太陽PhotoMiyazaki 清武の大楠(大クス)船引神社(宮崎市清武町)

清武の大楠 (船引神社の大クス・通称清武のクス) 

位置 
清武の大楠(船引神社)の場所 宮崎県宮崎市清武町大字船引  MAP(地図) 

GPS N=31.51.49 E=131.22.54
清武の大楠 パノラマ合成
 国指定天然記念物 「清武の大楠」

 指定年月日 昭和26年8月9日

この大楠は別名「八幡楠」とも呼ばれ、船引神社の神木として人々に親しまれて来た。
 根周り18m、目通り幹周り13.3m地上2mにして東に一枝を出し、5mで南北二枝に分かれ、樹高は35mに達する。
 また主幹内は空洞を生じ、その広さは7〜8畳敷程もあり、楠においては県内最大のものである。

樹齢は約900年と推定されるが、樹勢は旺盛である。

 [清武町教育委員会]

関連ページ 船引神社関連 船引神楽

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清武の大楠(船引神社) 幹清武の大楠(船引神社) 根
清武の大楠(船引神社) 上を望む船引神社 11月下旬紅葉(数本だけですが)

ヤッコソウとヒマラヤザクラ

11月頃、大楠の左奥にヤッコソウが出て来る。ヤッコソウは寄生植物のひとつで、シイノキ属の植物の根に寄生する。
その姿が「やっこ 」に似た白い花なのでこの名が付いた。
ヤッコソウのの生えている部分含め、クスノ木の一帯は立ち入り禁止となっておりますのでヤッコソウ観察には双眼鏡を持参したほうが良いと思います。2007年は暖冬だったせいか12月後半に開花しておりましたので年を越して2008年のお正月にも見る事が出来たと思います。

同じく12月、船引神社の鳥居前左にあるヒマラヤザクラが花を付ける。
ヒマラヤザクラはその名の通り、ヒマラヤの高地が原産、日本では12月ごろに開花する。こちらは流石に年末には散っていると思います。
ブログ記事もご覧ください。 →  船引神社のヤッコソウとヒマラヤザクラ
ヤッコソウヒマラヤザクラ

船引神社のヤッコソウは、昭和15年(1940)に発見されたもので、宮崎市の天然記念物に指定されております。
神社裏の大クスに近接するスダジイの根に密生し、例年だと11月中旬に見頃を迎えるようです。


(参考)宮崎県の巨樹の定義

宮崎県は県内の巨樹・古木・群落の分布状況、生育の状態及び生育環境の実態を調査し、その結果を1992年に発表した。 その調査に当たって「巨樹」の定義を、幹周りを基準とする大きな木、および樹齢を基準とする古い木の総称とし、その基準を次のように規定している。

〔1〕地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔2〕地上からの高さ1.2m未満で幹が分岐するものは、最も大きな幹の地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね2m以上で、他の幹周りとの合計がおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔3〕推定樹齢が100年を経ているもので、由緒ある樹木または珍しい樹木。

清武の大楠



2004/11/Up



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みやざき
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