

2022年 台風14号 高千穂峡の遊歩道は濁流で一部崩壊
▶ in ニュース・地域の情報他 posted 2022.09.22 Thursday / 07:54
台風14号の豪雨での五ヶ瀬川の増水により 高千穂町の高千穂峡では、遊歩道の手すりや、路盤が濁流にのまれ一部崩壊するなど大きな被害を受けました。
濁流は遊歩道ある「滝見台」よりはるか上にまで押し寄せたようで、9/21付宮崎日日新聞では、(高千穂町によると)水位は通常より14m近くまで上昇した。と報じておりました。
真名井の滝の落差は17mなので、滝下3mまで増水していた事になります。
全長約1Kmの遊歩道のうち「神橋」から「真名井の滝」付近までの約800m程の区間の遊歩道の手すりの大半が流失、遊歩道の一部の路盤も崩壊しました。
現在、遊歩道一帯は立入禁止になっておりますが、真名井の滝は車道の「御橋」おのころ池の近くにある「バリアフリー展望所」から見る事が出来ます。
が・・
今「高千穂峡」へいらしても、被災後の無残な姿を見るだけですので、お薦めしません。

2022年台風14号 高千穂峡の被害 9月20日画像追加

2020年5月2日 高千穂峡
手すりは頑丈なものですが、過去の事例では、濁流によって流されて来る流木などで抜け落ち、流失しているようです。
遊歩道周辺・対岸柱上節理に張り付いた草・低木などもすべて削り取られ無くなっている様子がうかがえます。
紅葉の時期(11月)には遊歩道の滝見展望台までは行けるようになると思いますが遊歩道の全面復旧はかなり(一年程?)かかるのではないでしょうか。
ボートの営業再開についてはいつになるかわかりません。
遊歩道 2022/09/22 6:10am
高千穂町観光協会サイトに遊歩道の規制図がありましたので紹介します。
御橋を渡ったところにあるボート乗り場のところの駐車場(御塩井駐車場)に駐車出来れば良いですが、他の駐車場ですと、眺望も無い車道を歩く必要があります。

遊歩道 通行規制図 抜粋
拡大画像(PDF)は高千穂町観光協会サイトで
拡大画像(PDF)は高千穂町観光協会サイトで
9月23日・24日・25日 高千穂峡無料シャトルバス運行
遊歩道全体の完全復旧にはかなりの時間を要するものと思われます。
高千穂町観光協会は 遊歩道について 少なくとも 真名井の滝が見られる滝見台までは 年内に復旧したいとしています。
台風14号で濁流となった高千穂峡(五ヶ瀬川渓谷)
以下は、2022年9月18日、台風14号による大雨で増水、濁流と化した高千穂峡(五ヶ瀬川渓谷)の様子です。画像は、高千穂峡に設置されたネットワークカメラの画像をキャプチャしたものです。(薄暗かったので当方で若干補正しました。)
2022年 台風14号 高千穂峡の増水(濁流)

2022年 台風14号 高千穂峡の増水



遊歩道は17日17時より一部通行止
高千穂町観光協会公式サイトによると、9月17日17時より台風14号接近に伴い、高千穂峡の遊歩道は一部通行止め規制となっていたようです。ライトアップは 9月16日〜当面の間開催中止 と予告告知されていたようですが・・
荒天の中、真名井の滝のライトアップは行われておりました。




過去に、滝見台付近の遊歩道の上まで増水したことはありますが、おそらく過去 一番の増水規模 濁流ではないかと・・。
午前中は、大雨の後によくある、「いつもの増水程度」でしたが・・・それが 一気にここまでになるとは・・
以下は、午前中の様子。


過去の被害では、槍飛び橋付近の手すりが破壊された位の限定的なものだったと思います。
増水とは違いますが、長雨による地盤の緩みで柱状節理壁面が大きく崩れたこともありました。
「今までは大丈夫だったから」は通用しない気候となっています。
高千穂町によると、今後は、真名井の滝周辺の滝見台を最優先で復旧させ、紅葉シーズンを前に一部開放を目指すとのこと。
何らかの対策を講じないと 現状修復しただけでは、再び破壊する可能性もあります。かといって時間はかけられないし・・
ボート乗り場も水没しているようですが、水が引けば ボートは再開されると思います。
ボート自体は事前に上に避難(移動)していると思いますので、大丈夫と思います。
当サイト内、高千穂峡WebPage
➡ 高千穂峡
報道関連リンク
➡ 観光地・高千穂峡 遊歩道の手すりが流されるなど大きな被害2022年9月19日(月)18時42分(NHK宮崎 NEWS WEB)台風14号の大雨で、宮崎県内有数の観光地、高千穂町の高千穂峡は遊歩道の手すりが流されるなど大きな被害が出ています。
高千穂峡がある五ヶ瀬川は、高千穂町内の観測所で一時、氾濫危険水位を上回るなど水かさが大幅に増えました。
この結果、遊歩道に土砂や流木が流れ込んだり、歩行者用の手すりが流されるなどの被害が700メートルに渡って出ているということです。
町では遊歩道を通行止めにしていて、復旧のめどは立っていないということです。
➡ MRTニュース「台風14号 宮崎県有数の観光地「高千穂峡」遊歩道の手すり流出 観光客が立ち入れない状況に」2022年9月19日(月)18:55(MRTニュース)
高千穂町の高千穂峡では、台風14号の影響で峡谷の川が増水し、遊歩道の手すりがほとんど流されてしまったほか、歩道の一部が崩壊。
現在立ち入り禁止となっています。
町によりますと、ここまでの被害は、2005年の台風14号以来だということです。
甲斐町長も実際に現場を視察しました。
(高千穂町 甲斐宗之町長)
「高千穂町の観光にとっては大打撃だと言う風に思います。復旧には相当時間を要するなという実感です」
町は復旧にはかなりの時間がかかるとみていますが、「真名井の滝」の滝見台を優先的に復旧し、観光客の受け入れをできるだけ早く再開したいとしています。
➡ 台風14号 空から見た爪あと 被害が徐々に明らかに(MRT)
➡ 台風14号 観光地への影響広がる スキー場の今季の営業は絶望的・宮崎県(MRT放送 2022年9月23日(金) 20:44)
県内有数の観光地、高千穂峡。
3連休の初日の23日は、家族連れなどがシャトルバスに乗って次々と訪れました。
しかし、台風の影響で真名井の滝を望む遊歩道は手すりがほとんど流されたほか、一部が崩壊したため、立ち入り禁止に。
また、人気の遊覧ボートも乗り場が水没しているため休止しています。
(佐賀県からの観光客)「下(遊歩道)にも行けないし、ボートにも乗れないし、ちょっと残念」
(都城市からの観光客)「ボートに乗ったり、遊歩道から見られるように復旧したら見にきたいなと思います」
高千穂町観光協会は遊歩道について少なくとも真名井の滝が見られる滝見台までは年内に復旧したいとしています。
【9/22更新】
天岩戸神社 関連
天岩戸神社公式サイトによると、"天安河原は現在台風14号の被害の復旧中です。通行は出来るようになりましたが、手すりの破損や土砂の堆積があり、川への落下や足元の悪い危険な箇所もありますので、ご自身で十分にお気をつけてご参拝ください。
また、地盤が緩んでいる箇所もありますので、落石や崖崩れにも十分にお気を付けください。との事です。
SNSで、台風後の写真を見ると、積石は流され「リセット」されてました。
令和4年秋季大祭
今年より御神幸祭を予定しておりましたが、台風14号の被害が多くの地区で発生しており、開催が困難となりましたので、御神幸祭は中止とのこと。
9月22日
午前9時半 - 午後11時 神楽奉納(東本宮にて)
午前11時 - 例祭祭典(東本宮にて)
午後1時半 - 午後4時 神楽奉納(西本宮にて)
9月23日
午前9時半 - 午後11時 神楽奉納(西本宮にて)
午後1時半 - 午後4時 神楽奉納(西本宮にて)
当サイト内、関連ブログ記事
➡ 台風14号に備えを!
こういった水害が起きると、昔 見た ドキュメンタリ−映画「寒川」を思い出します。
以下はYoutbeで公開されていた予告篇
全国旅行支援「みやざき割」スタート 県内の観光・宿泊業界も期待 宮崎県
UMKニュース (2022年10月11日 19時15分)より高千穂関連部分を抜粋
(高千穂町観光協会・永松和典事務局長)「残念なことに十分な高千穂の観光ができない、そういう中ではありますが、中長期的に考えるとこれをきっかけに多くの皆様がお越しいただくことを期待している」
またコロナ対策で制限されていた海外からの個人観光客の入国などが11日から緩和されたことについて、観光協会では九州の国際線の運航がコロナ前の水準に戻ることに期待を寄せています。
(高千穂町観光協会・永松和典事務局長)「1年先2年先には、高千穂の観光のひとつの主流になってもらうように、やはりそういう観光ルートづくりを急ぐ次第です」
高千穂町にはコロナ前の2019年は年間約137万人が訪れていて、そのうち約11万人が外国人観光客だったということです。

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