太陽高千穂峰(宮崎県高原町)登山 


高千穂峰登山

 前々から高千穂峰 (1574m) には是非登りたいと思っていた。
もちろん登山をしてみたいというものあるが、それ以上に、高千穂峰は宮崎(日向の国)に住む者の一人、日向神話に興味がある私にとって、それは迩迩芸命(ニニギノミコト)が天孫降臨したという伝えられる霊峰であり、他の山にはない何か一種独特の印象を受けていた山であったからだ。

高千穂峰山頂より霧島連山をのぞむ

 宮崎県高原町に位置する高千穂峰は、二説ある一つの天孫降臨の地であり、一方の天孫降臨の地である宮崎県の県北、高千穂町のくしふる神社のあるくしふる岳より始まる宮崎の観光街道、「ひむか神話街道」の終点でもある。

霊峰高千穂峰の頂上に立ち、是非ともこの目で山頂の迩迩芸命(ニニギノミコト)が降臨に際し、逆さに突きたてたという鉾「天の逆鉾(あまのさかほこ)」を見てみたかった。

天孫降臨について(日向神話)

天孫降臨は天照大御神(アマテラスオオミカミ)の命令で孫の迩迩芸命(ニニギノミコト)を地上の国へとつわかし、天孫による支配を確立するきっかけとなった。
迩迩芸命(ニニギノミコト)が降り立った所を、古事記では「筑紫(九州)の日向の高千穂のくじふる峰」、日本書紀では「日向の高千穂のニ上の峰」 と伝え、これにより 高千穂峰つまり宮崎県西諸県高原町日本発祥の地である とする根拠となっている。
この天孫降臨の地は、ここ高原町と宮崎県内でも北部に位置する西臼杵郡高千穂町の二説がある。 

高千穂峰登るぞ〜

  問題はあちきの体力だ(~~) 最近どこに行くのも車で・・足腰に全く自信無し、おまけに少し早足で歩いただけでもゼーゼー、坂を登ろうものなら心臓パクパク・・・ 筋肉と言えばおさえればフォアグラ状態、ふやふや(ァゥ!) 
休み休み、無理はしない、注意しながら登ればなんとかなるかな・・ ミヤマキリシマも撮影したいぞ〜。

 ・・・と 言う事でなんとか高千穂の峰無事登って来ました。  以下はその際のレポです。
霧島MAP(地図)

現地周辺MAP(地図) (----登山道、-----今回のルート)

[上記は大浪池登口付近にあった案内板を撮影、画像処理の上加筆したもの]
変則的な形での県境、高千穂河原、御鉢は鹿児島県、高千穂峰が宮崎県というのが興味深い。→[MAP(地図)]
高千穂河原MAP(地図)
 高千穂峰へは、皇子原公園、霧島東神社からのルート(共に3.5時間程)と、今回私が登った鹿児島県側の高千穂河原のルート(1.5時間程)がある。

今回私が登った高千穂河原からのルートは一番登りやすく、短時間で登れるルートです。

 日向神話云々を語るなら・・ 本来なら、神武天皇が幼少時代を過ごした、ゆかりの地、皇子原公園側から登頂すべきなのですが、体力不足と経験不足につき、安易な鹿児島側からのルートを迷わず選択しました。(~~;)

 宮崎側からのルートはいずれ登山経験を積んで・・と・言う事で・・。
その前に体力もつけてと言う声もチラホラ(笑;)
 高千穂河原から高千穂峰までの距離は2.3Km標高差は600m。
私は、周りの景色を撮影しながら(実は休憩しながらとも言う)の登山でしたので2時間程度かかりました。

高千穂峰  (1,573.7m)
  宮崎県西諸県郡高原町
  MapionMap GPS N=31.53.10/E=130.55.08 辺り
  国土地理院提供地図リンク(試験公開版)
高千穂河原ビジターセンター (一般的な登山口)
  鹿児島県姶良郡霧島町
 MapionMap  GPS N=31.53.08/E=130.53.45 辺り
国立公園霧島略図 1 (自然保護対策協議会発行)

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高千穂峰登山開始



霧島神宮 古宮址霧島神宮 古宮址

高千穂河原の駐車場に車を駐車(410円)、かつて霧島神宮があった古宮址脇より高千穂峰登山道へ入る。
霧島神宮は霧島のだび重なる噴火で炎上、この場所もかつて霧島神宮があった場所だそうだ。
霧島神宮は再建を繰り返し、裾野へ移動、現在の場所に1715年(正徳五年)、移動している。
現在の霧島神宮は第21代藩主島津吉貴公により造営寄進されたものとの事。
おっと 話がそれました・・ 古宮址を通らず、WC脇の自然遊歩道側からも登山道へ合流するので行けます。



高千穂峰登山 御鉢斜面前高千穂峰登山 御鉢斜面

石畳の道はやがて火山の赤い石、砂となって行き、辺りの樹林が無くなると高千穂峰の寄生火山である御鉢斜面の登山となる。
この火山礫ガレ斜面は、足場の良いところを選んでよじ登って行くという感じです。軍手が必要です。



高千穂峰登山 御鉢斜より高千穂河原方面高千穂峰登山 御鉢斜面上部

途中で振り返ると、こんな感じです。 遥か向うに高千穂河原が見えます。 



高千穂峰登山 御鉢斜面最上部パノラマ

 そろそろ 御鉢の火口付近です。この辺りでは中岳新燃岳韓国岳等霧島連山が目の当たりに見えます。

高千穂峰寄生火山、御鉢



高千穂峰登山 御鉢 右の斜面はミヤマキリシマで一面ピンク色高千穂峰登山 御鉢

高千穂峰寄生火山御鉢登頂、右側の斜面はミヤマキリシマでピンクに染まっております。
御鉢(おはち)の火口。(直径およそ500m) 現在も噴気を上げ活動。
→ 御鉢火口全景パノラマ写真(この画像のみ撮影4月)

高千穂峰登山 御鉢 活火山で蒸気があがっている。高千穂峰登山 御鉢火口の中もミヤマキリシマ


高千穂峰登山 御鉢火口高千穂峰登山 御鉢周囲の登山道(高千穂峰側から撮影)

御鉢の火口縁北側(馬の背)の登山道を歩きます。(御鉢火口内及び南側火口縁は,引き続き「立入禁止」)
この区間の登山道は概ね平坦、しばし周りの景色ながらの歩きを楽しみ最後に緩やかな登りとなる。
尚、御鉢火口縁の最高地点は1408m。

いよいよ高千穂峰



御鉢より見た高千穂峰 01御鉢より見た高千穂峰 02

やがて、主峰高千穂峰の黒い姿が!
ミヤマキリシマで一部の斜面がピンク色に見える。 うわぁ あんな急斜面を登るのか。


御鉢より見た高千穂峰 03 高千穂峰登山道 01

御鉢火口壁から主峰への鞍部へ下りるて行くといよいよ高千穂峰への最後の登りだ、この辺りは「背門丘(せたお)」と呼ばれ、
霧島岑(みね)神社がもともとあったとこらしい。休憩をとるのにも良いポイントだ。(おそらくこの辺りは火山ガスは大丈夫だったはず)
最初は傾斜も緩くわりと足場も良く、登りやすい・・が・・、



高千穂峰登山道 02高千穂峰登山道 御鉢をのぞむ

徐々に傾斜も厳しくなり、火山噴出した大きな石、火山礫、砂礫 で足をすくわれ脚力の無い私は辛くなって行く。
登り始めは写真のようなこんな滑り止め丸太で抑えた登山道もあったが、後に・・荒れて道らしいものは無くなる。
落石をさせないよう、一歩一歩踏みしめながら、無理をせず、疲れたら脇に寄り呼吸を整えながら登る。

後で知った話だが、一昨年下山中バランスを崩し,ここから滑り落ちて死亡すると言う事故も発生している。

ふり返るとだいぶ登って来た。御鉢が下に見える。


高千穂峰登山道 04 高千穂峰登山道 山頂付近のミヤマキリシマ

〜中略〜 頂上付近
途中の画像がないのは正直登るのに精一杯で写真を撮ってる余裕などなかったからかも知れない。
頂上少し手前付近は、滑り止め丸太も流され、さらに荒れており、登り辛い。 慌てず 慌てず 頂上を目指す。
おお!日の丸が見えて来た! 

高千穂峰 登頂!

 

高千穂峰山頂 01高千穂峰山頂 02 天の逆鉾

来た来た!ついに来た!念願の高千穂峰山頂、先端にはあの天孫降臨伝説を今に伝える天の逆鉾。
 360°の大パノラマ、ミヤマキリシマを堪能、疲れも一気に吹き飛ふ。
高千穂峰山頂 03高千穂峰山頂 04
高千穂峰山頂 05高千穂峰山頂 06 二子石、御池方面
高千穂峰山頂 06−2 寄生火山二子石と御池高千穂峰山頂 06−3 偽山頂とか・・
高千穂峰山頂 07 おっと こんなところに人が。高千穂峰山頂 ミヤマキリシマ

← 天の逆鉾(あまのさかほこ)

 鉄あるいは銅製、長さ138cm、周囲26cm 霧島東神社の社宝

下山

足元の浮石は一旦転がりだすとなかなか止らないで落ちて行く。
転がらぬ様十分注意をしながら一歩一歩踏みしめて下りる。登りより楽であるけどかなり神経を使う。砂利、砂に何度か足をくすわれつつも無事下山。

高千穂河原売店脇にある足洗い場で足を洗う。
山水なのであろう、凍る程に冷たく気持ちがいい!水飲み場の水も冷たくおいしい!
もう少し体力を付けなくては・・・

ナイス-Leg?
 
 


-霧島連山 高千穂峰登山-

 帰路途中、山田町より撮影した高千穂峰 


 
枠のある画像はクリックすると拡大します。

銀塩一眼レフも持参したのですが、今回程
そのズッシリした重さを感じた事はありませんでした。
おまけに銀塩の出来栄えもサッパリ。
やはり高性能な軽量デジカメ(非一眼)買おうと
決めた高千穂峰登山でした。

当方のブログ記事より
ミヤマキリシマ霧島登山


ページを作成するにあたり一部参考にした資料
「みやざき百山」 日本山岳会宮崎支部
「宮崎の山」 山と渓谷社

宮崎県の山一覧(一部)

2005/05

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まだまだ、紹介しきれておりません。宮崎県には良いところ・美味しいものがたくさんあります。

WEB(写真)では伝えきれません!是非あなたも宮崎県へいらしてください!

 
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