で見る

2008.05.22追記
ローカル話題で恐縮ですが・・
宮崎日日新聞の販売店より「RAPIA(らぴあ)」という冊子を毎月新聞と共に入れてもらっておりますが、昨日来た6月号に偶然にもこの生目古墳群史跡公園が取り上げられておりました。
高鍋話題のページには高鍋湿原のサワオグルマの花(写真)や、先に書いた高鍋大師の写真も・・。
新聞と共に配達される冊子では「ラタム」とこの「RAPIA」は興味深い記事も多く良く毎月よく見ております。

*らぴあは首都圏にも10,000部出ているようで、新宿みやざき館・KONNEなどに無料配布しているようです。
発行元のWebページでの説明によるとRAPIAは「ライフ」と「ユートピア」の造語らしいです・・がぁ、ライフはLifeだからLAPIAじゃないの?と疑問に思ったり、ま・ドウデモイイコトですが(♪ドウデモイイデスネ†♪ (^^)

その後書いたブログ記事→GW安近短 生目古墳群はいかがでしょ。

ひむかブログ2[生目古墳群史跡公園]







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