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西都原古墳群 - 169号墳（飯盛塚）と170号墳出土埴輪画像 |
 男狭穂塚の西に位置する西都原古墳最大の円墳 169号墳 （発掘当時は飯盛塚と呼ばれておりました） 径50ｍ、高さ７ｍを測り西都原古墳群最大の三段築製の円墳。 1912年（大正元年）12月〜1913年1月 第一回 西都原古墳群の発掘調査は、墳頂部を中心に行われ、表土層を取除いた時点で円筒埴輪列が確認され、中心部を掘下げた結果は、埋葬主体部を検出するにはいたらなかった。 ［写真］ あじさいと169号墳 |
第169号墳 Burial Mound NO.169 （飯盛塚）周辺パノラマ合成画像中央が169号墳 後ろの盛り上がった森が男狭穂塚女狭塚、 右奥手にあるのが、2004年秋からの調査で船形埴輪、子持家形埴輪を出土した事がわかった170号墳です。169号墳は 2004年春 外観を整備。 道路から眺めるこの辺りの眺めは開放的で良いです。  |
第170号墳 Burial Mound NO.170 （雑掌塚） リンク：西都原169号墳（遺構編）・西都原170号墳（遺構編）-宮崎県遺跡資料リポジトリ（宮崎大学） 170号墳 MOUND NO.170 （雑掌塚）からの代表的な出土品 子持ち家形埴輪 船形埴輪大正初年の発掘調査により 子持家形埴輪、船形埴輪は169号墳からの出土とされておりましたが、その後2004年からの調査で170号墳（雑掌塚)出土である事が解かりました。 下記画像は西都原考古博物館が開館した際の、｢遺物達の帰郷展｣にて撮影したものです。（現在東京国立博物館蔵） 展示物への光線の色具合（フラッシュ撮影禁止）で、この埴輪本来の色(ベージュ色）がうまく出ておりません。 下記画像はクリックすると800pix幅に拡大します。 子持家形埴輪子持家形埴輪は全国的にみても出土例がなく西都原特有の中央に原始人母屋造りの母屋、前後に平床式入母屋造の家、両脇に切妻造りの家、５軒の家形埴輪から成り立っている。人が住む家ではなく、信仰儀礼が行われた大室谷としての建物を表している。高さ52cm 横幅94cm （全体の3割程度の破片より復元）   上記は“本物”の写真です。現在 西都原考古博物館に常時展示してあるものは残念ながらレプリカです。 立派な博物館が出来たことですし、戻ってきてほしいものです。参考まで館内のレプリカには展示案内板にＲのマークがついております。 |
船形埴輪埋葬者に対しての埋葬儀礼の為に墳頂部に納置されたもの。長さ101cm 幅19cm 高さ39cm （全体の8割程度の破片より復元したもの）   上記写真も国立博物館蔵の“本物”の写真です。子持ち家型埴輪と共に、西都原考古博物館オープンの際、特別に帰郷、展示されました。現在 西都原考古博物館に常時展示してあるものは残念ながらレプリカ（複製品）です。 子持家形埴輪のページ作成しました。 → 子持家形埴輪 船形形埴輪のページ作成しました。 → 船形埴輪 2005/09/05 情報 1999年からの169号墳発掘調査で残りの埴輪片は169号墳からはみつからなかったが、2004年秋からの170号墳の調査で墳頂より埴輪片が出土、破片の形、焼き具合より重要文化財の船形埴輪、子持家形埴輪の一部である事がほぼ確実となった。 今回調査にあたった大谷女子大学（大阪府）の犬木助教授は｢大正時代の調査は東京、京都の旧帝国大学などがを携わった大プロジェクトだった。各大学を点々とするうちに混同したのかも知れない｣と話している。 （2005/09/05） 余談・・ ＞ 埴輪関連画像→ 平和台公園はにわ園で撮影した埴輪の画像（踊る埴輪等） |
 西都原古墳群発掘年表 ページ作成にあたり、参考にした資料 西都原古代文化を探る/日高正晴著 日本の古代遺跡/鈴木重治著 西都原古墳群/北郷泰道著 他  西都原古墳群を紹介するページＴＯＰ ｜第100号墳｜第13号墳 | 男狭穂塚女狭穂塚 | 169号墳 | ｜4号地下式墓（111号墳） | 鬼の窟古墳 |酒元ノ上横穴墓群 | |
西都原古墳群、飯盛塚（169号墳）の画像● 2004/06 2005/09 ● [当サイト内みやざきを紹介する主なページ]｜高千穂峡｜高千穂観光スポット｜西都原古墳群｜綾照葉大吊橋と照葉樹林｜フローランテ宮崎｜宮崎神宮｜平和台公園｜日南海岸｜青島｜堀切峠｜道の駅フェニックス｜サンメッセ日南｜鵜戸神宮｜堀川運河｜道の駅なんごう｜都井岬｜坂元棚田｜関之尾の滝｜萩の茶屋｜えびの高原不動池-生駒高原｜えびの高原霧島観光｜高千穂峰｜阿波岐原 みそぎ池｜宮崎県の道の駅 forＧＰＳ（緯度経度）｜飫肥（おび） ｜わかばロケ地情報｜サンマリンスタジアム｜生目の杜運動公園｜フラワーフェスタ｜宮崎のお薦めお土産｜ |
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