高千穂峡ボート大幅値上げ3名乗船だと6000円に|2021年秋より2年半休止?

▶ in ニュース・地域の情報他 posted 2020.01.19 Sunday / 10:30



今回は、高千穂峡のボートに関する話題「3月より高千穂峡のボート料金の大幅値上げ」「高千穂峡のボートは2021年秋より2年半の間乗れなくなる可能性」この2つを掲載します。

高千穂峡ボート3人乗船の場合 現行2000円→6000円に値上げ


 高千穂町観光協会は1月14日、同協会が運営する高千穂峡貸しボートの料金を3月1日より、現行の30分2000円から、最大6000円に値上げすると発表しました。

新緑の高千穂峡 真名井の滝とボート
新緑の高千穂峡 真名井の滝とボート
(自然景観的には、ボートが少ない方が嬉しいが・・)


値上げ前 値上げ後のボート料金(30分間の料金)

一艇乗船人数現在の料金3月改定後の料金
一人2000円4000円
二人2000円5000円
三人2000円6000円
未就学児含む場合4人まで2000円未就学児は500円


二人で30分5000円 学生さんなどには辛い出費かも?

高千穂町観光協会は、値上げに踏み切っても貸しボートの利用者数に影響はないとみていて、ボートによる収入はこれまでの倍以上に増えると予想しているようです。

どうでしょうね? 
リピーターなどは、高いから乗らないという人もいると思います。

ボートは圧倒的に2人乗船が多いと思いますが、2人乗船の場合 2,000円→5,000円となり2.5倍もの値上げとなります。
この価格設定、学生さんとか辛いのではないでしょうか? 学割とかあっても良さそうな気もします。

年間を通して一律料金ではなく、閑散期の平日などは割引料金にした方が稼働率が上がり収益も上がるので良いのではないでしょうか?

GWを目途にボートは完全予約制に、また宿泊者の優先枠を確保

高千穂峡のボートは、ゴールデンウィークをめどにインターネットによる完全予約制に移行するほか、宿泊者の優先枠を確保して待ち時間の解消につなげたい考えとのことです。

高千穂峡のボートは高千穂観光協会の大きな収入源

高千穂峡ボートの2018年度の利用料収入は 約1億3718万円(高千穂観光協会の収益の46%)、高千穂神楽の拝観料 約3348万円を併せると約56%を占めるようです。
2010年に発生したボートへの落石事故での一時事業休止や、16年に起きた熊本地震の影響による利用者激減で債務超過に陥った時期もあったようで、今回の利用料金値上げで経営の安定強化を図り、安全対策も強化するとのことです。

観光客向けの「高千穂神楽」は700円→1000円に

毎夜、高千穂神社神楽殿で観光客向けに4番公開されている「高千穂神楽」の拝観料は、現在の700円より1000円となるようです。
増収分は、次世代への伝統継承に向けた活動費に充てる予定とのことです。
高千穂神楽
観光客向けに毎晩公開されている「高千穂神楽」


高千穂神楽の1000円への値上げは、十分その価値はあると思いますし、理解できます。しかし・・高千穂峡のボートの大胆とも思える価格設定には、正直言って驚きました。

高千穂峡のボート・高千穂神楽料金値上げのお知らせ

(画像は高千穂観光協会サイトより)
高千穂峡ボート・高千穂神楽 料金値上げのお知らせ
 


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高千穂峡のボート2年半営業休止?


高千穂峡


高千穂峡と言えば、「渓谷に浮かぶボートと滝」というイメージですが、その高千穂峡のボートが、2021年秋より2年半乗れなくなる可能性が昨年暮れのニュースで報じられておりました。

 これは、旭化成が高千穂町で運営する向山の旭化成水ケ崎発電所の大規模改修工事によるもので、高千穂峡の上流にある取水設備の交換や水門、発電機などの取り換えを予定、工期中は取水を停止するため、高千穂峡の水位が60cm以上上昇、また、流量も現在の最大24倍の時速約1Kmとなり、現在の手こぎの貸しボートでは安全な利用が難しくなるようです。

操業から約70年が経過している、水ヶ崎発電所は、高千穂峡上流にある「窓の瀬取水口」より、導水路(6.7Km)を経て、高千穂峡下流の「水ヶ崎発電所」(日之影町との境、天翔大橋付近にある)へ送られています。バイパスしているこの水の流れが改修工事期間に止まるので、その分が高千穂峡に流れ込み、水量流量が上がるというものです。

改修工事に至る経緯

2016年の熊本地震の際、別会社の同形式の発電所が被災、周辺地域に被害が及ぶ事例があり、熊本地震クラスに耐えうるよう、被害を最小限に抑えるために、強靭化を図るための改修工事を行う予定とのことです。

熊本地震で貯水槽などが壊れて大量の水が流出し 流出した水とともに大量の土砂がふもと地区に流れ込み、9世帯の住宅が被災、住人2人が死亡した九州電力黒川第一発電所(熊本県南阿蘇村立野)の事かも知れません。
朝日新聞記事 震災で損壊、黒川第一発電所 評価委「復旧可能」2019年10月24日

「水ヶ崎発電所」外観(Googleストリートヴュー)

高千穂観光協会は半分近くの収入源を絶たれることに・・

高千穂峡の貸しボートは、高千穂町観光協会で運営しておりますが、2018年度の利用料収入は1億3718万円(高千穂観光協会の収益の46%)。高千穂環境協会は大きな収入源を2年半もの間、絶たれることになります。

それに加え、高千穂峡の目玉とも言える、ボートが乗れないとなると、高千穂峡はおろか高千穂町を訪れる人も減る可能性も出て来ます。高千穂町にとって、大きな痛手。

朝日新聞記事では・・
 甲斐宗之町長は記者会見で、工事の時期や方法などについて「正式に決まったことは何もない」としたうえで、「観光に与える影響が少しでも小さくなるよう旭化成と協議を重ねていきたい」と述べた。

 旭化成延岡支社の佐藤彰洋・延岡総務部長は「地元の合意がないまま進めることはありえない。意見は受け止め、誠実に対応したい」とし、貸しボートを運休させない方法を模索していく考えを示した。

とのこと。

6団体でつくる協議会が旭化成延岡支社と対策について話し合う予定

昨年暮れのニュースでは、町と町観光協会など6団体でつくる協議会が旭化成延岡支社と対策について話し合う予定とのことですが、防災工事でもあり、全面回避は厳しいかも知れません。
おとしどころというか・・両社、妥協点を見いだせると良いのですが・・。

その後、進展があったかはわかりませんが、この件(不安材料)も、先に書いた、今回の高千穂峡ボートの大幅値上げの要因の一つとなっているのではないでしょうか? 

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