椎葉 大河内神楽(令和3年3月6日 宮崎県総合博物館 椎葉の民家にて)
昭和46年(1971年)3月に開館した「宮崎県総合博物館」は、3月7日に開館50周年を迎え、これを記念し、3月6日(土)、7日(日)の2日間、感謝祭が開催されました。7日には、博物館内民家園にある椎葉の民家で 椎葉神楽(大河内神楽)の公演が行われました。
約1時間半程でしたが、セリ唄含め神楽を楽しみました。
大河内神楽保存会の方々、関係者の方へ感謝します。
期日:3月6日(土) 時間:13:30〜15:00
場所:民家園内、椎葉の民家
(1) 一神楽(剣の手)
(2) 鬼神
(3) かんすい
(4) 一神楽(花の手)
披露された場所は、民家園の中にある「椎葉の民家」
「椎葉の民家」(旧清田家住宅)(県指定有形文化財)は、1977年(昭和52年)に椎葉村向山日当地区から同博物館に移築されたもので、この民家が建てられた時期は1864年(元治元)江戸末期頃との事。
舞台みたいなところで見る神楽とは違い、雰囲気がとても良いです。
椎葉神楽
椎葉神楽は、椎葉村内の26地区に伝承されており、平成3年に国の重要無形民俗文化財に指定を受けております。
椎葉神楽は以下示す各地区の神楽の総称です。
- [下福良地区]十根川、仲塔、奥村、財木、木浦、胡麻山、夜狩内、上椎葉、村椎、若宮
- [大河内地区]栂尾、大藪、大河内、合戦原、矢立、竹の枝尾、小崎
- [不土野地区]尾前、向山日当、向山日添、尾手納、古枝尾、不土野
- [松尾地区]栗の尾、畑、水越
大河内地区は椎葉の南西部に位置
椎葉村大河内地区は、椎葉村南西部、西米良村との村境、宮崎県と熊本県との県境にあたり、かつては熊本の人吉藩でした。
大河内神樂
大河内神楽は、椎葉神楽の中でも最も古い形をとどめているとも言われているとの事。
神楽は12月第一土曜日、大河内八幡神社の社殿内で17時〜22時頃にかけて奉納、
4年に一度「注連の願(しめのがん)」として夜を徹して奉納する「夜神楽」が奉納されます。
「
注連の願」は藁で編んだ大蛇が登場する舞などの特別な演目が追加されたり、特殊は飾付けがされたりする事でも知られています。
前回の「注連の願」は2016年でしたので、昨年(2020年)が4年目だったのですが、新型コロナ感染拡大防止の為、自粛中止となりました。
今年はどうなのでしょうね?
ブログ記事もご覧ください。
➡ 椎葉神楽(大河内神楽)を宮崎県総合博物館椎葉の民家で見学
椎葉 大河内神楽保存会会長挨拶
椎葉 大河内神楽保存会会長挨拶
一神楽(剣の手)
鬼神
かんすい
椎葉 大河内神楽 楽の音とセリの雰囲気(さわり)紹介用動画
「かんすい」の一部音をを収録したもの。
動画の中の写真はイメージです。音と一致しておりません。
一神楽(花の手)
大河内神楽保存会の皆さま
今回の会場となった 椎葉の民家(桜咲く頃の撮影)
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椎葉 大河内神楽|宮崎県総合博物館 椎葉の民家にて
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