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Photo Miyazaki 高千穂神社 ページタイトル

高千穂神社(たかちほじんじゃ) TAKACHIHO Shinto Shrine

記紀編さん1300年 神話のふるさとみやざき 温故知新ものがたり ロゴ 高千穂の位置(アバウト)高千穂神社 鎮座地 
〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
地図 GoogleMap Mapfan Mapion マップコード330 741 320
緯度経度 N=32.42.8.3 E=131.18.14.0(日本測地系)
(上記地図等は、鳥居付近の位置です。) 天気予報 (高千穂町)
高千穂神社のバリアフリー情報 → 宮崎県のページ
高千穂バスセンターから1km / 車 : 駐車場 無料50台

高千穂神社 御由緒

天孫降臨の伝承地を古くから守ってきた高干穂神社は、垂仁天皇時代に創建。古くは高千穂皇神社として「続日本後記」「三代実録」にもその記述があり、平安時代以来1200年以上の歴史を持つ古社です。
神社の伝承では、天慶年問(平安時代938年-947年)、豊後の豪族.大神惟基の子・政次という人が、二田井家の養子となって家を興し、十社大明神を高干穂郷の総社として崇め、広く郷民の信仰を集めたという。
大神大太惟基は平家物語にも出てくる緒方三郎惟義の祖先です。

かつて高千穂郷(現在の高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村)には554社もの神社があり、その中でも格の高い88の神社を「高千穂八十八社」と言い、その「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのがこの高千穂神社です。
高千穂神社 正面

 

高千穂神社の御祭神

主祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神
高千穂皇神(たかちほすめがみ)
(高千穂皇神は以下の6柱の総称)

  瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
  木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
  彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
  豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
  鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)
  玉依姫命(たまよりびめのみこと)
十社大明神
(神武天皇の皇兄、三毛入野命とその妻子神9柱の総称)

  三毛入野命(みけぬのみこと)
  妃神鵜目姫命(うのめひめのみこと)
  御子太郎命(みこたろうのみこと)
  二郎命(じろうのみこと)
  三郎命(さぶろうのみこと)
  畝見命(うねみのみこと)
  照野命(てるののみこと)
  大戸命(おおとのみこと)
  霊社命(れいしゃのみこと)
  浅良部命(あさらべのみこと)

他に五瀬命(イツセノミコト)、稲飯命(イナヒノミコト)、佐野命(サノノミコト)を合わせた四柱を四皇子として境内の四皇子社に祀る。

高千穂神社の例祭・祭り等

猪掛(ししかけ)祭(旧暦12月3日)
鬼神鬼八の慰霊のために始められたもの。
春季例大祭 4月16日 浜下りなどが行われます。
神話の高千穂夜神楽まつり 11月22-23日
このまつりでの神楽は、夜を徹して行われるのではなく、二日間に分け、夜神楽全33番が奉納されます。 以下は平成21年度の時間例です。
 一日目(18:00 - 22:00)
 二日目(10:00 - 23:00)



高千穂神社 拝殿正面
高千穂神社拝殿正面

参道にある ご由緒が書かれた案内板より

当宮は初め高智保皇神(たかちほすめがみ)と申し上げて、この地に宮居をさだめられた天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)、木花開耶姫(このはなさくたひめ)以下三代の神々をお祀りし、千百余年前の仁明、清和両朝には日向国最高の御神階が授けられたことが六国史に記されております。
 神武天皇の皇兄三毛入野命が御東征の途次高千穂に帰られて日向御三代をおまつりされたのが初めで、その子孫が長く奉仕されて後には三毛入野命(みけぬのみこと)御夫婦と八柱の御子とを合祀して十社大明神の神名で親しまれ、古くより高千穂八十八社の総社として崇められてきました。
 源頼朝は畠山重忠を代参として多くの宝物を奉納し重忠手植の秩父杉は八百年を経た今も社頭高くそびえています。
 文永、弘安の役には勅使が見え、南北朝の頃征西将軍懐良親王御祈願等、古記録や宝物も多数残っています。
 天正年間三田井氏が滅んで延岡領となりましたが、歴代藩主はそれぞれ社領を寄進し例祭にはたえず奉幣して明治に及びました。
 大正十四年秩父宮御成をはじめ十数家の皇族の御参拝もあり、昭和四十六年七月一日別表神社に列せられました。
 天孫降臨、神武天皇ゆかりの高千穂宮は、今日では国運の隆昌と、縁結び、交通安全、厄除けの神さまとして広く信仰されております。
 例祭日 四月十六日
 猪懸祭 旧暦十二月三日
秋、境内のイチョウが色づく

 

毎夜20時より高千穂神社拝殿で神楽が奉納されている。 / 高千穂神社の扁額

夜の高千穂神社高千穂神社 扁額






当サイト内検索(画像も)出来ます。




Takachiho Shrine

It was built in the age of the eleventh emperor,Suinin.
According to the six history books,Takachiho Shrine was received the highest rank in this region,and became the topof 88 shrines,There are 800 year old Japanese ceder,and a pair of iron guardian dogs-the important cultural property.

Takachiho Shrine

高千穂神社 参道 石段高千穂神社境内 の杉の巨木

高千穂神社 夫婦杉・拝殿等

高千穂神社の画像(画像は800pixもしくは1024pixに拡大します)


鳥居 / 狛犬 / 狛犬

参道の狛犬は、親子のようです。

高千穂神社の写真 鳥居高千穂神社の写真 狛犬 左高千穂神社の写真 狛犬 右


鉄製狛犬一対 (国指定重要文化財)

神社内には鎌倉時代、源頼朝が奉納したとされる鉄製狛犬一対があります。
鎌倉期の名作とされ、国指定重要文化財にもなっております。
鉄製狛犬一対 (国指定重要文化財)鉄製狛犬一対 (国指定重要文化財)

拝殿 / 本殿 (国指定重要文化財)

現在の本殿は、明和7年(1770年)延岡藩主.、内藤氏が造営したものとされいます。
五問社流造の社殿は、国指定重要文化財にもなっております。
高千穂神社の写真 拝殿高千穂神社の写真 本殿
高千穂神社 本殿詳細01 高千穂神社 本殿詳細 02

鬼八を退治する三毛入野命の彫刻(高千穂神社本殿回廊)

高千穂神社の主祭神である三毛入野命(ミケヌノミコト)が悪神「鬼八」を退治したとされる伝説がこの地方には残り、ゆかりの「猪掛祭」は今も受け継がれています。
鬼八を退治する三毛入野命の像を、本殿回廊の東側で見ることがでます。
鬼八伝説については 鬼八塚(鬼八伝説)のページもご覧ください。
三毛入野命の彫刻(高千穂神社本殿回廊) 06三毛入野命の彫刻(高千穂神社本殿回廊) 07
鬼八を退治する ミケヌノミコト彫刻像ミケヌノミコト 彫刻像

高千穂宮鎮石(しずめいし)

高千穂宮鎮石(しずめいし)の由来
第11代 垂仁天皇の勅命により我国で始めて伊勢神宮と当高千穂宮が創建された際用いられた鎮石と伝えられます。
尚、住吉関東鹿島神宮御社殿御造営の際、高千穂宮より鎮石が贈られ同宮神域に要石として現存しています。
またこの石に祈ると人の悩みや世の乱れが鎮められると言われています。(現地案内板より) (写真 左)
決して石には触fれないよう・・

荒立神社と四皇子社(県文化財指定)

荒立神社の御祭神は猿田彦大神と天鈿女命(あめのうずめのみこと)で交通安全縁結び芸能の神様として信仰されています。
四皇子社には神武天皇とその御兄弟四柱の神(五瀬命・いつせのみこと)(稲氷命いねひのみこと)(三毛入野命みけぬのみこと)(佐野命さぬのみこと)が祭られ日本建国に功績を残された神々です。 
高千穂神社 高千穂町教育委員会 (現地案内板より) (写真 中)

高千穂神社神楽保存館

高千穂神社の境内にある神楽保存館では、毎夜8時より、約一時間、高千穂観光協会が主催する観光向客けの神楽が舞われます。
この観光客向けの神楽は高千穂の夜神楽を代表する、岩戸に関する番付3番、つまり“手力雄の舞(たぢからおのまい)、鈿女の舞(うずめのまい)、戸取の舞(ととりのまい)、そいれにもうひとつ、御神躰の舞(ごしんたいのまい)の計4番をダイジェストで1時間ほどで舞うものです。舞われてらっしゃる方は高千穂の地区で夜神楽を実際に舞っている本物の奉仕者(ホシャの)方です。 詳しくは 高千穂の夜神楽をご覧ください。 (写真 右)

高千穂宮鎮石 荒立神社と四皇子社 高千穂神社神楽保存館

 
高千穂神楽(神楽保存館で毎夜行なわれる 披露神楽)

神楽保存館の建設

神楽保存館が高千穂神社につくられたのは昭和47年4月15日のこと。
伝統ある高千穂神楽を正しく後世に伝えるための後継者育成と研修、さらに一般公開の観覧のために総工費790万円をかけて木造神明造り約200平方メートルの神楽保存館が完成。この建設には、町負担以外にも旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられた。また、昭和47年10月より神楽保存館で毎晩1時間、宿泊客に「夜の観光」を楽しんでもらう為、夜神楽の年中公演「高千穂神楽」が始められた。当時の料金は一人100円。

平成三年発行、高千穂町観光協会発刊・高千穂町観光史より 一部引用  


 

秩父杉

(町の天然記念物・みやざきの巨樹百選)

境内には、800年程前、鎌倉将軍源頼朝の命で秩父の畠山重忠が代参し植えたとされる「秩父杉」がある。畠山重忠は高千穂神社への参拝だけを目的に高千穂を訪れたという。

 樹齢800年、幹周715cm、樹高55m
高千穂神社秩父杉 平成24年撮影差し替え秩父杉 高千穂神社 12夜の秩父杉(ちちぶすぎ)


 

高千穂神社 夫婦杉


この二本の杉は夫婦杉と申しまして根元が一つになって如何なる事があっても別れられない形を現しております。
この廻りを手をつないで3回廻ると夫婦、友人、睦まじく家内安全で子孫は繁昌の三つの願いが叶ふと伝わっております。
夫婦、友人、婚約者の方が手をつないで廻っている姿が絶えません。

日向なる逢初川の畔にこそ幾世むすびの神ぞまします。(高千穂神楽歌) 

-文:現地パネルより引用-
高千穂神社 夫婦杉 02高千穂神社 夫婦杉 03
高千穂神社 夫婦杉 01

夫婦杉を囲んだ棚には多くのおみくじが結ばれておりました。
 
高千穂神社夫婦杉 平成24年撮影追加
 
高千穂神社周辺 概略地図

← 駐車場等周辺概略地図


神社本殿へは駐車場から神楽殿前を通っても、行けますが、駐車場より一旦、前の道路、神殿(こうどの)通りへ出て、鳥居を経て参道階段を登ってください。(地図はページ作成時点のものです。現地案内に従ってください。)
高千穂神社と神楽殿の間の道(九州自然道)を奥へ100m程歩くと種田山頭火の歌碑(分け入っても分け入っても青い山)があります。

国道218バイパスから高千穂神社への道(町道・高千穂神社通線)を歩くと、道の駅高千穂までは、10分もかかりません。

 
夜の神社とイチョウの木

-高千穂神社の文化財等 


国指定
鉄造狛犬1対 - 伝源頼朝奉納の鋳鉄製の狛犬。像高およそ55cmで、一般に鉄像は銅像に比べて複雑な形の鋳造や細部の仕上げが困難であるとされるが、当品は同時代(鎌倉時代)の木彫のものと比較しても遜色がなく、その鋳造技術は鉄造遺品中出色のものとされ、昭和46年6月22日重要文化財に指定。
本殿 - 平成16年(2004年)7月6日指定重要文化財。

県指定
神像4躯 - (男神2.女神2)有形文化財(美術工芸品)。昭和34年(1959年)7月10日指定。元々は荒立神社の神像でしたが、明治末年に同町の村社を合祀した際、一緒に移されたもの。(荒立神社は現在、元の地にも復祀されています。)

町指定
神面9面 - 有形文化財(美術工芸品)。昭和44年(1969年)3月19日指定。
高千穂神社文書 - 同上。「十社旭大明神記」も含まれている。
秩父杉 - 天然記念物。昭和44年3月19日指定。樹高55m、最大幹周9mの大杉で畠山重忠の手植えと伝えられている。(Wikipadia参照)

-高千穂神社から天岩戸神社(天安河原)へのルート案内(車)

 高千穂神社と天岩戸神社、両方参拝される方も多くいらっしゃると思いますので天岩戸神社へのルート案内を書いておきます。
 1 県道203号線 を 県道50号線 に向かって北東に進む(120m)
 2 県道50号線 を直進する(2.1km)
 3 馬門(交差点)で県道7号線へ進む (5.6km) 進 合計:7.8km  約18分 → GoogleMAP

地図上で高千穂神社と天岩戸神社を線で結ぶと・・・ 高千穂関連記事へリンク


-高千穂町の主な祭りなど。

日程は、例年同様かと思います。(土日祝にあわせるケースが多いかと。)
最新情報は、高千穂町Webサイトの年間行事予定表等を参考にしてください。

1-2月 鬼の目はしらかし 主に本組公民館
旧暦12月3日 猪掛祭 高千穂神社
2月11日 神話の高千穂建国まつり
4月 天岩戸の湯(旧・天岩戸温泉)桜祭り
4月16日 高千穂神社春季大祭 
4月中旬 神話の里高千穂マラソン大会
5月2日・3日  天岩戸神社春季大祭
5月3日 祖母山山開き
6月中旬 山附渓谷ほたるまつり
7月夏休み期間頃 高千穂峡真名井の滝ライトアップ
9月22日・23日 岩戸神社秋季大祭
10月第一週 土日 正調刈干切唄全国大会予選/本選
10月体育の日 くしふる神社大祭
11月3日 天岩戸夜神楽三十三番大公開祭(天岩戸神社)/ 宮崎ウエストン祭
11月22日・23日 神話の高千穂夜神楽まつり(高千穂神社)
11月 上岩戸紅葉まつり
11月中旬-翌年2月 高千穂の夜神楽
 令和5年度(2023年11月-2024年2月)→ 令和5年度 高千穂の夜神楽日程

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