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宮崎県の神楽(かぐら) By MORIMORI(K.Morita)
国指定:米良神楽(銀鏡神楽)/ 西都市
昭和52年(1977年)、銀鏡神楽は、「高千穂の夜神楽」等より先に、宮崎県内の神楽で初めて国の重要無形民俗文化財(登録名は「米良神楽」)に指定、その後、令和五年に尾八重神楽、中之又神楽、西米良神楽(越之尾神楽・村所神楽・小川神楽)の3神楽を加え「
米良の神楽」の登録名称となっております。
詳細は
➡ 銀鏡神楽
国指定「高千穂の夜神楽」(浅ヶ部神楽)/ 高千穂町
「高千穂の夜神楽」が国指定無形民俗文化財に指定される前段階として、「高千穂神楽」が「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(選択無形民俗文化財)」に登録されましたが、この際、文化庁への指定申請の基調をなしたのがこの「浅ヶ部神楽」です。
詳細は
➡ 浅ヶ部神楽
国指定「椎葉神楽」(嶽之枝尾神楽)/ 椎葉村
嶽之枝尾神楽は、椎葉村に伝承される「椎葉神楽」の中の一つです。「宿借」「注繩引鬼神」「星指」など、全国的に類を見ない演目が多く、貴重な伝承と云われる。神社拝殿、神前の畳の間を「御神屋」とし、さらに外庭にしつらえられた「外神屋」二か所で奉納されるのも嶽之枝尾神楽の特徴の一つとなっている。
詳細は
➡ 嶽之枝尾神楽
国選択・県指定「諸塚神楽」
戸下神楽 / 諸塚村
脈々と受け継がれてきた神楽が、素晴らしき景観の中で繰り広げられる・・
ここはまさしく、「天空の御神屋」(勝手に名付けました)。
詳細は
➡ 戸下神楽
南川神楽 / 諸塚村
県指定「船引神楽」宮崎市
宮崎の山間部の夜神楽が終わると、春には、平野部の神楽 作神楽(作祈祷神楽)が始まる。
めご舞では・・
神主:お訊ね申す。その右手に持たれる物をお披露目くだされ。
めご:この儀か、おの儀は一切諸神諸民の諸々の夢をさます目鈴と申す。なんと神主得心いたされたか。
神主:しからばその左手に持たれる物をお披露目くだされ。
めご:この儀か、この儀は貝が四寸に柄が尺これで尺四(杓子)と申す。なんと神主得心いたされたか。
神主:それではその股間の物をお披露目くだされ。
めご:この儀(鈴)も相済み、この儀(杓子)も相済み、なんと神主この儀ばかりはおゆるしくだされ。
神主:いやいや何もかも訊ぬるからには、一切残らずお披露目お願い申す。
めご:この儀は、イザナギ・イザナミノミコトより朕御宝 (ちんみたから)を授け賜って子孫繁昌の天の逆鉾と申す。なんと神主得心いたされたか。
・・といった会話が交わされる。
船引神楽詳細は
➡ 船引神楽
【神楽見学・近況・情報・ページ更新など】
※記載された予定等は変更になる場合もあります。お出かけの際は、公式サイト等で再確認をお願いします。
※この項目では、神楽開催情報、神楽公演・神楽関連TV番組放送などの情報を適時書いておりますが、開催後・放送後は適時削除します。
宮崎の神楽日程 神楽関連情報 更新情報など
宮崎県総合博物館 民家園で「山の面 海の面 - 祈る化身のカタチ」
2024年10月24日(木)-28日(月) 9:30-16:00の期間、宮崎県総合博物館 民家園「椎葉の民家」において 特別展示・ワークショップ「山の面 海の面 - 祈る化身のカタチ」が開催されるようです。
特別展示では、神楽面の魅力をご紹介する展示を行います!椎葉村の伝統工芸士・古川 三鶴亀さんの作品を中心に、椎葉村の神楽面や九州民俗仮面美術館のコレクションをご覧いただけます。
椎葉神楽(栂尾神楽)と高千穂神楽(野方野神楽)の特別公演(要予約)も予定されています。
➡ 「山の面 海の面 - 祈る化身のカタチ」椎葉神楽(栂尾神楽)高千穂神楽(野方野神楽)公演も
みやざきKAGURAフェスティバル 2024
日時:令和6年10月12日(土) 14:00-17:30(13:00開場)
会場:宮崎市民プラザ オルブライトホール
観覧無料 ※要申込 定員(400人)になり次第受付を終了
(
9/24 県によると、定員に達したため、受付は終了したようです。)
- オープニング公演:高千穂高等学校神楽保存会
- 基調公演:小川直之氏
- 神楽公演:
国指定 祓川神楽(高原の神舞(かんめ))(高原町)
国指定 球磨神楽(人吉市)
➡ 詳細案内・申し込み(9/24終了)
11月26日(火)国立能楽堂で、木城町の中之又神楽(国指定「米良の神楽」)の公演が予定されています。
「みやざきの神楽 国立能楽堂公演 中之又神楽(木城町)―生を静に舞う― 」
日時:令和6年11月26日(火) 開場12:30 開演13:30-17:30(予定)
場所:国立能楽堂(東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1)
基調講演:講師 新谷 尚紀 氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)30分程度
神楽公演:中之又神楽保存会(宮崎県木城町)3時間程度
演目解説:小川直之氏(國學院大學名誉教授)
観覧無料:要事前申込(全席自由)
応募期間:2024年9月2日(月) - 11月5日(火) ※応募多数の場合は抽選
➡ 詳細案内・申し込み
令和六年度(2024年) 神楽奉納情報(まつり含む)随時更新中
- 9月22日(日)9:00-19:00オータムフェスタ(城山かぐらまつり)(野口遵記念館北側駐車場)
- 天岩戸神社秋季大祭
9月22日(日)
9:30- 天岩戸神楽奉納(東本宮にて)
11:00- 例祭式典(東本宮にて)
午後- 天岩戸神楽奉納
9月23日(月・祝)
午前- 天岩戸神楽奉納 14:00- 御神幸祭
- 【高千穂】「天岩戸夜神楽三十三番大公開祭り」11月3日(日)10:00-22:00(天岩戸神社)
- 【日之影】「日之影町神楽まつり」11月9日(土)例年9:00(舞い込み)-17:30 場所:日之影町神楽殿(道の駅青雲橋の奥側)
- 【米良】(おそらく)11月2日(土) 西都古墳まつりで例年通り、西都地域の神楽の披露 西都原
- 【米良】(おそらく)11月9日(土) 「米良の神楽」国指定神楽祭 西都市民会館にて
- 【米良の神楽】尾八重神社 例大祭
11月23日(土) 15時 祭典式 19時 夜神楽奉納
11月24日(日) 10時 舞上(終わり)
- 【高千穂】「神話の高千穂夜神楽まつり」今年の発表はまだですが、例年・高千穂神社で開催、夜神楽三十三番を2日間かけて奉納。
昨年の例、前夜祭 11月22日(18:00~23:00頃)本祭 11月23日(10:00~23:00頃)
場所:高千穂神社 神楽殿
- 令和6年度「高千穂の夜神楽」「椎葉神楽」の奉納日程は、例年10月後半頃に発表されると思います。
➡ 平成6年 船引神社春神楽(8ページ構成構成WebPage 写真約190枚) 2024/3/29公開
➡ 令和6年 跡江春神楽+小松里神楽「三笠」(5ページ構成構成WebPage 写真約80枚) 2024/3/7公開
➡ 令和6年 潮嶽神楽(3ページ構成構成WebPage 写真約40枚) 2024/2/14公開
➡ 船引神社 歳旦祭 船引神楽(夜神楽)(5ページ構成WebPage 写真約120枚)
➡ 令和6年1月、2月 神楽奉納情報まとめ(当ブログ記事)
諸塚神楽情報
諸塚村の諸塚神楽について、
南川神楽の開催は決定したようで「諸塚ナビサイト」で1/5正式発表されました。
南川神楽:2024年2月3日(土) - 4日(日)
今回は、小払集会所での奉納とのこと。
「戸下神楽」は、夜神楽ではなく、日神楽のようです。
新田神社(新富町) 春の大祭で県文化財「新田神楽」奉納
令和6年2月17日(土)
午前5時頃 - 約12時間かけて全33番を奉納。
人気の番付「蛇切り」は、午後4時過ぎとなる見込みとのこと。
新田神社の春の大祭は、例年曜日関係なく2/17に開催しておりますが今年は土曜日。大人気の「蛇切り」の頃には大くの見学者が訪れる事でしょう。
例年、蛇切りの時間帯頃にはカメラを抱えたカメラマンを中心に観客が膨れ上がります。早めに行って蛇切り意外の番付も是非ご覧になってください。
宮崎県は「神楽」のユネスコ登録申請を目指しておりましたが・・・
12月18日、文化庁より発表された、2026年の登録申請には選定されませんでした。残念です。
➡ ブログに関連記事を書きました。
令和5年(2023年)12月9日-10日 中之又鎮守神社例大祭において、中之又神楽が奉納されました。
今年撮影した写真、75枚を公開しました。
令和5年(2023年)11月23日 野島神社 例大祭において、
野島神楽が奉納されました。
令和5年(2023年)撮影した写真、約120枚を公開しました。
令和5年度 高千穂の夜神楽日程公表は10地区
➡ 令和5年度 高千穂の夜神楽 日程公表10地区、非公表5地区、3集落は日神楽等へ(当サイト内 高千穂関連ブログ記事)
令和5年度 椎葉神楽情報
令和5年度 椎葉神楽の日程(10月26日現在)(椎葉観光協会サイト)
12/23(土)-24日(日)予定の「夜狩内神楽」は中止になったようです。
令和5年(2023年) 西米良神楽 夜神楽のお知らせ
時間:午後7時から翌朝7時
詳細(西米良info)
※越野尾神楽(児原稲荷神社)は22時半頃までの半夜神楽です。
日之影神楽 大人神楽(岩井川神楽)
令和6年(2124年)1月13日
13:00 - 16:00(岩井川神社)
19:00 - 翌12:00(歌舞伎の館)
栂尾神楽(椎葉神楽)のWebPageを作成しました。
撮影 令和元年 全170枚 8ページ構成
➡
栂尾神楽(椎葉神楽)
情報 国指定「米良の神楽」へ 国の文化審議会は、令和5年1月20日 米良神楽(銀鏡神楽)の指定内容を変更し、尾八重神楽、中之又神楽、西米良神楽(越之尾神楽・村所神楽・小川神楽)の3神楽を追加する形で「
米良の神楽」の総称とするよう文部科学相に答申(3月22日 国指定重要無形民俗文化財「米良の神楽」となりました。)
銀鏡神楽以外の神楽(米良山の神楽)は、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財から重要無形民俗文化財へ格上げされる事になります。
宮崎の神楽関連本発売のお知らせ
10月「神楽のこころを舞いつぐ 宮崎神楽への誘い」前田博仁著 が発売になりました。高千穂、椎葉、延岡・入郷、米良山・高鍋、宮崎平野、日南・諸県 6つの圏域に分け、それぞれの魅力を紹介。 405ページに及ぶ本です。参考に索引を掲載しましたので、興味のある方は以下ページもご確認ください。
➡
「神楽のこころを舞いつぐ 宮崎神楽への誘い」前田博仁著索引等
【 追記 】
第33回宮日出版文化賞 受賞作品
令和四年(2022年)12月10日-11日は、中之又神楽(木城町)を見学。
今回の写真は、稲荷舞より稲荷様 当日撮影した写真は年明けに別途紹介予定。
都農神社 冬例祭 12月4日・5日 子供神楽奉納 21年ぶりに「山」も
➡ 都農神楽 都農神社冬例大祭(令和4年冬祭り前夜祭にて) (当日の写真を少しだけ掲載)
令和四年(2022年)11月26日-27日は、尾八重神楽(西都市)を見学。
夜が明け、岩戸開きの場面では、手力の持つ、月と太陽、そして背景のイチョウの黄色が印象的でした。
当日撮影した写真は年明けに別途紹介予定。
令和元年に撮影したものですが・・・ようやくWebPageを作成(^^;)8/4公開
➡ 比木神楽(高鍋神楽)(全8ページ構成)
4月3日(日)、日南市の桜の名所「花立公園」で花立花見神楽(郷原神社 郷之原神楽)が奉納、見学しました。
➡ 写真・動画をブログに掲載
12月11日 中之又神楽(米良の神楽)を見学しました。
➡ 令和3年度 中之又神楽 写真のページ(4ページ構成)
野島神楽ページをリニューアル(11/14)
2021年3月6日、宮崎県総合博物館 椎葉の民家で椎葉「大河内神樂」公演
➡ WebPage /
ブログ記事
特別展『みやざきの神楽-神々への感謝と祈り-』開会式・会場の様子など紹介。
9月中旬に、新富町の「
新田神楽」が、県の無形民俗文化財に新たに指定されました。
➡ ブログ記事
桂大神楽(WebPage 18ページ 写真計約250枚+スナップ写真ページ掲載)
諸塚村七ツ山の
桂正八幡宮に伝わる「桂大神楽」が諸塚神社で5年ぶりに奉納され、2月15日朝-16日朝まで、見学しました。
「杉のぼり」の動画をYoutubeにアップ。甲斐秀樹宮司(保存会会長)により、神楽の保存継承に関する経緯説明なども後半にありますので、是非ご覧ください。
➡ 〔4K〕桂大神楽 杉のぼり(平成から令和の時代に 令和二年 奉祝大神楽奉納より)諸塚神楽
WebPage(全18ページ)を公開
➡ 桂大神楽
令和二年 建国記念の日は、日南市北郷町鎮座、潮嶽神社の春大祭へ出かけました。
facebookに写真をいくつか掲載。
九州の神楽シンポジウム2020 2日目の神楽(遠山の霜月祭・中之又神楽・桂神楽)を少し撮りましたので
WebPage作成公開(5ページ構成)
令和二年(2020年)1月11日-12日は、3年連続 古戸野夜神楽祭(五ヶ瀬町)を見学。
八ツバチ(4Kサイズに拡大)
火の前
➡ ブログに少し写真などを掲載
- 「宮崎の神楽と特殊神事」/ 企画・発行/宮崎県神社庁 (著), 「宮崎の神楽と特殊神事」編纂委員会 (編集) / 鉱脈社
10/22発刊 3,300円(税込) ISBN-13: 978-4860617431
宮崎の神楽と特殊神事 / 宮崎県神社庁
令和元年10月22日、発行された本です。宮崎県内152の神楽と、63の特殊神事が掲載されております。
各神楽について、神楽の説明、神社名、鎮座地、宮司名、神楽名、奉納日、保存会名、神楽面の保存状況、神楽番付が記載されております。
国指定、県指定神楽、自治体の指定神楽などについては、数ページにわたり掲載、その他の神楽は概ね1/2ページの枠で紹介されています。
初版発行は1,000部のようです、一般販売分はそのうちの一部かも知れないので、興味のある方は今のうちに入手しておいた方が良いと思います。
当方は、宮崎市内の書店(清武クロスモールの金海堂)で入手しました。A4サイズのしっかりした紙質なので、ズッシリ重いです。他の書籍、インターネットなどでは到底情報入手出来ないであろう、あまり知られていない神楽の紹介、番付など、神楽に興味ある方にとっては、大変貴重な保存版資料となる事と思います。
どういった神楽、特殊神事が掲載されているのか知りたい方もいらっしゃると思いますので、目次ページを作成しました。
➡ 目次ページを作成
amazon
楽天ブック
- 12月21日-22日は、十根川神楽(椎葉神楽)を見学しました。
十根川神楽は、12月第三土曜、午後7時頃より十根川神社境内にある神楽殿で奉納されます。
稲荷
万才
万才 動画(4K)
- 【動画】十根川神楽(椎葉神楽) 万才 Youtubeにリンク -
手力
写真では見えませんが、手力雄の面は、福耳で、どことなく大黒様に似ておりました。思えば、十根川神社の祭神は、大己貴乃命(オオアナムチノミコト)なるほどと、納得した次第。
前半、東京よりNHKBS放送の取材クルー来ておりましたので、いずれ何かの番組で放送されるのかも知れません。
朝方はみぞれ混じりの雨でしたが、神楽殿の中はストーブが焚かれ、暖かく見学出来ました。
関連情報:この日、椎葉村内で奉納予定でした夜狩内神楽(椎葉神楽)は、諸事情で中止となったようです。今年度の椎葉神楽は今週で終わりました。私の夜神楽見学も今年はこれで終わりです。
-
12月14日-15日は、木城町中之又座「鎮守神社」で、中之又神楽(夜神楽)を見学しました。
今回撮った写真を以下に3枚掲載、全番付撮っておりますので、以前作成した
「中之又神楽」ページに追加したいと思います。
(この時期、各地の夜神楽が重なるので、苦渋の選択となります。)
中之又神楽は鎮守神社の大祭に奉納されており、村所神楽・越野尾神楽・小川神楽(西米良村)、尾八重神楽(西都市)と共に「米良山の神楽(めらやまのかぐら)」として、国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」(選択無形文化財)となっています。
12月第2土曜日に、鎮守神社社殿横に設えられた御神屋で、夜を徹して33番が奉納されます。
舞い手などの高齢化により、平成28年より開始時間を早め、午後1時から夜中までの神楽となっておりましたが、その後、山村留学中に神楽を学んだ卒業生や、当時の先生などが練習を重ね、今では多くの舞い、楽などを担うまでになり、昨年(平成30年)より再び夜神楽33番が復活しました。
今回撮った写真を以下に3枚掲載、全番付撮っておりますので、以前作成した
「中之又神楽」ページに追加したいと思います。
神輿入れ
社殿での神事の後、社殿横に設けられた祭場"舞殿"に神輿が運ばれます。
夜神楽が始まった。
今年は、観客も多く感じられる。「浦安の舞」の後、餅まきが行われ、夜神楽は一番舞「奉賛舞」より始まりました。
写真は、2番目に舞う「花の舞(地割)」、今年は昨年「奉賛舞」を舞った﨑田さん親子が舞いました。
竹灯籠などのおもてなし
夜が暮れると境内前の小川では、中之又出身者でつくる「八重の桜隊」の隊員らが準備した竹灯篭が一斉に灯されます。今年はその数「900」昨年に増して一段と綺麗です!、多くの方が橋の上や袂で撮影されておりました。
中之又鎮守神社の大祭は、神楽もさることながら、関係者はもちろんの事、中之又の方々、出身者、そこへ集う一般の方々の想いに支えられているということを感じる一シーンです。出店も複数あり、中でも「肉うどん」「肉そば」を食べるのが楽しみの一つだったりします。
-
12月7日-8日 木城町鎮座比木神社で、比木神楽(高鍋神楽の一つ)を見学しました。
高鍋神楽は、都農神楽、比木神楽、三納代(みなしろ)神楽の総称で、起源はいつからであるか定かでないようですが、奈良時代に神楽として舞われたことが世阿弥伝書などに記されているようです。
、
江戸時代の秋月藩の記録「高鍋藩本藩実録」によると、寛永20年(1643年)に、比木社(比木神社)に夜通し神楽を奉納させたことが記録されているとのこと。宮崎県指定無形民俗文化財にも指定されております。
比木神社で神楽が奉納されるこのお祭りは「神事(かみごと・かみごつ)」と言います。
神師舞
比木の神師舞は6人、若い舞い手の躍動的な舞いでした。
神事(かみごと)の為に、神社の境内に二日がかりで建てられた「山」(
神籬)、そして垂木を敷いて設けられた床、周囲に設けられた6つの囲炉裏など、御小屋の作りも舞いと共に見ごたえ十分でした。
寿の舞
烏帽子をかぶり翁面をつけ、御小屋に背おわれて現われ、腰を深く折ってゆっくりと、今にも止まりそうな感じで舞う。途中、何故か元気になり(老いても盛ん?)御小屋の外に出て、女性を連れ入りといったシーンも。眠たい時間帯の「かまけ」は目覚ましの意味もあるのでしょう。
繰卸し舞
ひもろぎをたおす鎮守の舞。一晩舞い続けられた神楽も終わり近くとなる。
今回、比木神楽の他に、三納代(みなしろ)八幡神社神楽も5番程奉納されました。
宮崎はこの冬一番の冷え込み、割と平野部にある木城町でも朝方の気温は氷点下、周囲に6ヶ所に設けられた特設の囲炉裏の炭火で暖をとれ、大変助かりました。見学を終え、車に戻るとフロントガラスに霜が降り凍っておりました。
➡ ブログに少し写真を掲載
《高鍋神楽 関連情報》
比木神社の「神事」とは別に、毎年旧暦12月2日に、児湯の六社(新富町三納代八幡神社、高鍋町愛宕神社、木城町比木神社、川南町白鬚神社、高鍋町八坂神社、平田神社)が順番に受持ち六年毎に当番となる「
六社連合大神事」が奉納されおりますが、今年度の白髭神社は、事情によりお休みとなるようです。
- 12月7日-8日、14日-15日は宮崎の神楽がピークの週です。
この期間に、(当方が調べた限り)県内34か所で神楽が奉納される予定です。
国指定 米良神楽(銀鏡神楽)は、曜日関係なく、12月14日固定なのですが、今年は土曜と重なり多くの方が訪れることでしょう。
国指定 高原の神舞(かんめ)もこの週(狭野神楽7日・祓川神楽14日)です。
以下の写真3枚は、一昨年の狭野神楽で撮ったものです。
狭野神楽は12月7日、19:00頃、狭野神社での神事の後、二の鳥居に設えられた舞庭まで「破魔下り」を行います。
舞庭での神事の後、地元の小中学生含む保存会の約40名が、20:00より翌朝7:00頃まで33番を奉納。19時-21時には手作りそばもふるまわれるそうです。
- 11月22日-23日 栂尾神楽(椎葉神楽)を見学しました。
栂尾神楽は約400年の歴史があり、椎葉神楽の中でも最も古いとされているとのこと。
(余談・・先日見学した巨田神楽(宮崎市)も約400年の歴史・・この頃、里神楽は宮崎県全域に広がったのかも知れませんね・・。ちなみに、高千穂の神楽は800年前の文書にも記述がみられるが、里神楽が行われるようになったのは、江戸時代後期からのようです。)
夜神楽が始まる前、標高700mを超える栂尾神社の境内からは、神々しい景色を見る事が出来ました。
まさに今日、神々の出現を祝福するかのような、自然の成せる業です。
栂尾神社の夜神楽は、本殿より石段を50m程下ったところにある拝殿で奉納されます。拝殿での「1番 しめおこし」「2番 板起こし」の後、栂尾神楽本殿に、神を迎えに向かいます。
神迎えの前には、参拝者含め、ツタカズラを山型、谷型にして輪を作り、くぐったり、またいで越したりして、汚れをはらい清める神事「3番 つがもり」が行われます。
「4番 神迎え」では、本殿にて献饌、神事を行い、宮神楽を舞います。
栂尾神楽見学ブログ作成(WebPageは後に作成予定)
最近見学した宮崎県内の神楽などの写真(静止画・動画共に拡大サイズをリンク)
(この項目は期間限定公開・入れ替えあり)
日南市 乱杭野 霧島神社 直舞
令和元年5月5日「乱杭野 霧島神社 例大祭」で撮影。
飫肥の街から急坂を登った標高550mにある乱杭野 霧島神社は「子供の神様として崇敬されており」毎年5月5日の例祭に神楽も奉納されています。神楽は「田ノ上八幡神社」弥五郎保存会によるもの。この日は11番程奉納されました。(拡大画像は4Kサイズ)
日南市北郷町 郷原神社(山宮神楽)御酒上げ
平成31年3月31日(日)「花立花見神楽」で撮影。
今年で9回目となりますが、桜の咲く時期に、一目1万本の「花立公園」(日南市北郷町)で「花立花見神楽」が披露されております。神楽を舞うのは北郷町鎮座「郷原神社」の神楽(山宮神楽)、山宮神楽は350年の歴史があり、海・山・里の神楽が交ざっているのが特徴。舞・楽共に、郷原神社 松田宮司の指導の元、練習を重ねてきた、中・高生を主体とした神楽です。(拡大画像は4Kサイズ)
延岡市 三川内神楽(下塚)祝詞
平成31年3月24日(日)三川内神楽まつりで撮影。
桜咲く中、延岡市三川内地区で、第六回 三川内神楽まつりが開催され、18番が披露されました。「祝詞」はアメノウズメの舞です。(拡大画像は4Kサイズ)
宮崎市 村角高屋神社神楽(宮崎市指定)
平成31年3月17日(日)宮崎市、高屋神社で撮影。
高屋神社神楽(昼神楽)を見学しきました。神社や神楽の解説もあり、楽しんできました。特に印象に残ったのは、小学生2名+中学生1名による三人剣、一糸乱れず素晴らしい舞でした。(拡大画像は4Kサイズ)
宮崎市 生目神楽(宮崎市指定)
平成31年3月16日、宮崎市、生目神社で撮影。
生目神社神楽(宮崎市指定)は、午後2時ころに始まり、午後11時頃まで奉納される「半夜神楽」です。写真は見所の一つ、連舞(放社-里人-稲荷山-陰陽-神武)の最後を告げる「神武」。(拡大画像は4Kサイズ)
日南市北郷町 潮嶽神楽
平成31年2月11日、日南市北郷町、潮嶽神社で撮影。
潮嶽神社の潮嶽神楽(日南市指定)は、宮崎平野部の春神楽(作神楽・作祈祷神楽)の幕開けを告げる神楽です。2月11日(建国記念の日)に奉納されております。(拡大画像は4Kサイズ)
高千穂町 浅ヶ部神楽(国指定:高千穂の夜神楽)
12月24日、高千穂町、浅ヶ部神楽公民館で撮影。
「御柴(おんしば)」十社大明神と磐下権現の氏神、二神が束ねた柴に乗り、担れて外注連を3回廻る。
前日は時折雨模様でしたが、翌日はご覧のように大快晴となりました。(拡大画像は4Kサイズ)
後日、ブログに他の舞の写真をいくつかアップ予定です。
西都市 銀鏡神社大祭 銀鏡神楽(国指定:米良神楽)
12月14日、西都市、銀鏡神社で撮影。
「
面様迎え-神事」銀鏡の五つの各集落から出た面様(宿神、手力男命、六社稲荷、七社稲荷、若男大神)は、行列を作って銀鏡神社へと練り込む。(拡大画像は4Kサイズ)
「
西之宮大明神(ニシノミヤダイミョウジン)」祭神舞(宮司しか舞うことが許されていない)地域守護。冠をつけ面樺を採りものに厳粛に舞う。(拡大画像は4Kサイズ)
「
伊勢神楽(イセカグラ)」岩戸(伊勢縁起)を説く舞。神主舞。(拡大画像は4Kサイズ)
木城町 中之又鎮守神社大祭 中之又神楽(国選択:米良山の神楽)
12月8日、木城町、中之又鎮守神社で撮影。
中之又神楽は、中之又鎮守神社拝殿横に御神屋を設え、奉納されます。
一番神楽「
奉賛舞」舞殿清め・諸神勧請(神々のおいでを願う舞)(拡大画像は1920pix)
「
大社舞」中之又鎮守神社 ご祭神 (拡大画像は1920pix)
右上に神社本殿、左に神輿、下に「お賽銭」(冠にうまく入ると御利益があるとか・・)
「
鹿倉舞・稲荷舞」 (拡大画像は1920pix)
鹿倉舞:豊猟祈願(狩法神事)・鹿倉神出現の象 鹿倉面
稲荷舞:稲荷神出現の象・稲荷面
この日は、全6神体もの神が同時に舞い、壮観でした。
嫁女舞「
神和気(かんなぎ)」女人存在固め・和合の象 (拡大画像は1920pix)
椎葉村 嶽之枝尾神楽(国指定:椎葉神楽)
12月1日、椎葉村 嶽之枝尾神楽(嶽之枝尾神社)で撮影。「宿借り」「注連引鬼神」は、嶽之枝尾神楽の特徴的な演目です。(拡大画像は4K)
西都市 尾八重神楽(国選択:米良山の神楽)綱神楽
11月25日、西都市尾八重神楽例祭 尾八重神楽で撮影した「綱神楽」です。(拡大画像は4K)
➡ 尾八重神楽ページを、今年撮影写真へ(110枚)差し替えリニューアル
西都市 岡富 住吉神社 蛇きり
11月23日、西都市岡富住吉神社例祭にて撮影したものです。(拡大画像は1920pix)
日之影町 大人神楽(岩井川神楽) 柴引-戸取 4K動画
日之影町神楽まつり(場所:日之影町福祉館)にて撮影したものです。
戸取の口上
いかにやわらぎ大神は出てきせ給うか
出てきせ給わぬか
いでさせ給わねば 奥千歳の力を出し
順手の戸を取り、
投げさせ給わねば 美濃の国
枝が原にぞつき給うなりや
右手の戸を取り投げさせ給えば、
日向の国 青木ヶ原につき拾うなりや
日之影町神楽まつりにて、大人(おおひと)神楽 柴引-戸取(4K動画・Youtubeにリンク)
日之影町 深角神楽 入鬼神
日之影町神楽まつり(場所:日之影町福祉館)にて撮影したものです。
「椎葉民俗芸能博物館」に描かれた嶽之枝尾神楽「注連引き鬼神」
椎葉村の「椎葉民俗芸能博物館」は、椎葉神楽関連の展示物も豊富で、おすすめです。
場所は、鶴富屋敷の隣です。
宮崎県内の神楽は207団体で保存・継承されているとのことです。
宮崎の神楽分布
高千穂系:高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町、諸塚村、延岡北方町
椎葉系:椎葉村・五ヶ瀬町鞍岡
延岡・門川系:延岡市・門川町
米良系:西米良村・西都市(旧東米良村)・木城町中之又
高鍋系:高鍋町・木城町・川南町・都農町・新富町
宮崎・日南系:宮崎市・日南市
霧島の神舞:高原町
ここに掲載したものは、宮崎の神楽のほんの一部です。
お出かけの際には、必ず関連自治体、保存会サイト等にて、最新情報の確認をお願いします。
みやざき犬 (神楽のかぶりもの)
平成29年度神楽見学より 諸塚村 戸下神楽(国選択 県指定 諸塚神楽)
「天空の御神屋」と呼ぶにふさわしい、素晴らしいロケーションでした。
平成29年度神楽見学より 狭野神楽(国指定 高原の神舞)
夜は観客も大勢いて、大変賑わっておりましたが、明け方近くになると寂しくなります。(多かれ少なかれ、どこの神楽でもそうですが・・)
この日は月夜、神秘的な雰囲気に包まれておりました。
宮崎の神楽情報 過去の記録ページ
平成30年度(2018年度)以前の神楽関連情報、リンクは
過去の記録ページへ移動しました。
宮崎の神楽関連ニュース
- H29/8/2記 日之影神楽 県指定文化財に
宮崎県文化財保護審議会は平成29年8月1日、日之影神楽を新たに県指定文化財とするよう県教育委員会に答申した。日之影神楽は、日之影町の27集落に伝わる神楽の総称。舞い手がカズラの輪の中を9回くぐって身を清める「すがもり」という儀式や、「座張」や「戸取」など面を着けた演目が特徴的で、学術的価値が高いとされた。
- 宮崎の「鉱脈社」より「みやざきの神楽ガイド」/ みやざきの神楽魅力発信委員会編が発売になりましたので、近くの書店で購入してきました。
➡ 宮崎の神楽本の紹介「みやざきの神楽ガイド」その歴史と特色
- H29/1/28記 「米良山の神楽」国選択文化財に
国の文化審議会は、平成29年1月27日、尾八重神楽(西都市)、中之又神楽(木城町)、村所神楽、越野尾神楽、小川神楽(西米良村)五つの神楽を「米良山の神楽(めらやまのかぐら)」として「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」(選択無形文化財)に選択するよう、答申したとのことです。
当サイト内、ブログ記事 ➡ 「米良山の神楽」、国の選択無形民俗文化財に
- 中之又神楽は、これまで夜を徹して朝まで舞われておりましたが、高齢化などで夜通しの奉納が難しくなり、平成28年度(2016年)は、試験的に繰り上げ午後1時からの奉納。( 追記:平成29年度は午後3時からです。)
当サイト内ブログ記事
➡ 中之又神楽(夜神楽)今年は昼からの神楽に
神楽の写真 & 個別ページリンク紹介
- PhotoMiyazaki宮崎観光写真サイトについて -
当サイトは、写真中心のサイトです。パソコンの壁紙サイズの写真も多く掲載、出来れば大きな画面でご覧ください。
主な写真は写真上をクリックすると、画面幅サイズに拡大します。拡大した左上のアイコンをクリックするとさらに拡大、マウス操作でシームレスに拡大縮小します。
スマホ等でうまく拡大しない場合には、写真下の文字リンクをタップしてください。
当方が考える「夜神楽見学上の留意・マナーなど」
一夜の氏子として参加させていただくというスタンスで
宮崎の神楽は、見世物ではありません、奉納です。
車で行かれる場合
山間部の夜神楽は、道中、道が大変狭く、対向車が来た場合、延々バックしないとすれ違い出来ないところもあります。街灯などはもちろんのこと、ガードレールも無いところも多いです。出来れば、明るい内に現地入りして、夜が明けてからの移動をおすすめします。
12月、1月、2月の夜神楽は、朝、車の窓ガラスに霜がべったり付いていることがありますので、フロントガラスを覆うようなシートをかけて置くと良いです。また、霜落としのスクレーパーや霜取りスプレーを積んでおくと良いです。
1月、2月、山間部では、たまに雪が積もることもあります。特に高千穂、椎葉、諸塚の神楽へお出かけ前には、天気予報のチェック、タイヤチェーンなど滑り止めの準備を。
初穂料の奉納
夜神楽は、一夜の氏子として参加させていただくというスタンスで、供物を持参、奉納します。
通常、受付があるので、焼酎2升(奉納)、または現金3,000円-程度を「初穂料」として包んだものを奉納しますが、焼酎などは地域で好まれる銘柄などありますので、初穂料の方が無難かなぁーと、私は思います。
これは、神社でのお賽銭と同じ意味合い+ほしゃどん・社人(神楽を舞う方)へや神楽宿への感謝の気持ちであり、「ふるまい」の食事代やお酒の対価ではありません。
※諸塚神楽の場合、表書きは「御神前」とするのが一般的のようです。
地域によっては「子供神楽」が奉納されるところもあり、おひねりが投げ込まれます。ご祝儀用のポチ袋などを準備しておくと良いです。
「神楽まつり」などでは、お賽銭箱が用意されていると思いますので、お賽銭を入れればよいかなーと個人的には思います。
夕食・夜食など
地域によっては、蕎麦、ご飯などのふるまいがあったり、折詰をお返しに頂いたり、外で婦人会などの、うどん・蕎麦などの販売があったりするところもありますが、何も無いところもあります。
自身の夜食(手軽に食べられる、おにぎりなど)・おやつなど、持参しておいた方が良いです。
防寒には万全を期して
12月-2月の夜神楽は、とにかく寒いです。
ダウンウエア+防寒インナーなど暖かい服装で、ネッウォーマー、帽子、貼るホッカイロ装備、足元から冷えるので、靴下に貼るホッカイロも忘れずに。
外で奉納される神楽でも、ムシロの上に靴を脱いで上がる場合も多いので、靴下は二重に履き、柔らかい素材の上履きみたいなものを持参しておくと良いです。座布団(クッション)、ひざ掛け毛布などもあると随分違います。
外で見る神楽は、敷物等無い場合でも対応出来るよう、折りたたみの小さ目のイスも車に積んでおくと良いです。
写真・動画などの撮影について
- 神庭には立ち入らないこと
神楽を舞う神庭には、立ち入らないこと、エリア(縄の内側)に三脚の足を入れたり、カメラ・レンズなどモノを置かない。
- フラッシュ(ストロボ/スピードライト)について
2017年4月に発刊された、みやざきの神楽ガイド / みやざきの神楽魅力発信委員会編 / 鉱脈社 という本の中の、神楽見学のマナー項目、「カメラ・ビデオの撮影」の項目で、ストロボ(フラッシュ・スピードライト撮影)について、高千穂町文化財保存調査員、中央公民館長 田尻 隆介氏は、"神事芸能であり、ストロボ撮影は舞に支障をきたすこともあるので、控えるべきであろう。"と書いておりました。
最近、闇雲にストロボ乱用している方を見かけるのも事実です。ストロボの閃光は、神楽を鑑賞してる方にも迷惑だろうと思います。
以下にある動画をご覧頂くと良いかと思います。
➡ 民俗芸能の環境整備に向けて - フラッシュ撮影が与える影響を考える - (南信州民俗芸能継承推進協議会)
- 三脚の使用
高千穂、椎葉などでは、三脚を禁止・使用場所を制限しているところもあります。使用可能でもなるだけ使用しない方が良いです。
設置する場合、後からいらした観客の迷惑にならないような(視界に入らないような)ところを選んでください。
一時、その場を離れる時は、脚は縮めて低くしておきましょう。
- 見学場所について
保存会や、関係者の座る場所が決まっていたり、舞い込みなどの際、邪魔になるところなどもあります。早めに見学場所を確保される場合、ここで見学しても大丈夫ですか?と、保存会の方などに確認した方が良いと思います。
- 神事の最中は、無暗にシャッターを切らない。
静かな中でのシャッター音は一般の方にとって結構耳障りなものです。
写真とは関係ありませんが、お祓いの最中は、帽子などをとるよう心掛けたいものです。
- 写り込んだ一般観客の肖像権・プライバシー権に配慮を
写真内に観客の方が写り込んでいる場合、SNSなどに掲載する際には、お顔が認識できない程度の画像サイズにするか、ボカシをいれた方が無難かと思います。
せんぐまき(餅まき)
平野部の神楽を中心に、せんぐまき(餅まき)を行うところがあります。(高千穂系は殆んど無し)
神楽の番付の区切りで数回に分け、まくところもあります。
せんぐまきを楽しみにしてらっしゃる方も多く、せんぐまきが終わると一気に人が減ったりします(^^)
餅を入れるレジ袋をポケットに忍ばせておくと良いです。
せんぐまきの際、皆さん熱狂しますので(^^;)思わぬ事故にもなりかねません、カメラや機材等を持参されている方は邪魔にならないよう、一時的に退避しておきましょう。
あと、最近はビニールに包まれた餅をまくところが主流となって来ておりますが、そのまままくところでは、カメラが餅取粉を被ることもありますので要注意です。
せんぐ餅
神楽関連 資料 リンクなど
宮崎県内の国指定・県指定(民俗芸能 ・神楽)関連神楽一覧
〔 国指定 登録順 〕
S52.5.17 米良神楽 重要無形民俗文化財 (“米良神楽”=銀鏡神楽は「米良の神楽」に変更)
S53.5.22 高千穂の夜神楽 重要無形民俗文化財
H3.2.21 椎葉神楽 重要無形民俗文化財
H22.3.11 高原の神舞(祓川神楽・狭野神楽) 重要無形民俗文化財
R5,3,22 米良の神楽(銀鏡神楽・尾八重神楽・中之又神楽・村所神楽・小川神楽・越之尾神楽)
〔 国選択 登録順 〕
S53.1.31 高鍋神楽 選択無形民俗文化財
H5.10.15 諸塚神楽 選択無形民俗文化財
H29.3.3 米良山の神楽 選択無形民俗文化財→(重要無形民俗文化財「米良の神楽」に)
〔 県指定 登録順 〕
S44.4.1 高鍋神楽 (たかなべかぐら) 児湯郡高鍋町・川南町・都農町・新富町・木城町(高鍋神楽保存会ほか)
S56.3.10 尾八重神楽(おはえかぐら) 西都市大字尾八重(尾八重神楽保存会)
H3.3.15 船引神楽(ふなひきかぐら) 宮崎市清武町船引(船引神楽保存会)
H3.11.1 諸塚神楽 (もろつかかぐら) 諸塚村(諸塚神楽保存会)
H9.3.24 西米良神楽 (にしめらかぐら) 西米良村大字村所(西米良村神楽保存会連合会ほか)
H29.8.28 日之影神楽(ひのかげかぐら)日之影町(日之影神楽保存会)
R2.9.1 新田神楽(にゅうたかぐら)児湯郡新富町(新田神楽保存会)
R4,9.8 生目神楽(いきめかぐら)宮崎市(生目神楽保存会)
延岡の神楽群
「のべおかの神楽」延岡城山神楽祭実行員会より引用
|
神楽系統 |
保存会名 |
1 |
出雲系 |
延岡神楽 |
大峡保存会 |
2 |
尾崎保存会 |
3 |
伊福形保存会 |
4 |
川坂保存会 |
5 |
大野保存会 |
6 |
出雲延岡系 |
城下神楽 |
早日渡保存会 |
7 |
大和系 |
熊野江神楽 |
熊野江保存会 |
8 |
市振神楽 |
市振保存会 |
9 |
秩父系 |
三川内神楽 |
歌糸保存会 |
10 |
大井保存会 |
11 |
下塚保存会 |
12 |
市尾内保存会 |
13 |
梅木保存会 |
14 |
英彦山系 |
菅原神楽 |
菅原保存会 |
15 |
星山系 |
美々地神楽 |
美々地保存会 |
16 |
椎畑神楽 |
椎畑保存会 |
17 |
荒平神楽 |
荒平保存会 |
18 |
高千穂系 |
上鹿川神楽 |
東の内保存会 |
19 |
下鹿川神楽 |
下鹿川保存会 |
20 |
今村神楽 |
今村保存会 |
21 |
高鍋神楽比木系 |
坪谷神楽 |
坪谷保存会 |
宮崎県内神楽日程
※宮崎県文化財課Web公開神楽日程(PDF)へリンク
リンク備忘録メモ
宮崎の神楽(昔の県広報誌「JaJa」)
-Miyazaki sightseeing photograph collection-
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宮崎県の神楽一覧(各地の神楽の日程・情報リンクなど)写真も掲載
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