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高原の神舞(かんめ) リーフレット紹介


以下の、高原町発行の「高原の神舞」リーフレット掲載内容は、2011年発行時点のものです。内容は先々変更になる場合があります。
最新情報は、高原町公式サイト等で再度ご確認をお願いします。

高原の神舞(かんめ) 祓川神楽・狭野神楽

高原町発行 国指定重要無形民俗文化財 「高原の神舞(たかはるのかんめ)」パンフレットの紹介。

〜高原の神舞(かんめ)とは〜

高原町は、霧島連山の南東に位置する高千穐峰の裾野に広がる農業と畜産の町です。
この高千穂峰は、古来より天孫降臨の地と言われ、山頂にはニニギノミコトが降臨の際に突き刺したという「天の逆鉾」があります。
高千穂峰の周囲には、平安時代に整備された「霧島六社権現」という6つの社寺がありました。その中の狭野神社・霧島東神社が高原町にあり、この2つの神社及び氏子の家には、「狭野神楽」「祓川神楽」が伝承されています。その2つの神楽を総称して「高原の神舞(かんめ)」と呼んでいます。

「神舞(かんめ)」とは、江戸時代、民家の庭先に大規模な舞庭を作り、そこで夜を徹して舞われる旧薩摩藩内の神楽を指します。この大規模な屋外の神庭の他、真剣や長刀など武具を使用した舞いが多い事や、舞いながら神歌を歌わない事、岩戸神話を積極的に取り入れていない事などが特徴とされています。
しかし今日、旧薩摩藩の神舞の多くが衰退あるいは消滅してしまいました。

そのような中、高原町の狭野神楽・祓川神楽は、古来の神楽を絶やす事なく、現在も夜を徹して様々な舞が奉納され、訪れた人々を魅了しています。
そういった価値が認められ、平成22年3月11日、「高原の神舞(かんめ)」として国重要無形民俗丈化財に指定されました。宮崎県では、高千穂・銀鏡・椎葉に続き4番目の国指定神楽の誕生です。

「高原の神舞」は、旧薩摩藩の神舞を現在に色濃く残し、県内の他の神泉とは雰囲気の異なる事で知られています。
是非、足を運ばれてご堪能下さい。


祓川神楽(はらいがわ神楽) 

戦国時代、この辺りの監視のため赴任した「祓川七家」により始められたと伝えられており、現在は霧島東神社の氏子だけで行われています。
昭和20年代後半までは旧暦の11月16日に行われていましたが、現在は12月第2土曜日に行われています。
祓川神泉の特徴として、真剣を使用した舞が多いのは勿論ですが、宮崎県北部に見られる宿借り神事「門境」が残っている事や、浜下りにおいて、神泉宿の婦人が「大照大神」に擬されるなど、女性祭祀の名残が見られる事、神泉宿での諸行事も数多く残っている事などが挙げられます。
最も有名なのは「十二人剣」です。約1時間に渡る長大な舞で、最後の真剣の切先を握りあっての岩潜りは圧巻です。
かつて旧薩摩藩内では、多人数で真剣を希っての舞はよく見られましたが、現在その殆んどが消滅し残っているのは祓川のみとなりました。
その他にも、大人と子供が真剣を希って勇壮に舞う「剣」や、宮崎県南部に影響を与えたとされる「田の神」「鉾舞(ほこまい)」「杵舞(きねまい)」など、様々な舞があります。

祓川神楽(日時;12月第2土曜日19時頃〜)
【会場】祓川神楽殿広場(追記:近年は神楽殿で奉納されてます。)
【バス】宮崎交通バス祓川停留所より徒歩5分
【車】宮崎自動車道高原ICより約15分


狭野神楽(さの神楽)

狭野神社の氏子の家に代々伝わっていましたが、現在は狭野地区の行事として行われています。
起源は祓川神楽と同じと思われます。最盛期の大政年間(1818〜1830)には39番もの膨大な舞があり「縄荒神(つなこうじん)」など宮崎県央部に見られ、旧薩摩藩では殆ど見られない番付を多く保有していました。 以前は旧暦9月16日に行われていょしたが、現在は12月第1土曜に行われています。
 神楽の中身については、同じ丈化圏の祓川神楽との共通点が多いものの、御幣を希って舞う「小房(こふさ)」や、酒を飲みながら舞う「御酔舞(ごすいまい)」など、近隣の神楽には見られない番付も見られます。 

狭野神楽は、江戸時代に多くの寄進物を受けましたが、それらの大半が今も残されています。特に神楽で使用していた面については、能面が定型化する以前、猿楽や田楽に使用されていたと思われる様式を残しており、仮面史上非常に貴書な面です。この他にも、装束や幟・陣幕・番付表などが残っています。

狭野神楽(日時;12月第1土曜日19時頃〜)
【会場】狭野神社第2鳥居前
【バス】宮崎交通バス狭野停留所より徒歩5分
【車】宮崎自動車道高原ICより約10分


高原の神舞(かんめ)


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内容は 2011年発行時点のものであり、先々変更になる場合があります。
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