ふるさと林道皇子原†ひなもり台線
▶ in 宮崎観光関連01 posted 2007.04.23 Monday / 21:43

ふるさと林道皇子原†夷守(ひなもり)台線開通
2007年4月17日にふるさと林道皇子原―夷守台線(4.6Km)が開通したとの新聞記事を見て、あれ?? もしかして先日走りつつ、「何だろこの出来たばかりの立派な道路は?こんな道路あったけ?」と・・疑問に思いつつ走った道路ではと。
ひなもり台の少し下に繋がるその道路は、やはりそうでした、ふるさと林道皇子原―夷守台線は皇子原公園から生駒高原へ向かう広域農道「みやまきりしまロード」から分岐してひなもりオートキャンプ場がある夷守台への道路の途中に出る幅員7メートル距離4.1† の片側一車線道路で2000年に着工、総工費19億9700万円をかけて先月完成したものでした。
所要時間は10分で、同ロードと県道を使った従来ルートより約15分短縮されたとか・・。
このあたりの交通量は普段はあまり無いし、ひなもり台へ行く従来のルートでも今まで私は特に不自由はしてなかった。
たしかに鹿児島、都城側からひなもり台へアクセスするのが多少早くなったとは思いますが、ひなもり台の下でひなもり台へ向かう道路と合流するだけのこんな立派な道路を作って果して投資効果はどうなんだろう?勿体無い気もするなぁ・・、と車を走らせつつ思っておりました。
「みやまきりしまロード」は私は良く利用しております。
交通量も少なく、御池から生駒高原下まで殆ど信号なしで快適快速に走れ、おすすめドライブコースです。このような道は大歓迎です。
しかし
正直、約20億円も投じ7年もの歳月をかけて、山を切り崩し、道路を作る価値はあったのだろうか?と・・・。
普段地元の方が利用するような生活道路でそれなりに交通量があり、約15分短縮ならそれは良いと思うのですが、今の状態で終わるのではあれば、なんだか勿体無いような・・気がしてなりません。
途中に展望スペースの駐車場らしきものを作る予定の空き地らしきものも確保されてありましたし、沿道植樹等を行い桜や、ツツジや紅葉等の名所となるような観光道路に仕立てれば良いかも知れません。
いろいろ好き勝手書きましたが、夷守台(ひなもり台)は とてもいい所です。
おそらく宮崎県民の方も「昔、昭和天皇がいらして、植樹祭が開催された場所」程度にしかご存じないのではないでしょうか?
夷守台(ひなもり台)は広大な自然公園で、目の当たりに高千穂峰のこんな光景も眺められる場所もあります。

えびの高原ほど登らずに、紅葉、新緑、いろいろな霧島の植物を四季折々気軽に楽しみながらハイキングやトレッキング等に最適です。
(今頃は、ノカイドウ、ドウダンツツジ、キリシマミズキ等も咲いているとか・・)
施設の整ったオートキャンプ場トップクラスのひなもりオートキャンプ場等もあります。
この道路開通を機会にもっともっと皆様が手軽にひなもり台に訪れるようになると良いですね。
いや、そうならなければこの道路の存在そのものが意味のないものになってしまうような気がします。
ひなもり台へ続く道路上部は夜、閉門されますので帰りの時間には注意してください。
[おねがい]
この道路が産む経済効果と、年間のメンテナンス費用等をできれば情報公開して欲しいものです。
[余談]
以下はエントリー記事と全くの関係ない余談ですが・・・
「日産キューブ」の小鹿が出て来るこのCM、宮崎フィルムコミッションによると、えびの市と高原町の林道で撮影されたとの事です。
http://blog.nissan.co.jp/CUBE/2007/01/cubecm_3.shtml
[ひむかブログ ふるさと林道皇子原―夷守台線開通]