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青島裸参り (新春の禊 青島裸まいり)

▶ in イベント関連 posted 2012.01.10 Tuesday / 07:25

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ご覧の記事は、2007年〜2013年頃に書いたブログ記事です。
「忘れられる権利」の観点より、コメント欄は全て非表示にしました。
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 平成24年、成人の日の1月9日、宮崎市青島青島神社で、新春恒例の「新春の禊 青島裸まいり」が行われました。

青島は、海幸・山幸の舞台 その故事に基づく行事

青島裸まいり 01
[青島神社前の海で禊(みそぎ)]

新春の禊 青島裸まいりは、青島神社の御祭神、彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト=山幸彦)が無くした兄・海幸彦の釣り針を探し出し、海神宮からご還幸された際、人々が衣類をまとう暇もなく裸の姿で取り急ぎお出迎えしたという古事よりはじまった伝統行事で、白足袋にふんどし・白装束(女性)の老若男女が、青島神社前の海に入って禊ぎ(みそぎ)を行い、神社に参拝、1年間の無病息災を祈します。

青島裸まいり 02
[青島神社前の海で禊(みそぎ)]

今年の青島「新春の禊 青島裸まいり」には、県内外、6歳から73歳まで、過去最多となる475人が参加。(安全上、予約は先着順・人数制限されているようです。今回、当日のキャンセル待ちも100名以上いらっしゃったようです。)
西日本新聞の記事よると、今年の気温は15度、水温14度とか、宮崎市サイトにに書いてあった昨年の記録によると、昨年の水温は5度でしたから、今年は昨年より約10度高い水温だったようです。暖冬なのでしょうね。
今年は、古事記編纂1300年、県の「記紀編さん1300年記念事業・神話のふるさと みやざき温故知新ものがたり」をPRすべく、河野知事の姿もありました。
気合入ってますね。頼もしいです。
 → 知事のブログ記事(次回は建国記念日に高千穂町で開催される「神話の高千穂建国まつり」に参加の方向で調整中とか。)

 

「新春の禊 青島裸まいり」の おおよその行事・場所・時間です。

祭り開催日:1月成人の日
青島観光ホテル前出発 11:30
禊(みそぎ)行法 青島神社前 11:35†11:40
禊(みそぎ) 青島神社前の海 11:45†11:55
湯立神事・参拝 青島神社、 12:00†12:20
禊(みそぎ)青島海水浴場 12:25†12:30
冠水(用意されたバケツで水をかぶる)青島参道 12:35†12:45
もちつき(参道入口)12:35†

従来、青島神社の冬祭(旧暦12月17日)に合わせて行われていたものですが、現在は神事を旧暦に行い、裸まいりの行事自体を成人の日に行われております。





撮影した写真など・・・作者のPR(^^)
Youtube MORIMORI



青島裸まいり 06
[青島海水浴場で禊(みそぎ)]

青島裸まいり 09
[青島参道に向う一行(最前列右が河野知事)]

青島裸まいり 10
青島裸まいり 11
青島裸まいり 12
[青島参道で冠水(3枚組写真)]


「裸まいり」は宮崎県の「一村一祭」にも指定されております。


[2010年の「裸まいり」の動画Youtube(「一村一祭」サイト内)より]

今年の「裸まいり」TBSニュース動画(Youtubeサイト)より

青島神社前で「ぜんざい」のふるまいがありました。ご馳走さまでした!
 
(社)宮崎市観光協会発行、「宮崎の神話」パンフレットより 

海幸彦と山幸彦。

 「天つ神と国つ神の間に産まれた、初めての神である海幸彦と山幸彦。
兄は海のものを弟は山のものをと、それぞれに領分を決めて暮らしていたが、山幸彦は「たまには交代してみたい。どうか道具を貸してほしい」と海幸彦に頼んで、一日漁師になってみた。
ところが慣れないせいで、兄が宝としていた釣針を魚に取られて無くしてしまう。
兄は怒り、どうしても許してくれない。
しまいには自分の剣をつぶして針を作って持っていっても、あの針でなくてはだめだという。
途方に暮れて海を見つめていたところ、向こうからやってきた老人あり。
これが塩堆神という人物で訳を話すと、「それなら棉津見大神(海の神)の宮へ行きなさい」と教えてくれる。
言われるままに訪ねた宮で山幸彦は、棉津見大神の娘、豊玉姫と結ばれて三年の問、楽しく暮らす。
この棉津見大神の宮は青島沖にあったとされ、青島神社は山幸彦と豊玉姫を祠っている。
また、海に飛び込んで迎えたという故事にちなんで、今でも青島では「裸詣り」というお祭りが行われている。」


 

古事記編纂1300年・「神話のふるさと みやざき温故知新ものがたり」

今年、平成24年(2012年)は日本最古の歴史書「古事記」が712年に編さんされてから、1300年の節目に当たります。
古事記は上中下の3巻。
上巻は天地開闢(てんちかいびゃく)から神武天皇(宮崎神宮の祭神)の父であるウガヤフキアエズノミコト(鵜戸神宮の祭神)までについて記され、その3分の2は宮崎県が舞台となっております。
海幸・山幸のお話も古事記に書かれております。
宮崎県は「記紀編さん1300年記念事業」として、平成24年から平成26年までの期間に「神話のふるさと みやざき温故知新ものがたり」を展開。
古事記編纂1300年記念神話巡りワンコインツアー † 宮崎市発着 が1月7日より既に催行されており、先日私も参加して来ました。最後に青島も周ります。
今のところ3月末までの土日を中心に(2月及び3月第一・第二は日曜のみのようです。)催行予定ですが、500円で一日楽しめます。
この機会に、皆様も宮崎の神話にふれてみてはいかがでしょう。


以下は、平成25年(2013年)度 裸まいりのチラシより一部引用

平成25年度 裸まいり






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