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風土記・万葉の丘 現地案内板より
「皇祖発祥の地と伝えられる高千穂の地は日本国民の心のふる里です。天孫降臨は一つの神話ですが、上代の歴史は洋の東西を問わず、神話の形式で伝えられています。神話は民族を特色づける祖先の遺産であり、国の背景を形成する大きな要素ともいえます。くしふる峰に連なるこの丘に建立されている高千穂碑は、神話にいう高千穂が奈良時代に編纂された「日向風土記」に西臼杵蔀高千穂町を中心とする旧高千穂郷と記されていることから、天孫降臨の地高千穂の伝承を顕彰するため、甲斐徳次郎氏(岩戸村長・県議会議員歴任・高千穂町名誉町民)の提唱により、昭和36年から建立運動が始まり、昭和41年11月11日に名誉総裁高松宮宣仁親王殿下の御臨場を仰ぎ、建碑除幕式が行われました。徳次郎氏は神典、古文書に対する造詣が深く、神道の信仰と仏教の信心、古典の研究に通じた郷土史家でもあり、その熱意により建設協賛会名営会長に佐々木行忠神社本庁統理(国学院大学院長)、理事長として法学博士瀧川政次郎氏(国学院大学教授)のご協力をいただき、文学博士安藤更生氏(早稲田大学教授)をはじめとする著名な神社、文化人70余名の発起人を得て、建立されています。」

 
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