高千穂神楽 手力雄(たぢからお)の舞
手力雄(たぢからお)の舞は、手力雄命(たぢからおのみこと)が天照大神が隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞です。
鈴と紅白の岩戸幣を持ったこの舞は、
静と動の折り合いが見事に調和した神楽舞いでです。
手力雄命が持つ岩戸幣には冠がついています。青幣の山冠は天と水とを、赤幣の横冠は地と土を表し、分け幣の手では青幣を立て赤幣を肩に当て或いは鈴を一緒に横にして舞われる。 ここでは青幣が山、赤幣は畑の象徴と説明される。
しかし、ここでは鎮魂と復活という日神信仰を基調とする
岩戸五番のなかの一つとして舞われることから「
鈿女(うずめ)」のタマフリに対して幣を用いての天地の祓い神楽として解するのがよりふさわしいように思える。
「
柴引」「
戸取」「
舞い開き」を普通
岩戸三番と称し、これに「
伊勢」と「
鈿女(うずめ)」を加えて
岩戸五番という。
「手力雄の舞」は本来伊勢神楽と同一の舞であり、三十三番の数に合わせて後に創案されたものである。
同じ手力雄の舞でも「
手力雄」で用いる神面は白面であるのに対して「
戸取」で用いる神面は赤面である。これは戸取りという神楽の性格上、渾身の力をこめられるため面(おもて)が紅潮した状態を表している。
上記解説は、下段記載「神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界(後藤俊彦・武田憲一著) 鉱脈社」を参考にした。
高千穂神楽の一般的な番付では24番目に舞われる舞です。
DANCE OF TAJIKARAO
Tajikarao was a god known for his
great
strength. when the sun goddess Ammaterasu
hid herself in a cave,Tajikarao went
searching
for her.Tajikarao suspected that Amaterasu
hid in Amano?Iwato cave.This dance
depicts
Tajikarao listening for any sound and
that
would Prove that Amaterasu was actually
in the cave.
高千穂神楽の動画(手力雄の舞)
2010年11月、写真追加 2枚 この日の奉仕者(ホシャ)は岩戸神楽の方でした。


2010年1月、写真追加 4枚(上の縦写真含む) この日の奉仕者(ホシャ)は秋元神楽の方でした。


2010年1月撮影分ここまで



下記2枚は別の日に撮影したものです。




この他に こちらの写真補足ページにも写真を掲載しております。 → 高千穂の夜神楽 手力雄の舞
高千穂神楽(たかちほ神楽)
-TAKACHIHO KAGURA-
2006.01Up 2006.09写真追加 2010.01写真4枚追加
掲載画像、文言において、間違い、不都合等ございましたらご指摘ください。
高千穂神楽は毎夜20時より高千穂神社神楽殿で4番のダイジェスト(約1時間)が舞われます。
「高千穂の夜神楽」を見学する前に、読んでおきたいお奨め本の紹介
高千穂の夜神楽の解説本ならまずはこれでしょう!!と私もオススメ・決定版と言えるべき本です。
高千穂神社の後藤俊彦宮司も著者の一人です。
神楽三十三番?高千穂夜神楽の世界
著者:後藤俊彦,武田憲一,沼口啓美
価格: \ 1,728円
内容紹介:夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。 単行本: 273ページ
出版社: 鉱脈社 (2008/8/29)
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その他の高千穂の写真も是非ご覧下さい(一部です)
-Miyazaki sightseeing photograph collection-
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手力雄の舞|たぢからお|高千穂神楽〔宮崎県 高千穂町〕
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