星野ジャパン(北京五輪野球)宮崎キャンプ
▶ in スポーツランドみやざき posted 2007.09.10 Monday / 21:43
北京五輪(2008年8月)出場を目指す、星野監督率いる野球日本代表チーム「星野ジャパン」が宮崎県総合運動公園内の宮崎市サンマリンスタジアムに於いて11月12日(月)†19日(月)迄キャンプ(合宿)を行う“予定”となっております。
3月に書いた記事→「宮崎はキャンプまっさかり」
12月、台湾で開催される北京五輪アジア予選へ向けてのキャンプ(合宿)、予選球場と同じ総天然芝のサンマリンスタジアム宮崎でじっくり調整をして試合に臨んでいただきたいものです。

当初春頃のニュース等の報道では予選の球場は台北市の天母球場で、予選球場と同じく天然芝のサンマリンスタジアム宮崎で、とのお話もありました。
その後、予選球場は変更となったようで台中の「台中洲際棒球場」で行われるようです。
一応、台中洲際棒球場のグラウンドも天然芝ではありますが、この先、キャンプ(合宿)地の変更がなければ良いのですが・・。
今回の北京五輪野球の予選のシステムを調べたので少し紹介します。
北京五輪の野球に参加できるのは世界で8カ国。
今回の北京五輪開催国である中国はデフォルトで出場が決まっているので、実質的には残る7カ国の枠を予選で争うこととなります。
北京五輪予選の概要は下記表のようになっている。
2008年北京五輪出場枠=8カ国(開催国中国は出場の為、残7国) | |||||||||
予選1位アメリカ 予選2位キューバ | 予選1位 | 予選1位 | 最終予選 1位 2位 3位 | ||||||
↑ アメリカ大陸 予選1位、2位 | ↑ ヨーロッパ大陸 予選1位 | ↑ アジア 予選1位 | ↑ ↑ ↑ ↑ | ||||||
アメリカ大陸予選 06年8月25日 †9月7日(済) | ヨーロッパ大陸予選 07年9月7日 †16日 開催地バルセロナ | アジア予選 07年12月1日 †12月3日 開催地台湾 (台中) 日本・韓国・台湾・+1次リ | |||||||
アメリカ予選 3位メキシコ 4位カナダ ↓ | ヨーロッパ予選 2位、3位 ↓ | アジア予選 2位、3位 ↓ | |||||||
上記6国+オセアニア1国、アフリカ1国、計8カ国で最終予選 総当り方式により上位3カ国が出場獲得 → 08年3月予定 最終予選開催地 台湾( チャーニーズタイペイ) | ↑ 最終予選 上位3カ国 |
既に アメリカ大陸予選は昨年終えており、アメリカとキューバーの北京五輪出場が決定、メキシコ、カナダは8カ国で出場3カ国を争う最終予選への出場が決定している。
日本は12月1,2,3日(台湾の台中で開催予定)のアジア予選(4カ国)で一位になればすんなり北京五輪行きが決定、この12月のアジア予選で2位、もしくは3位になると8カ国での最終予選に最後の望みをかける事となる。
つまりメキシコ、カナダ、ヨーロッパ予選2位3位、アジア予選2位3位、アフリカ1国、オセアニア1国、以上8国で最終予選を戦い、3位までに入れば北京五輪出場権を得る。
当初の予定ではこの最終予選は2008年3月開催の予定でしたが、先日の報道では4月になる可能性も出てきているとか・・。
9月9日付日刊スポーツによると
“今回の日程変更について、日本球界は、オーストラリアの思惑が働いているという見方を強めている。日本など国内プロ野球が存在する国では、開幕後の代表チーム結成が難しい。もし選手選考に影響が出れば、それだけオーストラリアが有利になるからだ。国際大会では試合前から、こうした駆け引きがある。4月変更は最終決定に至っていないだけに、今後は、IBAFの第1副会長に就任した松田昌士・日本野球連盟会長やコミッショナー事務局が水面下で動く必要もありそうだ。”とある。
4月に入ればプロ野球もスタートしている時期、3月でもシーズンから立ち上がったばかり、ここはひとつスッキリ12月に北京五輪出場を決めて欲しいものです。
北京オリンピック野球予選 試合日程 (日本時間)台中洲際棒球場
12月1日(土)14:00 台湾:韓国 19:00 日本:1次リーグ1位
12月2日(日)14:00 1次リーグ1位:台湾 19:00 韓国:日本
12月3日(月)14:00 韓国:1次リーグ1位 19:00 台湾:日本
*1次予選リーグにはタイ、香港、パキスタン、フィリピンが参加している。