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えびの高原 池めぐりコースの紹介 - 池巡り自然探勝路 Nature Trail (IKEMEGRI)-

 白鳥山(しらとりやま) 白紫池(びゃくしいけ) 六観音御池(ろっかんのんみいけ) 不動池(ふどういけ)

えびの高原の場所 宮崎県えびの市大字末永
地図 GoogleMap Mapfan Mapion マップコード376 416 045
国土地理院地図リンク Googleマップの池巡り
緯度経度: N=31.56.32.3 E=130.50.43.4(日本測地系) えびの市の天気予報
小林I.Cより 約20Km 30分  えびのI.Cより 約 21Km 35分 /  写真(二湖パノラマ展望台からの景色 

積雪した池巡りコース 二湖パノラマ展望台付近 



えびの高原  

えびの高原では是非、白紫池(びゃくしいけ)、六観音御池(ろくかんのんみいけ・ろっかのんみいけ)、不動池(ふどういけ)を周る池めぐりコース(池巡り自然探勝路)を歩く事をお奨めします。

えびの高原の池めぐりコースのスタンダードなコース(MAP中赤い色のコース)は高低差100m程度、えびのレストセンターからスタートして1時間半程度で周れる、手軽なトレッキングコースです。

白紫池、六観音御池、不動池など見どころも多く、野鳥や、植物、アカマツ林、自然いっぱいのコースは整備され、歩きやすい、初心者向けのコースです。

私の一番のお奨めポイントは 二湖パノラマ展望台からの眺望
二湖パノラマ展望台へ行かなくてはこのコースの魅力半減と言っても過言ではないでしょう。← そこまで言うかぁ・(^^;)

 この二湖パノラマ展望スペースからは 白鳥山、甑岳韓国岳等のパノラマ風景をバックに白紫池、六観音御池を眼下に見渡すことが出来ます。
下記掲載マップ(地図)中、赤色のコースで歩く場合でも是非、白鳥山登山道入口より、二湖パノラマ展望台まで往復、ちょっと寄り道、登ってみましょう。二湖パノラマ展望台までは、坂の傾斜もそれほどなく高低差30m程度、距離も短いので登りやすいと思います。 
目の前に広がるパノラマにきっと疲れも吹き飛び爽快な気分に浸れる事でしょう。
(池巡りコース各ポイントにある、案内板の写真も是非ご覧下さい。^^;)

六観音御池二湖パノラマ展望台より、白鳥山山頂へそのまま登り、白鳥山北展望台を経由して降りるコース(MAP中青色のコース)もありますが、こちらは道幅もぐんと狭くなり“普通の登山道”人一人分程度、白鳥山山頂(1363m)付近の100m程のガレ場白鳥山北展望台下の急坂(高低差50m程度)等があります。

白鳥山北展望台以外はあまり眺望も望めませんが、スタンダードコースでは少し物足りない方向きのコースと考えて良いと思います。
白鳥山北展望台〜六観音御池方面へは急坂なので、時計回りで下った方が楽だと思います。
このコースだと、白鳥山山頂経由で2時間半程度でしょうか。

えびのビジターセンターから白紫池、六観音御池を見渡せる二湖パノラマ展望台までは片道30〜40分程度。お時間の無い方は二湖パノラマ展望台だけ見て引き返しても良いでしょう。
途中に「えびの展望台」もあります。

 コース上にトイレはありませんので出発する前に事前に済ませておきましょう。
 レストラン横に足湯(無料)があります。帰りにいかがでしょう。

 

2013年のミヤマキリシマ開花情報
5月23日現在のミヤマキリシマ:硫黄山 池めぐり自然探勝路 甑岳 いずれも見頃 まだつぼみもあるのでしばらくは楽しめる。。
つつじが丘 1分咲き程度 見頃は6月上旬〜  、韓国岳山頂 まだつぼみ 見頃は6月上旬〜
えびの高原の開花情報はこちら → 一般財団法人自然公園財団 霧島・えびの高原 スタッフブログ(外部サイト)


霧島連山登山(入山)規制 登山道/道路などの規制情報

霧島山・火山関連情報提供枠
2023年7月7日、えびの高原(硫黄山)周辺に火口周辺警報(噴火警戒レベル2)へ引き上げ。

2023/6/2追記:硫黄山付近の県道1号小林えびの高原牧園線は、2022年11月に、土日、時間、車両などの条件付きで通行再開しましたが、避難情報の基準を超える濃度の火山ガスの検出がが続いている為、2023年6月3日より再び全面通行止めになっております。
詳細は以下のブログに記載。
【噴火・ガス留意】「えびの高原」と小林市を結ぶ県道1号、2022/11/26〜限定再開 

硫黄山の噴火活動の影響で、一部区間の通行止めが続いている 宮崎県道 小林えびの高原牧園線(県道1号)について、宮崎県は、制限付で2022年11月26日(土)午前9時から通行を再開させると発表しました。
但し、当面 土・日の9:00〜17:00の時間帯のみ、屋根のある車のみなど限定付解除となります。


2022年(令和4年)8月19日、新燃岳の噴火警戒レベルがレベル1(活火山であることに留意)に引き下げられました。
レベル1になったのは3月27日以来、約5ヶ月ぶり。

2022年(令和4年)8月19日時点での 霧島連山の登山(入山)規制等



2023年(令和5年)7月7日時点での登山道周辺道路規制概略地図



霧島火山防災マップ / 2019年2月7日監修:霧島山火山防災協議会

霧島・えびの高原などへ行かれる方は、2019年改訂版霧島山火山防災マップの一読を。
 火山防災マップA1版 火山防災マップA4版 宮崎県サイト





甑岳から下山中、迷い、あわや遭難事故に・・(福岡の男性) 2011/9/27
霧島山の火山活動や天気の急変に注意を!チラシ (PDF) 当方撮影の雲海写真も・・



 えびの高原 池めぐり 概略マップ


下に掲載した地図は、現地案内板を撮影したものに、当方で気付いた事など加筆したコースの概要です。

気軽に楽しめる、私のおすすめ池めぐりコースは、下記

えびのエコミュージアムセンター 〜 えびの展望台 〜 白鳥山登山道入り口 〜 二湖パノラマ展望台〜(引き返し)〜白鳥山登山道入り口〜白紫池〜六観音御池〜不動池〜えびのエコミュージアムセンター

えびの高原 池めぐりコース 概略マップ

えびの高原周辺の散策・山歩きなどには、下記の地図がお奨め!! です。
霧島錦江湾国立公園〕えびの高原案内図
(PDFファイルです) by 企画:パークサービス自然公園財団
 * 地図にある「森林の館・からくに荘」「ガソリンスタンド」は現在、閉館・閉店しております、ご留意下さい。
 
国土地理院の周辺地図もリンクしておきます。
2万5千分1地形図名:韓国岳

霧島山エコツアーガイドマップ(えびの高原・韓国岳・池巡り自然探勝路・御池野鳥の森)

霧島ジオパークフィールドマップ



宮崎の美しい花・神話ゆかりの場所などを紹介した動画



白鳥山山頂経由コースで撮影した写真

(写真は、すべて同日のものでは無く、季節違いなど入れ混じっております。)
池めぐりコースは、白鳥山付近をのぞいては、広く整備され、歩きやすいので、
トレッキングは初めてという方にもオススメのコースです。 

えびの展望台からの景色

(えびの展望台まで、えびの高原駐車場から300m程度です。) 拡大画像あり
えびの展望台からの景色
 * この写真は現地案内板でもご覧になれます。→ 関連ページ 


2012年6月撮影 ミヤマキリシマ・ブナの新緑など 写真6枚追加

えびの高原 池巡りコース ミヤマキリシマ 01えびの高原 池巡りコース ミヤマキリシマ 02
ミヤマキリシマ(2012年6月撮影) ミヤマキリシマ 二湖パノラマ展望台下付近

えびの高原 池巡りコース ミヤマキリシマ 03えびの高原 池巡りコース ミヤマキリシマ 04
ミヤマキリシマとチョウ ミヤマキリシマとアゲハチョウ

えびの高原 池巡りコース 新緑 01えびの高原 池巡りコース 新緑 02
ブナ林の緑 木漏れ日 ブナ林の緑に癒されます

えびの高原 池巡りコース えびの高原 池巡りコース 二湖パノラマ展望台への登山道
少し開けた赤松地帯 二湖パノラマ展望台への登り



二湖パノラマ展望台より
二湖パノラマ展望台からの眺め
左が 白紫池 中央 六観音御池 正面後ろは甑岳 右が韓国岳 
二湖パノラマ展望台からの眺め(特大パノラマ写真:大きいサイズなのでブロードバンド向き)
 * この写真は現地案内板でもご覧になれます。→ 関連ページ 



二湖パノラマ展望台より 白鳥山頂上付近のガレ場



白鳥山頂上付近から見た 韓国岳の爆裂火口 手前は白紫池

えびの高原池巡りコース|白鳥山北展望台より見た写真
白鳥山北展望台から見たパノラマ風景 山は左より甑岳・夷守岳・韓国岳・湖は六観音御池


白鳥山、北展望台から見た六観音御池白鳥山からの下り
六観音御池(白鳥山北展望台) 白鳥山からの下り道 六観音杉 樹齢500年 

巨木スギ (展望台から池めぐり探勝路を白紫池方面へ数十メートル)
この巨木スギは推定樹齢五百数十年で、六観音参拝のおりに植えられたものと伝えられております。 
一説では、ヤクスギと言われておりますが、針葉を調べてみますと、葉の長さ、角度、曲がりなどから、霧島神宮、狭野神社(さの神社)、阿蘇神社などの九州中南部の古い神社に神木として植えられている老大木のスギと同じ系統のようです。 / 環境省 宮崎県 (現地案内板より)


六観音御池にある祠
大杉 六観音御池と大杉 六観音堂(豊受神社)

六観音堂 (展望台付近)
村上天皇の御代に性空上人が、この六観音御池の湖畔で法華経を読誦しておられると、忽然、白髪の老翁が現れ言うことには、「我はヤマトタケルノミコトである。 白鳥と化してこの峰に住むこと久し、今、師の読誦苦行の徳に感応して身を現すものなり。」 この因縁によって上人は、湖畔の出現場所に堂宇を建て、中に手彫りの六観音を安置したと伝えられています。 / 環境省 宮崎県 (現地案内板より)

六観音堂は六観音の像を祭る仏堂でしたが、後に馬頭観音を祭るようになったという。明治期に「豊受神社」と改称され現在に至ります。

六観音御池の紅葉
六観音御池の展望台下から見た紅葉の六観音御池。   関連ページ→ 紅葉の時期の六観音御池
*この写真を撮影した当時は展望台下へ降りられたのですが、2013年4月現在、ロープが張ってあり、規制されております。

六観音御池の展望台不動池へのコース不動池
六観音御池展望台 コースも終盤、目の前に韓国岳 不動池のノリウツギ

不動池
不動池は県道1号沿いにあるので、気軽に見ることが出来ます。 関連ページ→ 不動池



白紫池・六観音御池・不動池 (池巡りコースの池)
白紫池(びゃくしいけ) LakeByakushiike
白鳥山の南東側に生じた火山の火口にある、直径250mの浅い火口湖です。この火口から流れ出た溶岩は、東側にある六観音御池にせり出すように分布しているので、六観音御池よりも白紫池の火山のが新しいことがわかります。火口のそばではベースサージ堆積物が見られるので、はげしいマグマ水蒸気噴火が発生したことが推測されます。
水深が浅いので、冬場は凍結して、天然のスケート場として利用されていましたが、現在は利用されていません。
※ベースサージ堆積物 水や火山灰・岩などが混ざったものが、火口から環状に広がる横なぐりの噴煙により堆積した地層のこと。
※マグマ水蒸気噴火 マグマが地下水などに触れて起こるはげしい噴火のこと


六観音御池(ろくかんのんみいけ あるいは ろっかのんみいけ) Lake Rokukannnonmiike
えびの高原北部にある直径約500mの火口湖です。周囲には20m程度の小さな丘が連なって火口の縁をつくっていますが、西側は後の白紫池からの溶岩で覆われています。
火口の北から東部にかけてはベースサージ堆積物がみられ、はげしいマグマ水蒸気噴火によって出来た火口湖であることが分ります。
この池につながる川はありませんが、大雨が降って近くの白紫池の水位が上がると、そこからあふれた水が流れこむことがあります。
池の周囲をミズナラ・カエデなどの広葉樹とモミ・アカマツなどの針葉樹が混ざっている豊かな森に囲まれ、池の北には、この池の由来となった六観音堂があります。また、その参道には屋久杉を移植したと伝えられるスギの巨木があります。

不動池(ふどういけ) Lake Fudoike j
不動池は韓国岳の北東にある、直径約200mの火口湖です。その水は強い酸性(pH-4.5)でしたが、硫黄山の噴気活動の低下と共に酸性度は年々弱まりつつあります。不動池から流れ出た溶岩はおもに北側に流れ、甑岳にぶつかり、その東西両側に流れ下っています。(不動池が噴火した時に、甑岳があったことが分ります。)池めぐりコースの途中からは、この溶岩が作る溶岩堤防や溶岩じわなどの溶岩流地形が観察できます。
不動池はおおきく分けると2回の噴火活動を起こしていて、最新の活動はアカホヤ火山灰より新しい時代に起こっています。

*アカホヤ火山灰 : 約7300年前に薩摩硫黄島付近にある鬼界カルデラから噴出した火山灰、この層とその上下関係をみると7300年前より新しいか古いかがわかる。

説明文は 現地に設置されたジオサイト説明板より。         


2013年5月初旬 池めぐりコース(池巡り自然探勝路)にて撮影

野鳥新緑キリシマミツバツツジ
ソウシチョウ 下記参照 新緑 キリシマミツバツツジ
ソウシチョウ : 外来生物法で特定外来生物に指定されている鳥です。ここに定着してしまったようです。
関連リンク 参照 鳴き声(外部リンク)
 
オオカメノキハルリンドウツルキジムジロ
オオカメノキ ハルリンドウ ツルキジムジロ



 林野庁、緑の文明学会制定「全国森林浴の森百選」、「えびの高原池めぐりの森」

*** えびの高原池めぐりコース -池巡りり自然探勝路 Nature Trail(IKEMEGRI)- ***

「霧島ジオパーク」 霧島連山一帯は、2010年9月14日、日本ジオパークに認定されました。

シカにえさを与えないでください。

霧島えびの高原をまとめたダイジェストページはこちら →   霧島観光関連ページ  


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みやざき
PHOTO MIYAZAKI 宮崎観光写真  (宮崎県の写真と観光ガイド、旅行ガイド)
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