宮崎市内海鎮座 野島神社(のしまじんじゃ)と内海のアコウの木
はじめに
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野島神社 御由緒
社伝によれば 創建は文安3年(1446)12月3日、もとは白鬚大明神と呼ばれていたが、明治5年(1872)に野島神社と改称された。
神社の創建伝承では、天暦3年(945)8月 白髪の老人が現れる「浦島伝説」も残っている。
野島神社の御祭神
塩筒大神(しおずつのおおかみ)
猿田彦神(さるたひこのかみ)
上筒大神(うわつつおのかみ)
中筒大神(なかつつおのかみ)
底筒大神(そこつつおのかみ)
海と関係の深い神を祀った神社です。
野島神楽
野島神社には数百年前から伝承している神楽がある。
日本の神楽面とは異なる明(中国から渡来したものと言われる神楽面も数個伝わる。
野島神楽では五穀豊穣を感謝する舞が毎年、18番程が11月23日の秋の例祭の時、新嘗祭の後、境内のに設えられた舞殿で午前10時半頃より夕方まで奉納されます。
野島神楽の画像はこちらに掲載
野島神社 交通アクセス・地図等の情報
鎮座地:
GoogleMap Mapfan Mapion (274 866 163)
緯度経度:N=31/44/07 E=131/28/13(日本測地系)
国道220号沿いです。
駐車場:神社の南側に7台分の駐車場あり
JR:JR日南線 内海駅下車、5分程ぐ
バス:宮崎交通 内海駅前下車
参考(NAVITIME)
2024年2月7日、参拝、境内で「河津桜」が見頃でした
facebookpageに写真6枚掲載
野島神社 社殿
野島神社境内の様子
鳥居と野島神社(正面より)
手水舎(ちょうずや)
2月 境内に咲く「河津桜」
内海のアコウ 国指定天然記念物 宮崎県の巨樹100選
野島神社境内や周りにはアコウの大木が茂っている、このアコウの木は
内海のアコウとして国の天然記念物にも指定されています。(昭和16年10月3日指定)
アコウは幹から多数の気根を出す亜熱帯性のクワ科の高木で、別名 アコギ、アコミズキとも呼ばれ 、イチジクに似た1cm弱の果を結びます。
国内での分布は、紀伊半島南部,四国南部,九州,沖縄等の海岸部に主に自生、たくさんの気根を垂らし独特の姿をしている。
内海のアコウは、樹形のよいことと、枝を広く伸長する点で、優れているので、天然記念物として指定されたようです。
4本のアコウが自生。樹齢300年のものもあり、高さ15メートル、目通り幹囲6.9m 枝張りが40m×20mに達するものもあります。
今にも「動き出しそうな」気さえする独特の姿
野島は「のじま」ではなく「のしま」
目の前にある巾着島と呼ばれる海抜73.9mの無人島は「のしま」と呼ばれる。
のじまではなく 正しくは「のしま」との事。
「加江田渓谷と青島・内海海岸 池内捨市著」によると野島という名の由来は定かな資料はないが、建武年間(1334年-1338年)の頃博士の職を持った 河野六郎通邦がこの地に移住して来た時、生まれ育った伊予の国(愛知県)の今治にある「能島」に似ていることから語呂を併せて呼んでいたものがいつしか発音が訛って「のしま」というようになったとの説があるようです。
(参考)宮崎県の巨樹の定義
宮崎県は県内の巨樹・古木・群落の分布状況、生育の状態及び生育環境の実態を調査し、その結果を1992年に発表した。 その調査に当たって「巨樹」の定義を、幹周りを基準とする大きな木、および樹齢を基準とする古い木の総称とし、その基準を次のように規定している。
〔1〕地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔2〕地上からの高さ1.2m未満で幹が分岐するものは、最も大きな幹の地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね2m以上で、他の幹周りとの合計がおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔3〕推定樹齢が100年を経ているもので、由緒ある樹木または珍しい樹木。
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野島神社(のしまじんじゃ)と内海のアコウ
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