生駒高原のコスモス

▶ in 宮崎の花 posted 2007.10.16 Tuesday / 17:00

 宮崎県小林市、標高550mにある生駒高原で今年も約100万本のコスモスが、見頃を迎えている。
同園を管理する宮崎交通のWebPageによると、先週より見頃となり、今月20日頃までは十分楽しめるとの事。
 9月28日†10月21日はコスモスまつり開催中です。
 私も先日出かけてきました。 
 地鶏の炭火焼きの香りは花、いや・・鼻に毒、タマランです(笑)

 今でこそコスモスは各地で大規模に植えられ、九州でも500万本なんてところもありますし、100万本は何も珍しくもない数字となりました。
しかし、コスモスの本数があっても、中には周りの景色、つまり建物、鉄塔、電柱、電線等人工物等がコスモス畑の景観を壊している残念なケースも見受けられるようです。
 その点、ここ生駒高原のコスモスの背景は霧島連山(夷守(ヒナモリ)岳、韓国(カラクニ)岳、甑(コシキ)岳)、コスモス園の周りにはメタセコイアの並木等々、コスモスの「額縁」がとても良いのでコスモスの美しさが一層映え、しかも高原は風が涼やか! お奨めポイントです。

 生駒高原のコスモス 00 拡大なし

私のお奨めのコスモスビュースポットはコスモス園の一番奥にある、「二人だけの展望台」と名づけなれた2mほどの高さの小さな展望台でしょうか。
ここから霧島連山を背景にコスモス園を見渡せます。
但し霧島連山を背景写真を撮るには終日逆光気味になるのがネック・・、しかも夷守岳†甑岳までカバーするにはレンズも結構広角レンズが必要(^^)
毎回行くたび思うのですが、この展望台はもう少し高くても良いんじゃないかなぁ・・と。

この花の名所は戦後に出没したが、もともとは韓国岳に登る登山者達が誰ともなくポケットにコスモスの種を忍ばせて、登る道すがらにまいていったのが起こりとか。
韓国岳登山、当時は今みたいに「えびの高原」まで車で登って、整備された登山道を気軽に登る感じではなく、小林の裾野から時間をかけて登っていたのでしょうね。

それにしても、なんだか 心、温まるお話です。

 生駒高原のコスモス 02


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キバナホトトギス 加江田渓谷

▶ in 宮崎の花 posted 2007.10.13 Saturday / 15:24

 宮崎市鏡洲の加江田渓谷沿いにキバナホトトギス(キバナノホトトギス)が咲いております。
キバナホトトギス(キバナノホトトギス)は鹿児島・宮崎にしか自生していないと言われているそうで、宮崎県内では日向、日南市、椎葉村等に自生しているそうです。

写真は先ほど撮影してきた撮りたてです(^^)

 キバナホトトギス(キバナノホトトギス) 加江田渓谷01

 キバナホトトギス(キバナノホトトギス) 加江田渓谷 03


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キバナホトトギス 加江田渓谷

▶ in 宮崎の花 posted 2007.10.13 Saturday / 15:24

 宮崎市鏡洲の加江田渓谷沿いにキバナホトトギス(キバナノホトトギス)が咲いております。
キバナホトトギス(キバナノホトトギス)は鹿児島・宮崎にしか自生していないと言われているそうで、宮崎県内では日向、日南市、椎葉村等に自生しているそうです。

写真は先ほど撮影してきた撮りたてです(^^)

 キバナホトトギス(キバナノホトトギス) 加江田渓谷01

 キバナホトトギス(キバナノホトトギス) 加江田渓谷 03


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サシバの渡り 金御岳

▶ in 風土、自然、他 posted 2007.10.06 Saturday / 13:23

サシバの渡り 金御岳 00

サシバ?

サシバ」と聞いてそれが鳥の名前である事がわかる人は少ないと思います。
私も昨年まで知りませんでした、実は「挿歯」を連想しておりました(^^)
「サシバ」は、タカ目タカ科サシバ属に分類される渡り鳥です。

サシバの渡り

サシバは4月頃に夏鳥として本州四国九州等へ来て、里山で繁殖や子育てをし、秋に東南アジアやニューギニア等で冬を越す為に再び3千キロの長い渡りを一斉に始めます。
天候等、諸条件にもよると思いますが、サシバの飛行速度は約40キロメートル、サシバの一日の飛行時間は約12時間だそうです。

都城市の金御岳は日本でも有数のサシバの渡りの観察ポイント

宮崎県都城市にある標高421メートルの金御岳はこの「サシバの渡り」のコースであり、日本中のサシバが南へ向かう途中にこの辺りを通る。
「サシバの渡り」を観測するのには絶好のポイントで「渡り」のシーズンになると県外からも多くの野鳥ファンが訪れます。

金御岳で秋のサシバの渡りがピークとなるのは例年10月10日をはさんで一週間前後です。
(日本野鳥の会宮崎県支部によると今年も20日頃まで観察出来そうとの事です。)

昨年(2006年9月10月)のDATA 
 9月19日†10月18日 16,350
 1,000羽以上が観測された日 
 10/3(1,402)10/6(2,562)10/10(2,709)10/11(1,037)

今年も10/5現在まで 5,964が観測されています。
(サシバの渡り数情報:日本野鳥の会宮崎県支部調べ)

おそらく今年も昨年同様にこれから1週間程度の内にピークを迎えると思います。
皆様も秋空高く昇る鷹柱を見学に出かけてみてはいかがでしょう。
(金御岳のサシバ観測ポイントまでは車で登る事が出来ます。)

「サシバの渡り」見学は朝、夜明け、日が昇る頃からをお奨めします。
ピーク時の朝は、付近の森に前日入りしたサシバが木の上に留まり、飛び立つタイミングを見計らっているシーンを間近に見る事が出来ます。
午後になると鷹柱、渡り(流れ)を含め、あまり見る事が出来ません。
肉眼でも確認できますが、双眼鏡等はお忘れなく。

 サシバの渡り 金御岳 01


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サシバの渡り 金御岳

▶ in 風土、自然、他 posted 2007.10.06 Saturday / 13:23

サシバの渡り 金御岳 00

サシバ?

サシバ」と聞いてそれが鳥の名前である事がわかる人は少ないと思います。
私も昨年まで知りませんでした、実は「挿歯」を連想しておりました(^^)
「サシバ」は、タカ目タカ科サシバ属に分類される渡り鳥です。

サシバの渡り

サシバは4月頃に夏鳥として本州四国九州等へ来て、里山で繁殖や子育てをし、秋に東南アジアやニューギニア等で冬を越す為に再び3千キロの長い渡りを一斉に始めます。
天候等、諸条件にもよると思いますが、サシバの飛行速度は約40キロメートル、サシバの一日の飛行時間は約12時間だそうです。

都城市の金御岳は日本でも有数のサシバの渡りの観察ポイント

宮崎県都城市にある標高421メートルの金御岳はこの「サシバの渡り」のコースであり、日本中のサシバが南へ向かう途中にこの辺りを通る。
「サシバの渡り」を観測するのには絶好のポイントで「渡り」のシーズンになると県外からも多くの野鳥ファンが訪れます。

金御岳で秋のサシバの渡りがピークとなるのは例年10月10日をはさんで一週間前後です。
(日本野鳥の会宮崎県支部によると今年も20日頃まで観察出来そうとの事です。)

昨年(2006年9月10月)のDATA 
 9月19日†10月18日 16,350
 1,000羽以上が観測された日 
 10/3(1,402)10/6(2,562)10/10(2,709)10/11(1,037)

今年も10/5現在まで 5,964が観測されています。
(サシバの渡り数情報:日本野鳥の会宮崎県支部調べ)

おそらく今年も昨年同様にこれから1週間程度の内にピークを迎えると思います。
皆様も秋空高く昇る鷹柱を見学に出かけてみてはいかがでしょう。
(金御岳のサシバ観測ポイントまでは車で登る事が出来ます。)

「サシバの渡り」見学は朝、夜明け、日が昇る頃からをお奨めします。
ピーク時の朝は、付近の森に前日入りしたサシバが木の上に留まり、飛び立つタイミングを見計らっているシーンを間近に見る事が出来ます。
午後になると鷹柱、渡り(流れ)を含め、あまり見る事が出来ません。
肉眼でも確認できますが、双眼鏡等はお忘れなく。

 サシバの渡り 金御岳 01


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