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祖母傾山系ユネスコエコパーク「申請書概要」決定

▶ in ニュース・地域の情報他 posted 2015.08.23 Sunday / 09:59

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【 情報追記 】2017年6月14日「祖母(そぼ)・傾(かたむき)・大崩(おおくえ)」のユネスコエコパークへの登録が決まりました。 

祖母傾山系ユネスコエコパーク(BR - Biosphere Reserves)「申請書概要」決定

宮崎・大分両県にまたがる祖母傾(そぼかたむき)山系のユネスコエコパーク(BR - Biosphere Reserves)登録をめざす両県の推進協議会総会が21日、宮崎県延岡市役所で開催されました。
祖母傾山系が持つ生態系の豊かさに加え、古くから農業や林業が行われ山が信仰の対象となるなど、人と自然が共存してきたことなどを盛り込んだ「申請書の概要」を27日に「申請を審査」する日本ユネスコ国内委員会(事務局・文部科学省)に提出することを決めたようです。

祖母傾国定公園

「尖峰と渓谷が育む森と水、いのちの営みを次世代へ〜自然への畏敬をこめて〜」

テーマは・・
「尖峰(せんぽう)と渓谷が育む森と水、いのちの営みを次世代へ〜自然への畏敬をこめて〜」
花こう岩のとがった山岳と美しいV字形の渓谷を土台に森林や河川が形成され、多様な生態系が育まれている特徴を強調。
森や水を資源とする農林業の発展とともに、神楽や獅子舞といった自然に対する畏敬や感謝を示す民俗芸能の伝承の場になっているなど、人々の暮らし

とも共生している。これらを「いのちの営み」と表現し、次世代への継承を目指す。

よく表現された、とてもいいテーマ(文言)だと思います。


祖母傾国定公園

対象地域 3ゾーンなど

宮崎県 延岡市、日之影町、高千穂町、大分県 佐伯市、豊後大野市、竹田市、にまたがる25万2259ヘクタール。

エコパークは、自然と人間の共存が評価の基準となっており、
  • 〈1〉自然を厳正に保護する「核心地域」
  • 〈2〉教育・研究・登山、エコツーリズムなど野外活動などを通して自然への理解を深めることが可能な「緩衝地域」
  • 〈3〉人が定住し、有機農業や観光などの経済活動を行う「移行地域」
 の3ゾーンの共存が登録条件。

祖母傾山系のユネスコエコパーク登録申請では、以下の3ゾーン。
  • (1)「核心地域」 祖母、傾、大崩(おおくえ)の 3山の山頂周辺 1580ヘクタール
  • (2)「緩衝地域」 その周辺 4398ヘクタール
  • (3)「移行地域」 日之影町、高千穂町、豊後大野市全域と延岡市、佐伯市、竹田市の市街地や沿岸部などを除く 計24万6281ヘクタール

 ゾーンのイメージは → 大分合同新聞ページで 

2017年5〜7月ごろに開かれる理事会での登録決定を目指す。

協議会では、今後、「申請書の概要」をもとに「申請書」の作成を進める。年内に学術調査によるデータや次世代につなげる環境教育のプログラムなどを補足して盛り込む方針。来年2月に、登録に向け、「申請書」を提出予定。
2017年5〜7月ごろに開かれる理事会での登録決定を目指すとのことです。 


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