えびの高原 六観音御池(六観音池)(御池)の紅葉
【2023年紅葉見頃情報】宮崎日日新聞によると
2023年は10月30日、見頃となったようです。えびのエコミュージアムセンターによると
見頃は六観音御池や大浪池(おおなみいけ)の紅葉は今週末まで続く見通しとのことです。
六観音御池へのアクセス道
現在、硫黄山周辺の火山活動の影響(現在 噴火警戒レベル2)により、六観音御池へ向かう最短コースの不動池側からの登山道は閉鎖されておりますので、
えびのエコミュージアムセンター側から「えびの高原池めぐりコース」を使い、百紫池(びゃくいしけ)経由で、ピストン(往復)するしかありません。
参考:
➡ 登山道規制地図 ➡ YAMAP
時間と、体力があれば・・二湖パノラマ展望台 - 白鳥山 - 白鳥山北展望台を経由するのもよいでしょう。
六観音御池(ろくかんのんみいけ) Lake Rokukannnonmiike
〜 六観音御池 白鳥山北展望台より撮影 〜
左の山は「甑岳」右奥の山は「夷守岳」(
現地案内板にもお使い頂きました。)
六観音御池(ろくかんのんみいけ あるいは ろっかのんみいけ)は、えびの高原北部にある直径約500mの火口湖で六観音池や、御池とも呼ばれ、
えびの高原の代表的な自然観察路、(
えびの高原の「えびの高原池めぐりコース」)を歩き行きます。
水深14m、酸性湖のため、コバルトブルー色です。
周囲には20m程度の小さな丘が連なって火口の縁をつくっており、西側は後の白紫池からの溶岩で覆われています。
池の周囲をミズナラ・カエデなどの広葉樹とモミ・アカマツなどの針葉樹が混ざっている豊かな森に囲まれ、例年、10月末〜11月初旬に、湖畔の紅葉が見頃となります。
えびの高原 六観音御池 地図等の情報
地図:
国土地理院地図サービスリンク
霧島ジオパークフィールドマップ:
えびの高原池めぐり
六観音御池 紅葉の写真(1920pix拡大あり)
当サイトは、写真中心のサイトです。パソコンの壁紙サイズの写真も多く掲載、出来れば大きな画面でご覧ください。
以下の主な写真は写真上をクリックすると、1920pix幅に拡大します。スマホ等でうまく拡大しない場合には、写真下の文字リンクをタップしてください。
紅葉の時期、六観音御池の周辺は、カエデ、ナナカマド、モミ、ツガ等が200〜300年生のアカマツの間を赤や黄色に染め、あたかも対岸が燃えているようにも見えます。
例年、10月下旬〜11月初旬頃に紅葉、風のない時には水面に映った紅葉と相まり、見事な景色となります。
以下の撮影時は、風で波立っており、残念ながら水面の反射は望めませんでした。
後ろにそびえる山は、霧島連峰最高峰
霧島連山 韓国岳(カラクニ岳)の爆裂火口です。
防寒対策を十分に
えびの高原は標高1200mありますので、この時期、日が陰ると結構冷えこみます。まだ体も寒さになれてない時期につき、見学に行かれる方は防寒にも十分な備えを。!!
ここの紅葉は、針葉樹(緑)と紅葉の織りなすコントラストが一番の見所かと。
展望台からの眺望は、北から南方向ですので、午前中は完全逆光です。順光気味になるのは夕刻前位でしょうか・・。
六観音御池湖畔にて
この写真を撮った頃は、展望台下、水面近くまで降りられたのですが、その後、見学に行った際にはロープで立ち入り規制されておりました。
不動池側から六観音御池へ向かう 池巡り探勝路にて
不動池〜六観音御池間は、坂も少なく、歩きやすいのですが、あまり変化の無い、単調な道が延々続きます。道沿いの紅葉もそれ程ありません。
【宿泊レポート】えびの高原荘
※現在、指定管理者は変っており、2024年度も変るようです。
以前、「宮交ショップ&レストラン」が指定管理者だった頃、開設者が「えびの高原荘」に宿泊した際のレポートです。
温泉は日帰り入浴も出来ます。
館内にあるレストラン赤松は、ゆったりゆっくり食事できるので、えびの高原に行った際には、ランチでも良く利用しておりました。
〜 サイト開設者 MORIMORIの 国民宿舎 えびの高原荘 宿泊レポート 〜
紅葉最盛期 六観音御池展望台は混雑するのがネック(クレームも)
六観音御池の紅葉と言えばこの、展望台からの景色・・というか、対岸の眺望が開けるのが、ここ位しかないので、紅葉の時期は集中、混雑します。
下の写真は平日につき、まだ少ない方です。
長時間三脚を置きっぱなしの方も少なくなく、当方のこのWebPageをご覧になった一般の方から、「展望台前を三脚を構えた方が占有しており、景色を楽しめなかった」といった趣旨の苦情メールを頂戴したことがあります。
2023年も"X"(旧twitter)にこんな書き込みがありました。
"霧島の六観音御池の展望所など、観光地の三脚使用は禁止してもらいたい。
カメラ親父・婆集団に占拠されてて、最低
カメラヲタク集団の傍若無人ぶりを見ると、絶対自分はそうなりたくないと思う"
耳が痛いです(--;)
気配り、目配り、混雑時は、後からいらした方に、気を配って頂くよう、お願い申し上げます。
過去含めた紅葉見頃記録・メモ
- 2023年 10月30日見頃 週末頃まで続く見通し
- 2022年 11月3日見頃 週末頃まで続く
- 2021年 11月3日見頃 7日頃まで続く
- 2020年 11月3日見頃
- 2019年 11月6日見頃 10日頃まで続く 例年より10日程遅い
- 2018年 10月25日 見頃
- 2017年 11月11日 紅葉はピークを過ぎた
- 2016年 冷え込みが少なく、紅葉は遅れ気味 11月3日、ポツポツ紅葉状態
- 2015年 10月末に見頃 雨が少なく色付く前に枯れたようで、紅葉は早めに終わった
- 2012年 10月26日 見ごろ11月頭頃まで
- 2011年 11月2日 見頃
- 2010年 11月3日 ここ数日にピークをむかえる見通し
- 2009年 10月30日 見頃 例年より10日程早い、週末頃まで
- 2008年 11月5日 見頃
大浪池の紅葉もオススメ
霧島の紅葉では、六観音御池の他に、
大浪池の紅葉、
霧島神宮周辺の紅葉(時期的にはもうすこし後)がお奨めです。
霧島連山登山(入山)規制 登山道/道路などの規制情報
霧島山・火山関連情報提供枠
2023年7月7日、えびの高原(硫黄山)周辺に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)へ引き上げ。
2023/6/2追記:硫黄山付近の県道1号小林えびの高原牧園線は、2022年11月に、土日、時間、車両などの条件付きで通行再開しましたが、避難情報の基準を超える濃度の火山ガスの検出がが続いている為、2023年6月3日より再び全面通行止めになっております。
詳細は以下のブログに記載。
➡ 【噴火・ガス留意】「えびの高原」と小林市を結ぶ県道1号、2022/11/26〜限定再開
硫黄山の噴火活動の影響で、一部区間の通行止めが続いている 宮崎県道 小林えびの高原牧園線(県道1号)について、宮崎県は、制限付で2022年11月26日(土)午前9時から通行を再開させると発表しました。
但し、当面 土・日の9:00〜17:00の時間帯のみ、屋根のある車のみなど限定付解除となります。
2022年(令和4年)8月19日、
新燃岳の噴火警戒レベルがレベル1(活火山であることに留意)に引き下げられました。
レベル1になったのは3月27日以来、約5ヶ月ぶり。
2022年(令和4年)8月19日時点での 霧島連山の登山(入山)規制等
霧島火山防災マップ / 2019年2月7日監修:霧島山火山防災協議会
霧島・えびの高原などへ行かれる方は、2019年改訂版霧島山火山防災マップの一読を。
➡ 火山防災マップA1版 火山防災マップA4版 宮崎県サイト
当サイト内「えびの高原 六観音御池の紅葉」関連ページの一部をリンク
えびの高原ページ|えびの高原の池めぐりコース
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