高千穂観光協会、高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を受賞
▶ in 高千穂町 posted 2011.02.23 Wednesday / 07:42
一般社団法人高千穂町観光協会が、(財)地域伝統芸能活用センターの平成23年年度「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」を受賞したそうです。
高千穂神社神楽殿で毎夜、公開している、国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の、「観光神楽」を通じた伝統芸能の保存、継承、活用が評価されたとの事。
選考にあたっては、都道府県・市町村、民俗学者、マスコミ関係者、日本商工会議所、日本商工会連合会等から候補者を推薦、今回は全国655の団体・個人から選ばれたもの。
過去に、九州では博多祇園山笠振興会(04年度)、長崎伝統芸能振興会(05年度)が受賞している。
地域伝統芸能活用センターによる受賞の説明
上記リンク先の写真は、現在の観光神楽の写真とはなんとなく違うような気がします。
高千穂神社に神楽保存館(木造神明造り約二百平方メートル)がつくられたのは昭和47年4月。
この建設には高千穂町負担以外に旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられたそうです。
秋、収穫を終えた11月下旬から翌年2月上旬にかけて各集落で夜を徹して猿田彦の「彦舞」から最後の「雲下ろし」にいたる33番を舞う「高千穂の夜神楽」(国指定)ですが、神楽保存館の出来た年、10月1日より、代表的(見せ場のあると言った方が適切?)神楽4番を約一時間にまとめた観光向けの夜神楽が一年を通して毎晩公開されるようになりました。
高千穂へ観光でいらした方が、一年を通し、神楽をいつで見られるようになり、オプショナルツアー的にホテル旅館等からの送迎もあり、高千穂の観光アイテムの一つとして今や定着しております。
公開を始めた当時の料金は一人百円(現在五百円)。学生団体に限り六十円。神楽の団体貸切は五千円であったとの事です。
「観光神楽」は、神楽33番の中から、代表的な日向神話、天岩戸開きにまつわる
1.手力雄(タヂカラオ)の舞
2.鈿女(ウズメ)の舞
3.戸取(とどり)の舞
の3番とイザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる
4.御神躰の舞
以上4番をダイジェスト(一番一番も短時間にまとめています)で舞うもので、あくまで 「観光客」を主眼に置いた、神楽です。
とは言え、神楽は本物の奉仕者(ほしゃ)どん(神楽を舞う方の事)の舞いと、保存会の方のおなかに響く太鼓の音と笛の音等、臨場感もたっぷり。
保存会の方による神楽の解説等(時には神楽歌や民謡の披露等)もあり、短時間で高千穂や高千穂の夜神楽の雰囲気を知るにはとても良く、私も高千穂に行くなら観光神楽と高千穂峡は絶対見ておくべきですよ!と、皆様に特におすすめしております。
拝観に関し、予約等は不要、料金料は大人の場合500円、十分その価値あります。
高千穂の観光神楽は現在、年間5万人超の方が鑑賞しているようです。
高千穂神社神楽殿で毎夜、公開している、国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の、「観光神楽」を通じた伝統芸能の保存、継承、活用が評価されたとの事。
今回、全国655の団体・個人から高千穂町観光協会が選ばれる。
高円宮殿下記念地域伝統芸能賞は、地域伝統芸能の保存と継承に対する高円宮殿下の遺徳を後世に伝えようと2003年度に創設、特に優れた功績が認められる団体や個人に授与されています。選考にあたっては、都道府県・市町村、民俗学者、マスコミ関係者、日本商工会議所、日本商工会連合会等から候補者を推薦、今回は全国655の団体・個人から選ばれたもの。
過去に、九州では博多祇園山笠振興会(04年度)、長崎伝統芸能振興会(05年度)が受賞している。
地域伝統芸能活用センターによる受賞の説明
上記リンク先の写真は、現在の観光神楽の写真とはなんとなく違うような気がします。
高千穂観光神楽の概略
受賞の主たる要因となった「高千穂観光神楽」の歴史、概略などを説明します。高千穂神社に神楽保存館(木造神明造り約二百平方メートル)がつくられたのは昭和47年4月。
この建設には高千穂町負担以外に旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられたそうです。
秋、収穫を終えた11月下旬から翌年2月上旬にかけて各集落で夜を徹して猿田彦の「彦舞」から最後の「雲下ろし」にいたる33番を舞う「高千穂の夜神楽」(国指定)ですが、神楽保存館の出来た年、10月1日より、代表的(見せ場のあると言った方が適切?)神楽4番を約一時間にまとめた観光向けの夜神楽が一年を通して毎晩公開されるようになりました。
高千穂へ観光でいらした方が、一年を通し、神楽をいつで見られるようになり、オプショナルツアー的にホテル旅館等からの送迎もあり、高千穂の観光アイテムの一つとして今や定着しております。
公開を始めた当時の料金は一人百円(現在五百円)。学生団体に限り六十円。神楽の団体貸切は五千円であったとの事です。
「観光神楽」は、神楽33番の中から、代表的な日向神話、天岩戸開きにまつわる
1.手力雄(タヂカラオ)の舞
2.鈿女(ウズメ)の舞
3.戸取(とどり)の舞
の3番とイザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる
4.御神躰の舞
以上4番をダイジェスト(一番一番も短時間にまとめています)で舞うもので、あくまで 「観光客」を主眼に置いた、神楽です。
とは言え、神楽は本物の奉仕者(ほしゃ)どん(神楽を舞う方の事)の舞いと、保存会の方のおなかに響く太鼓の音と笛の音等、臨場感もたっぷり。
保存会の方による神楽の解説等(時には神楽歌や民謡の披露等)もあり、短時間で高千穂や高千穂の夜神楽の雰囲気を知るにはとても良く、私も高千穂に行くなら観光神楽と高千穂峡は絶対見ておくべきですよ!と、皆様に特におすすめしております。
拝観に関し、予約等は不要、料金料は大人の場合500円、十分その価値あります。
高千穂の観光神楽は現在、年間5万人超の方が鑑賞しているようです。
高千穂観光協会、高円宮殿下記念地域伝統芸能賞を受賞
▶ in 高千穂町 posted 2011.02.23 Wednesday / 07:42
一般社団法人高千穂町観光協会が、(財)地域伝統芸能活用センターの平成23年年度「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」を受賞したそうです。
高千穂神社神楽殿で毎夜、公開している、国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の、「観光神楽」を通じた伝統芸能の保存、継承、活用が評価されたとの事。
選考にあたっては、都道府県・市町村、民俗学者、マスコミ関係者、日本商工会議所、日本商工会連合会等から候補者を推薦、今回は全国655の団体・個人から選ばれたもの。
過去に、九州では博多祇園山笠振興会(04年度)、長崎伝統芸能振興会(05年度)が受賞している。
地域伝統芸能活用センターによる受賞の説明
上記リンク先の写真は、現在の観光神楽の写真とはなんとなく違うような気がします。
高千穂神社に神楽保存館(木造神明造り約二百平方メートル)がつくられたのは昭和47年4月。
この建設には高千穂町負担以外に旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられたそうです。
秋、収穫を終えた11月下旬から翌年2月上旬にかけて各集落で夜を徹して猿田彦の「彦舞」から最後の「雲下ろし」にいたる33番を舞う「高千穂の夜神楽」(国指定)ですが、神楽保存館の出来た年、10月1日より、代表的(見せ場のあると言った方が適切?)神楽4番を約一時間にまとめた観光向けの夜神楽が一年を通して毎晩公開されるようになりました。
高千穂へ観光でいらした方が、一年を通し、神楽をいつで見られるようになり、オプショナルツアー的にホテル旅館等からの送迎もあり、高千穂の観光アイテムの一つとして今や定着しております。
公開を始めた当時の料金は一人百円(現在五百円)。学生団体に限り六十円。神楽の団体貸切は五千円であったとの事です。
「観光神楽」は、神楽33番の中から、代表的な日向神話、天岩戸開きにまつわる
1.手力雄(タヂカラオ)の舞
2.鈿女(ウズメ)の舞
3.戸取(とどり)の舞
の3番とイザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる
4.御神躰の舞
以上4番をダイジェスト(一番一番も短時間にまとめています)で舞うもので、あくまで 「観光客」を主眼に置いた、神楽です。
とは言え、神楽は本物の奉仕者(ほしゃ)どん(神楽を舞う方の事)の舞いと、保存会の方のおなかに響く太鼓の音と笛の音等、臨場感もたっぷり。
保存会の方による神楽の解説等(時には神楽歌や民謡の披露等)もあり、短時間で高千穂や高千穂の夜神楽の雰囲気を知るにはとても良く、私も高千穂に行くなら観光神楽と高千穂峡は絶対見ておくべきですよ!と、皆様に特におすすめしております。
拝観に関し、予約等は不要、料金料は大人の場合500円、十分その価値あります。
高千穂の観光神楽は現在、年間5万人超の方が鑑賞しているようです。
高千穂神社神楽殿で毎夜、公開している、国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」の、「観光神楽」を通じた伝統芸能の保存、継承、活用が評価されたとの事。
今回、全国655の団体・個人から高千穂町観光協会が選ばれる。
高円宮殿下記念地域伝統芸能賞は、地域伝統芸能の保存と継承に対する高円宮殿下の遺徳を後世に伝えようと2003年度に創設、特に優れた功績が認められる団体や個人に授与されています。選考にあたっては、都道府県・市町村、民俗学者、マスコミ関係者、日本商工会議所、日本商工会連合会等から候補者を推薦、今回は全国655の団体・個人から選ばれたもの。
過去に、九州では博多祇園山笠振興会(04年度)、長崎伝統芸能振興会(05年度)が受賞している。
地域伝統芸能活用センターによる受賞の説明
上記リンク先の写真は、現在の観光神楽の写真とはなんとなく違うような気がします。
高千穂観光神楽の概略
受賞の主たる要因となった「高千穂観光神楽」の歴史、概略などを説明します。高千穂神社に神楽保存館(木造神明造り約二百平方メートル)がつくられたのは昭和47年4月。
この建設には高千穂町負担以外に旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられたそうです。
秋、収穫を終えた11月下旬から翌年2月上旬にかけて各集落で夜を徹して猿田彦の「彦舞」から最後の「雲下ろし」にいたる33番を舞う「高千穂の夜神楽」(国指定)ですが、神楽保存館の出来た年、10月1日より、代表的(見せ場のあると言った方が適切?)神楽4番を約一時間にまとめた観光向けの夜神楽が一年を通して毎晩公開されるようになりました。
高千穂へ観光でいらした方が、一年を通し、神楽をいつで見られるようになり、オプショナルツアー的にホテル旅館等からの送迎もあり、高千穂の観光アイテムの一つとして今や定着しております。
公開を始めた当時の料金は一人百円(現在五百円)。学生団体に限り六十円。神楽の団体貸切は五千円であったとの事です。
「観光神楽」は、神楽33番の中から、代表的な日向神話、天岩戸開きにまつわる
1.手力雄(タヂカラオ)の舞
2.鈿女(ウズメ)の舞
3.戸取(とどり)の舞
の3番とイザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる
4.御神躰の舞
以上4番をダイジェスト(一番一番も短時間にまとめています)で舞うもので、あくまで 「観光客」を主眼に置いた、神楽です。
とは言え、神楽は本物の奉仕者(ほしゃ)どん(神楽を舞う方の事)の舞いと、保存会の方のおなかに響く太鼓の音と笛の音等、臨場感もたっぷり。
保存会の方による神楽の解説等(時には神楽歌や民謡の披露等)もあり、短時間で高千穂や高千穂の夜神楽の雰囲気を知るにはとても良く、私も高千穂に行くなら観光神楽と高千穂峡は絶対見ておくべきですよ!と、皆様に特におすすめしております。
拝観に関し、予約等は不要、料金料は大人の場合500円、十分その価値あります。
高千穂の観光神楽は現在、年間5万人超の方が鑑賞しているようです。
高千穂鉄橋・高千穂駅を観光活用
▶ in 高千穂町 posted 2011.02.17 Thursday / 07:49
高千穂町は、鉄道橋としては全国一の高さを誇った高千穂鉄橋(高千穂橋梁)について、鉄橋を保存して観光活用を目指す方針を固めたようです。
鉄橋は取壊さず、今後、観光用の展望歩道橋として成功した「九重夢大吊橋」(大分県九重町)などを参考に、整備を検討するそうです。
[高千穂鉄橋とTRトロッコ列車でしょうか、高千穂峡ボート乗り場駐車場にて。]
2008年12月に廃線(2009年3月に会社・TR高千穂鉄道は清算)となった高千穂鉄道高千穂線の天岩戸駅 - 深角駅間(宮崎県西臼杵郡高千穂町)にある鉄道橋で、全国一高い鉄道橋として、列車から岩戸川の渓谷を見下ろす眺望が人気を集め、旧国鉄時代より鉄橋の上で列車を一時停止、景色を楽しめるサービスなども行なわれておりました。
鉄橋整備の着手は町の財政面より2014年度以降になる見通しとか。
(高千穂鉄橋は残るようですが、高千穂駅〜天岩戸駅間の4本の橋が現在、撤去対象にあげられているようです・・・)
高千穂は、大人には魅力的なところが多いですが、子供さんが楽しむような施設は殆ど無いような気がします。
あえてあげるなら高千穂峡の遊覧ボートくらいでしょうか?
これもある意味、渓谷の景色を楽しむツールみたいなもので、GW、夏休みなどの混雑雑期は、お子様がのんびり漕いで楽しむ雰囲気ではありませんしね。
新たなる創出、成功を祈ります!!
■高千穂鉄道トロッコ神楽列車から見た風景が掲載されております。
わかまっちゃんのWeb写真館より 高千穂鉄道神楽トロッコ列車
■TR高千穂鉄道・神話高千穂トロッコ鉄道について、過去に書いた当サイト内ブログ記事です。
2006/01/07 (土) 神話高千穂トロッコ鉄道
2007/05/21 (月) 神話高千穂トロッコ鉄道支援金募集
鉄橋は取壊さず、今後、観光用の展望歩道橋として成功した「九重夢大吊橋」(大分県九重町)などを参考に、整備を検討するそうです。
高千穂鉄橋(高千穂橋梁)
高千穂鉄橋は、全長352.5メートル、高さ105メートル。2008年12月に廃線(2009年3月に会社・TR高千穂鉄道は清算)となった高千穂鉄道高千穂線の天岩戸駅 - 深角駅間(宮崎県西臼杵郡高千穂町)にある鉄道橋で、全国一高い鉄道橋として、列車から岩戸川の渓谷を見下ろす眺望が人気を集め、旧国鉄時代より鉄橋の上で列車を一時停止、景色を楽しめるサービスなども行なわれておりました。
予算の関係で整備は2014年度以降になる。
高千穂町は撤去と保存両方で試算、入場料収入が見込める観光歩道橋を選んだようです。鉄橋整備の着手は町の財政面より2014年度以降になる見通しとか。
高千穂駅の駅舎
旧高千穂鉄道(TR)の高千穂駅の駅舎は2012年に撤去、その後新たな駅(施設)に建て替える事も決まったようです。例によって好き勝手、感想コメントなど
鉄橋の活用法は、これから官民交えてつめて行く事と思いますが、鉄道の無くなってしまった現在、高千穂鉄橋には 歩いて渡れる日本一の高さ(173m)の橋、紅葉「九重夢大吊橋」(大分県九重町)、同、日本一のクラス(142m)の高さと日本一の照葉樹林地帯「綾照葉大つり橋」(宮崎県綾町)のようなキャッチ・インパクトはありませんし、やはり、単純に景色を楽しむだけの橋(施設)ではなく、高千穂駅を含めた鉄道公園化と絡め、子供さんからお年寄りまで楽しめるような、エリアでのアミューズメント性を持たせたような企画で考えて行った方が良さそうな気もします。(高千穂鉄橋は残るようですが、高千穂駅〜天岩戸駅間の4本の橋が現在、撤去対象にあげられているようです・・・)
高千穂は、大人には魅力的なところが多いですが、子供さんが楽しむような施設は殆ど無いような気がします。
あえてあげるなら高千穂峡の遊覧ボートくらいでしょうか?
これもある意味、渓谷の景色を楽しむツールみたいなもので、GW、夏休みなどの混雑雑期は、お子様がのんびり漕いで楽しむ雰囲気ではありませんしね。
新たなる創出、成功を祈ります!!
■高千穂鉄道トロッコ神楽列車から見た風景が掲載されております。
わかまっちゃんのWeb写真館より 高千穂鉄道神楽トロッコ列車
■TR高千穂鉄道・神話高千穂トロッコ鉄道について、過去に書いた当サイト内ブログ記事です。
2006/01/07 (土) 神話高千穂トロッコ鉄道
2007/05/21 (月) 神話高千穂トロッコ鉄道支援金募集