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天安河原(あまのやすがわら)

天安河原(あまのやすがわら)(天の安川原とも書きます)
St. Amanoyasugawara

諸神神議の地天安河原




 
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
〔東本宮参道にある天鈿女命像〕

古事記 日向神話より 天岩戸のお話し


世界の陽性と正義と平和を象徴する太陽の神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、弟の荒ぶる神、須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりに耐えかねて、怒って岩屋の奥に隠れてしまい、世は闇に閉ざされてしまいました。
困った八百万(ヤオヨロズ)の神々は、天照大御神に岩戸より出てもらう為に、対策を練ることになります。

八百万(ヤオヨロズ)の神々は「天安河原」に集まって相談した末、岩屋の前で宴会を開くことにします。
芸達者の天鈿女命(アメノウズメノミコト)が賑やかに舞い踊り、それを肴にみなでその周りで宴会を始めました。
その騒ぎに興味をしめした天照大御神が岩戸を少し開いたところを手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を開け投げ飛ばし、世に再び光が戻りました。

・・・という古事記にかかれた日向神話の舞台が実在するとするならば、ここではなかろうか、と・・いわれているところです。

天安河原は、神々がいそうな、高千穂有数のスピリチュアル・パワースポットです。

仰慕窟(ぎょうぼがいわや) 〔 仰慕ヶ窟(きょうぼがいわや)の中には天岩戸宮が鎮座する。 〕

人気(ひとけ)の無い時に、ここに立ち、目を閉じると、すぐそこで八百万(ヤオヨロズ)の神々が相談していそうな気さえする・・・そんなところです。
(個人的には)ここは高千穂の中でもトップクラスのパワースポットと、私は思います。
天安河原では、夥しい数の積み重ねられた石を目にします。
石を積み重ねて祈願すると、願い事がかなうとの信仰、慣習は50年ほど前頃から、始まったとのことですので、太古の昔から・・というわけでもありません。
天岩戸神社の佐藤宮司のお話によると、石は、7・5・3 いずれかの段に積むと良いそうです。

平成27年4月撮影「天安河原」写真5枚追加(私の感じた直感的漢字を 中央に記しました。)

(以下の5枚の写真は、最大1920pix幅まで拡大します。)
結界 太鼓橋(たいこばし)
滔滔 天安河原(あまのやすがわら)
天上 天安河原(あまのやすがわら)
祈願 天安河原(あまのやすがわら)

天安河原宮

御祭神
思兼神(おもいかねのかみ)・八百萬神(やおよろずのかみ)
荘厳 天安河原宮(あまのやすがわらぐう)



 
じゃらん 宮崎

 


天安河原(あまのやすがわら)へのアクセス

 
アクセス
住所:〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸
高千穂バスセンターから車で15分
地図リンクGoogleMap
天安河原へは天岩戸神社より一旦県道7号へ出て、歩道に入り、徒歩で向かいます。道は狭く坂道等あります。
*大雨で川が増水した際には、県道7号から天安河原への歩道が通行止めとなる場合があります。大雨の時・後にはご注意下さい。
(台風時や梅雨・秋雨時など、例年、年に 一・二回あります。)

天岩戸神社より徒歩10分程度
天岩戸神社の裏参道より天安河原までは、歩道をゆっくり歩いて10分程度ですが、狭い坂道の為、車いすなどで行くことは出来ません。
渓流沿いの歩道は木々の中を歩く、とても気持ちが良い道です。
歩道下には渓流が流れております。
下り坂をおりて行くと石橋(太鼓橋)を渡ります。(おそらくここが「結界」ではないかと思います。)
この頃より、俗界より離れるかの如く、何か独特の雰囲気が一層増してくる事に気付くことでしょう。
渓流の河原にふと目をやると、河原の石が積んである光景に出会います。
さらに奥へと進んで行き、左に曲がると大きな洞窟、仰慕窟(ぎょうぼがいわや)が見えてきます。
前には さらにおびただしい数の石のが積み重ねられています。
この一帯が天安河原(あまのやすがわら)と言われています。
天岩戸神社・天安河原概略地図

〔情報〕駐車場のキャパがそれ程無いのでGW・お盆休み等等は混雑・渋滞します。
県道7号を進むと大分へ抜けることが出来ますが、少し先よりすれ違い出来ないかなり狭い道になりますので、お薦めしません。

 


2021年10月撮影写真3枚追加
天安河原(あまのやすがわら)
天安河原(あまのやすがわら)
天安河原(あまのやすがわら)

スライド動画を作りました。 → Youtubeにアップ


天安河原 Youtubeにアップ
上のスライド動画は、過去に撮影した写真より、平成26年に作成、Youtubeにて公開したものです。



更新履歴や情報等(アーカイブ含む)

■平成27年4月 平成27年4月撮影写真7枚追加、本文構成見直し、画像が重いかも知れませんが・・レイアウトを変更、画面幅の狭いスマホでも若干見やすいようにしました。
■平成26年7月 天安河原の動画(上に掲載)を追加

高千穂関連TV番組のお知らせ  → 詳細

 ■BS朝日放送 にほん風景遺産 宮崎 高千穂町 古事記の里を歩く~神々と人々を結ぶ神楽~
   平成25年10月2日(火)21:00~21:45
 ■BSジャパン GRACE of JAPAN ~自然の中の神々~
   「高千穂~天孫降臨・高千穂神社」
 平成24年10月4日(木)21:00~22:00
   「高千穂~天岩戸伝説・天岩戸神社」 平成24年10月11日(木)21:00~22:00



天安河原 
天安河原 ~ 仰慕窟(ぎょうぼがいわや)



St. Amanoyasugawara

There is a path from Amanoiwato Shrine that leads down to the tranquil river below and you will reach the big cave. This is said to be the cave where the gods and goddesses met to discuss their strategy of lurlng Amaterasu out of hiding.25 meter depth and 30metersize

Amanoyasugawara
.



天岩戸神社~天安河原 スピリチュアル・パワースポット (秋の風景)

下段の写真はクリックすると最大1024pixに拡大します。
天岩戸神社~天安河原 01天岩戸神社~天安河原 02
天岩戸神社~天安河原 03天岩戸神社~天安河原 04

天安河原 ~ 仰慕窟 / 仰慕窟(ぎょうぼがいわや)と呼ばれる洞窟には天安河原宮が鎮座


天安河原 01

洞窟は奥行き25m 間口30m
天安河原 02 天安河原 03


縦位置の要望もありましたので縦位置の写真も追加しました。
天安河原の写真 2007年11月追加 01天安河原の写真 2007年11月追加 02天安河原の写真 2007年11月追加 03

天安河原の写真 2007年11月追加 04天安河原の写真 2007年11月追加 05天安河原の写真 2007年11月追加 06

こちらのページにも天安河原の紅葉等を掲載しております。 → 天岩戸神社・天安河原の紅葉



仰慕窟前の石は、川が増水した際には流されてしまいます。
そしてまた、誰とも無く、願いを込め石が積み重ねられ、いつもの天安河原の光景へと変わって行きます。

[高千穂宿泊情報]




宮崎の美しい花・神話ゆかりの場所などを紹介した動画の紹介
宮崎の美しい花・神話ゆかりの場所などを紹介した動画


天安河原の場所等は当サイト内ページ天岩戸神社をごらんください。


高千穂神楽をいくつか紹介

鈿女(ウズメ) 手力雄(タヂカラオ) 戸取 浅ヶ部神楽 上田原神楽

-高千穂町の主な祭りなど。

日程は、例年同様かと思います。(土日祝にあわせるケースが多いかと。)

1~2月 鬼の目はしらかし 主に本組公民館
旧暦12月3日 猪掛祭 高千穂神社
2月11日 神話の高千穂建国まつり
4月 天岩戸の湯(旧・天岩戸温泉)桜祭り
4月16日 高千穂神社春季大祭 
4月中旬 神話の里高千穂マラソン大会
5月2日・3日  天岩戸神社春季大祭
5月3日 祖母山山開き
6月中旬 山附渓谷ほたるまつり
7月夏休み期間頃 高千穂峡真名井の滝ライトアップ
9月22日・23日 岩戸神社秋季大祭
10月第一週 土日 正調刈干切唄全国大会予選/本選
10月体育の日 くしふる神社大祭
11月3日 天岩戸夜神楽三十三番大公開祭(天岩戸神社)/ 宮崎ウエストン祭
11月22日・23日 神話の高千穂夜神楽まつり(高千穂神社)
11月 上岩戸紅葉まつり
11月中旬~翌年2月 高千穂の夜神楽
 

当サイト内、高千穂の神社ページへ(リンク)
高千穂観光マップ 高千穂観光MAP 天岩戸観光マップ



オススメ本の紹介「天皇家の“ふるさと”日向をゆく (新潮文庫)梅原 猛」 

文庫 : 284ページ / 出版社 : 新潮社 / 発売日: 2005/06

この本は、梅原氏の文もさることながら、挿入された写真もとても良いです。
宮崎県にお住まいの方なら、ぜひ読んでおきたい一冊。私も一押しの本です。
天皇家の“ふるさと”日向をゆく (新潮文庫)梅原 猛
天皇家の“ふるさと”日向をゆく (新潮文庫)
(\724円 通常送料無料)
 ※価格等の情報は記載時点のものです。最新情報はリンク先で

(一)日向神話のタブーに挑む。10
(二)高千穂論争、私はこう考える 26
(三)神代の国際都市・高千穂を歩く 57
(四)妻をめとらば西都原 99
(五)アマテラスは宮崎出身? 126
(六)天孫族、海へ 146
(七)火を噴く神の山・霧島 172
(八)乾坤一擲(けんこんいってき)、東征の旅へ 210
(九)薩摩半島はワタツミの国か 236
(十)旅の終わりに 265

宮崎県の季刊誌「Jaja」に掲載されたインタヴュー記事リンク 
→ 梅原猛さんに聞く

 

国民宿舎ホテル高千穂宿泊レポート by MORIMORI
~ ブログ開設者 MORIMORIの 国民宿舎 ホテル高千穂 宿泊レポート ~


当サイト内検索(画像も)出来ます。

天安河原(あまのやすがわら)宮崎県高千穂町


当サイト内関連ページ:高千穂観光天岩戸神社記紀編さん1300年記念ページ




「神話のふるさとみやざき」の魅力をお伝えしたく公開しているページです。
このページが、宮崎の再発見、そして宮崎観光、宮崎旅行のきっかけになれば幸いです。

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