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大浪池(霧島連山)日本一高い火山湖・日本最大級の山頂火口湖2023年の紅葉情報
大浪池の場所 鹿児島県霧島市牧園町高千穂 地図:国土地理院地図 GoogleMap Mapfan Mapion (376 296 333) 緯度経度: N=31/54/41 E=130/50/34(日本測地系) 一般的な大波池登山口附近の地図です。(あくまで目安)現地案内表示等を参照の事。 大浪池概要大浪池(オオナミイケ)は 霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕、霧島連山、韓国岳(1700m)の隣に位置する。 大浪池火山の山頂部が爆裂して出来た火口底に水が溜まったものです。 大浪池の火口壁は、標高1,412m、湖面の標高1,239m、直径約650m、最大深度12m、ほぼ正円形、火口湖としては日本一高い所にある。 大浪池の火口壁には一周出来る登山道が整備され、南壁側からは、霧島連山、錦江湾、桜島、高隈山系、開聞岳と連なる眺めは雄大。 大浪池の植物等: 早春 マンサク、 初夏、新緑やミヤマキリシマ、秋、紅葉。 右図において、トイレのある登山口がメインの登山口です。 霧島ジオパークフィールドマップ
霧島エリアマップ(PDF リンク先:霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕霧島地域略図 企画:パークサービス・自然公園財団) |
霧島連山登山(入山)規制 登山道/道路などの規制情報霧島山・火山関連情報提供枠2023年7月7日、えびの高原(硫黄山)周辺に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)へ引き上げ。 2023/6/2追記:硫黄山付近の県道1号小林えびの高原牧園線は、2022年11月に、土日、時間、車両などの条件付きで通行再開しましたが、避難情報の基準を超える濃度の火山ガスの検出がが続いている為、2023年6月3日より再び全面通行止めになっております。 詳細は以下のブログに記載。 ➡ 【噴火・ガス留意】「えびの高原」と小林市を結ぶ県道1号、2022/11/26〜限定再開 但し、当面 土・日の9:00〜17:00の時間帯のみ、屋根のある車のみなど限定付解除となります。 2022年(令和4年)8月19日、新燃岳の噴火警戒レベルがレベル1(活火山であることに留意)に引き下げられました。 レベル1になったのは3月27日以来、約5ヶ月ぶり。 2022年(令和4年)8月19日時点での 霧島連山の登山(入山)規制等
霧島火山防災マップ / 2019年2月7日監修:霧島山火山防災協議会霧島・えびの高原などへ行かれる方は、2019年改訂版霧島山火山防災マップの一読を。➡ 火山防災マップA1版 火山防災マップA4版 宮崎県サイト |
大浪池より韓国岳を望む大浪池 拡大画像(300Kb程度) |
大浪池の紅葉大浪池の紅葉も絶景です。もっと見たい方は➡ 大浪池の紅葉のページ |
大浪池トレッキング大浪池までは整備されたトレッキングコースという感じで、登り40分下り30分程度のコースです。(もちろん個人差あり)大浪池への一般的な登山口は、えびの高原より霧島温泉へ向かう途中「新床展望台」の少し先にあります。 おそらくこの辺りだったと記憶 鹿児島県霧島町作成の案内図(PDF) 駐車スペースは2〜30台程度。 道路を隔てた所にトイレがありますので済ませた上で登りましょう。 紅葉の名所であり紅葉の時期等ハイシーズンは車が道にあふれるくらいになります。 早めの到着をおすすめします。 大浪池には登山者用の避難所があり、避難所の上から桜島が見えました。 [*以下は一般的な大浪池登山口より登った際の位置関係です。] 大浪池に到着するとそこから分岐して池の西周りコース(右周り)、東周りコース(左周り)のルートがあります。 ルートを進むと韓国岳との鞍部で韓国岳へ(えびの高原側へのルートもある)のルートとなります。このルートを使い大浪池を一周すると約90分(約4km)です。 私は東周りコース(左周り)で大浪池を一周してみましたが眺望は池に向かって右側(東周りコース)が開けたビューポイントの数、日光の具合、背景の韓国岳等含めお奨めです。 韓国岳登山道付近は大浪池鞍部に一度下ってから再度登る感じです。 一周する時間が無ければ適当なところでUターンでも良いかも知れません。 |
韓国(カラクニ)岳山頂より見た大浪池 |
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大波池 名称の由来大浪池の名称の由来については、池面に波が立つ様子から名付けられたとの説に加え、次のような伝説がある。大浪池伝説 昔、この池のほとりの村に庄屋がありました。何不自由なく暮らしておりましたが、子宝に恵まれませんでした。 そこで、年老いた庄屋夫婦は相談してお山の神様に願をかけました。やがて妻はみごもり、美しい女の子を産みました。女の子は「お浪」と名づけられ両親の愛情を一身に受けて成長、日毎にその美しさを増していきました。 美しい気立てのやさしいお浪には、あちらからも、こちらからも結婚の申し込みがありました。 ところが、お浪はただ淋しく微笑んで、首を横に振るばかり。 両親の心遣いを見るにつけ、お浪は泣くよりほかにありませんでした。お浪はとうとう寂しい沈んだ乙女になってしまいます。 ある時、お浪は突然病に倒れてしまいます。 日一日と、お浪の美しかったほおの肉は落ちて、見る影もなくやつれていました。 霧島の森林に月がこうこうと照っている夜更け、お浪は「山の上にある池まで行ってみたい」としきりに口にします。哀れに思った庄屋は願いを聞き入れ、一緒に山の奥へと登っていった。 ようやく池のほとりに出ると、突然お浪の瞳は輝きました。 そして父親の手を振り切り、池に身を投げてしまいました。 庄屋は、気も狂わんばかりにお浪の名を呼びつづけたが、二度とその姿を見ることはなかったという。 お浪は、この池に住む竜の化身でした。 庄屋夫婦の熱心な願いに感じて、しばらくの間庄屋の娘となっていたのでした。 それから、この池を「お浪の池」と呼びました。 それがいつのまにか「大浪の池」となったのです。 |
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