師走祭り 二日目 神門神楽 (高鍋神楽)

師走祭り 二日目の夜に神門神社、境内地に常設された鉄骨作りの「伝統芸能継承館」に御神屋が設えられ、19時より24時頃まで(半)夜神楽が奉納されました。
2025/1/25 WebPageを作成・公開しました。
高鍋神楽
比木神楽と師走祭り
江戸時代、高鍋藩領であった現在の高鍋町・木城町・川南町・都農町・新富町三納代に伝承されてきた夜神楽を総称して高鍋神楽という。
昭和44年(1969)県教育委員会が高鍋神楽を文化財指定するに当たって、高鍋町など五町以外に、延岡藩であった南郷村(美郷町南郷)を指定範囲に含めた。
比木神社と南郷神門神社二社で行われる「師走祭り」が大きな理由と思われる。
比木神社は美郷町神門神社祭神である父禎嘉王を、比木神社祭神息子福智王が訪問する神門御神事祭(師走祭り)を行う。かつて九泊十日の巡幸で途中ゆかりの地や神朴で神楽を奉納し順路に辺る東郷町(日向市)や南郷村の神楽に影響を与えた。実際、山陰神楽や福瀬神楽、迫野内神楽、坪谷神楽、越表神楽など東郷町内の神楽保存会では「比木神楽の流れ」と言っており、この地域の神楽が比木(高鍋)系神楽といわれる由縁である。
高鍋神楽 保存会の内訳
- 高鍋町 高鍋神楽 高鍋神楽 高鍋神楽保存会 国選択「高鍋神楽」
- 木城町 高鍋神楽 比木神楽 比木神社 国選択「高鍋神楽」
- 新富町 高鍋神楽 三納代神楽 三納代神楽保存会
- 都農町 高鍋神楽 都農神楽 都農神楽保存会 国選択「高鍋神楽」
- 美郷町 高鍋神楽 神門神楽 神門神社伶人会
令和7年「師走祭り」では、以下の10番が奉納た。
神楽は比木神社と神門神楽の社人の方が舞われておりました。
当日の番付
- 一番神楽(御神楽)
- 花の手の舞
- 将軍の舞
- 子供神楽
- 舞揚 (「番付」ひめくりは神楽繰出でしたが「舞揚」と思われます。)
- 鬼神舞
- ねり舞
- 手力舞
- 磐石(ばんぜき)
- 振り下ろし
御神屋での神事
一番神楽(御神楽)
一番神楽は、過去に
六社連合大神事や、
比木神楽でも見ておりますが、毎回、洗練された 素晴らしい舞いです。
花の手の舞
四方ばらいの舞
将軍の舞(御笠将軍)
子供神楽
舞揚
鬼神舞
災悪ばらいの舞
ねり舞(御笠練舞)
多人数で一列に連なって舞う。先導は磐石の衣装および面
それにしても この神楽「ねり舞」は印象深かった・・
ハラハラ どきどき 一同 大笑い・・
この舞は、
明日でお別れになる事を紛らすための「舞」なのかもしれない・・ 見ていてそんな事を考えていた・・。
転倒した舞人を「御笠将軍」が弓でつついて起こし、舞を続けさせる。
手力舞
磐石(ばんぜき)
振り下ろし(繰掛降舞)
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神楽を舞われている方、神楽関係者以外の観客の方については、肖像権、プライバシー権の観点より、お顔が認識出来ない程度のボカシ加工を行っております。
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