宮崎が舞台、ロケ地宮崎、All宮崎弁の映画「ひまわりと子犬の7日間」

▶ in 映画・音楽等 posted 2013.03.12 Tuesday / 21:45

命の期限は7日間。ぼくたちは奇跡を起こす。ただ、愛の力だけで…… 

山田洋次監督の愛弟子が贈る、信じる想いが愛をつなぐ、感動の実話3月16日(土)公開

映画「ひまわりと子犬の7日間」は、今週末、3月16日(土)より全国ロードショー公開ですが、宮崎県が舞台の映画、全国に先がけ、宮崎県下では一週間早く9日(土)より先行上映されております。

私も早速観て来ました。 感動作、考えられさせらる作品でした。
 

宮崎県で実際に起きた話がもととなっている。

この映画は、宮崎県で実際に起きた話、2007年2月、宮崎中央動物保護管理所に収容された母子犬をめぐるお話です。
原案は、宮崎県在住、山下由美さん。
 

宮崎県内ロケ・全編宮崎弁

映画のロケ地は、宮崎市田野町の学校、畑、宮崎市の保健所、大淀川沿い河川敷・高松橋付近、大塚町の民家(主人公の家)、臨海公園(おそらく)、日南市南郷町贅波のミカン山、日南市鵜戸の旧道トンネルなど、殆どが宮崎ロケ、言葉は全編宮崎弁です。
(※ロケ地情報は追記しました。情報を頂いた方に感謝します。)

公開初日、舞台挨拶で、平松恵美子監督が、今回の全編宮崎弁でのお芝居の経緯について、以下のように述べられておりました。
「ここまで全編宮崎弁で作られた映画はないと思います。
最初の脚本を書く際に、標準語で書いていました。
主役をやっていただきたいという願いをこめて堺さんにお渡ししたら、堺さんから、「これ宮崎が舞台の話ですよね。宮崎弁でやりませんか」という言葉がまっさきに返ってきました。
そして、セリフを宮崎の言葉に書き換えました。そもそも、俳優さんに方言でお芝居をしてください、というのはそんな簡単なことではない。それだけハードルを高くすることになるわけですから。ただ、私にとってはすごくうれしいお言葉でした。しかも、映画の真ん中に立つ人が方言でやりましょう!と宣言してくれたことで、ほかのキャストさんもすごく頑張ってくださいました。

中谷さんは個人レッスンをつけて何日も練習をしていて、小林稔侍さんは、宮崎に入った瞬間にホテルの女性を捕まえて何時間も宮崎弁のシャワーを浴びていたり、それぞれに、苦労を重ねて芝居に臨んでいました。すごく感謝しています。」

引用元は、
宮崎先行初日好調スタート!!映画『ひまわりと子犬の7日間』舞台挨拶 より
http://www.timewarp.jp/movie/2013/03/11/53594/

 

主演の堺雅人さんは宮崎出身、堺さんが宮崎弁を提案されたようですね。
「こてこての宮崎弁」は使わず、†なんしよっと~†など解りやすいものを中心に、主にイントネーションが宮崎弁になっているという印象でした。

ニュース記事によると、現場に方言指導の先生がいらしたそうですが、その方がOKを出しても、監督に堺さんがすーっと寄ってきて、耳元で『今のはイントネーションが違います』と、ダメ出ししてたそうです。

スタッフ・キャストの紹介


スタッフ
監督 平松恵美子 企画 田沢連二 
プロデューサー 石塚慶生 住田節子 原案 山下由美

キャスト

キャスト

(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会   

堺雅人(神崎彰司)、中谷美紀(五十嵐美久)、 でんでん(安岡)、若林正恭(佐々木一也)
夏八木勲(長友孝雄)、檀れい(神崎千夏)、小林稔侍(桜井)、吉行和子(神崎琴江)

近藤里沙(神崎里美)、藤本哉汰(神崎冬樹)、草村礼子(長友光子)、左時枝(松永議員) 他
主役の犬は、中越地震の映画「マリと子犬の物語」でマリ役を演じた柴犬「イチ」とか。

ひまわりと子犬の7日間 映画チラシ01

(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会   

 

日本中が涙した“感動の実話”をもとに心揺さぶるヒューマンドラマが誕生。

「命の期限日」を前にした一匹の母犬。その命を守ると決めた1人の父親 …… 信じる想いが、愛と希望をつなぐ《7日間の軌跡》。 ある冬の寒い日、母犬と生まれたばかりの子犬が保健所に収容される。母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。一匹でも多くの犬を助けるため、里親探しに奔走する職員の神埼彰司は、母犬の心を開かせようと奮闘する。彼は母犬がかつて人に飼われ、愛されていたはずだと確信するが、母犬は心を許さない。彰司の娘は、もう一度太陽の下で生きていけるよう、母犬に「ひまわり」と名付けるが、その願いもむなしく、犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた……。


巨匠・山田洋次監督の想いを受け継ぐ女性監督が贈る、深くやさしい愛の物語。

宮崎県で起きた実話をもとに映画化したのは、山田洋次監督の共同脚本・助監督を20年間務めてきた平松恵美子。動物と人間の絆という普遍的なテーマをさらに一歩進め、飼い主のいない犬たちが置かれる状況と、真直ぐに向き合いました。「命を守りたい」という一途な想いと、それを阻む厳しい現実とがどんなに激しくぶつかろうと、決して希望を手放さない人々の思いがドラマチックに描かれます。愛されて育ったからこそ、自分も必死で子犬を守ろうとする母犬。その母子犬の小さな命を救おうとする父親。その父親を応援する家族。彼らの姿に心を動かされる周囲の人々──次々と結ばれていく絆に熱い涙が溢れます。主人公の彰司には、日本映画界を代表する堺雅人。彰司の幼なじみの獣医役に中谷美紀。さらに、吉行和子、でんでん、夏八木勲、草村礼子、檀れい、小林稔侍など実力派の豪華キャストが競演。また、映画初出演となるオードリーの若林正恭が、スクリーンにユーモアを添えます。 これは、愛の記憶が人々をつなぐ、深くやさしい物語。あなたも、大切な人と心をつないでみなせんか……。

ひまわりと子犬の7日間 映画 チラシ2

(C)2013「ひまわりと子犬の7日間」製作委員会   


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