高千穂神楽 戸取(ととり)の舞
戸取明神 (手力雄命) 天岩戸を開き、天照大神に再び出て頂く。これで又世の中に光が戻る事となる。
赤面に裁着袴、たすきを腰にはさみ杖を持った力強い手力雄の舞い。
「ああら来たり大神殿、なんとて出でさせ給わぬものならば、われ八百万神の神の力を出し一方の戸を取りて投げ捨つれば、伊勢の国は山田ヶ原に着きにけり。また一方の戸を投げ捨つれば、日向国橘の小戸の阿波木原にぞ着きにけり。その時日月さやかに拝まれ給うものなりやぁー」
と・・唱教しながら赤面の汗をはらい黒髪をふり乱し、渾身の力をこめて戸をはらう
手力雄の舞は「
鈿女(うずめ)」の女性らしい優雅な舞とは対照的な荒々しい力に満ちた男性的な神楽です。
同じ手力雄の舞でも「
手力雄」で用いる神面は白面であるのに対して「
戸取」で用いる神面は赤面。
これは戸取りという神楽の性格上、渾身の力をこめられるため面(おもて)が紅潮した状態を表しているそうです。
上記解説は、下段記載「神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界(後藤俊彦・武田憲一著) 鉱脈社」を参考にした。
高千穂神楽の一般的な番付では24番目に舞われる舞です。
TOTORI DANCE
When Amaterasu peeked out from the
cave,Tajikarao
removed the stone door of the cave.This
dance depicts Tajikarao gathering his
strength
and removing the stone door.
2010年01月 上の縦写真含め写真6枚追加




2010年1月撮影分はここまで








以下は解像度低し



この他に こちらの写真補足ページにも写真を掲載しております。 →
高千穂の夜神楽 戸取の舞
Youtubeサイトに動画がありましたのでリンクページを作成しました。 →
高千穂観光神楽の動画(ダイジェスト)
高千穂神楽(たかちほ神楽)
-TAKACHIHO KAGURA-
2006.01Up 2010.01写真6枚追加
掲載画像、文言において、間違い、不都合等ございましたらご指摘ください。
高千穂神楽は毎夜20時より高千穂神社神楽殿で4番のダイジェスト(約1時間)が舞われます。
「高千穂の夜神楽」を見学する前に、読んでおきたいお奨め本の紹介
高千穂の夜神楽の解説本ならまずはこれでしょう!!と私もオススメ・決定版と言えるべき本です。
高千穂神社の後藤俊彦宮司も著者の一人です。
神楽三十三番—高千穂夜神楽の世界
著者:後藤俊彦,武田憲一,沼口啓美
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内容紹介:夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。 単行本: 273ページ
出版社: 鉱脈社 (2008/8/29)
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その他の高千穂の写真も是非ご覧下さい(一部です)
-Miyazaki sightseeing photograph collection-
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