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高千穂神楽

高千穂神楽 その一

高千穂観光神楽


高千穂町高千穂神社境内 神楽保存館  宮崎県高千穂町高千穂神社境内 神楽保存館で毎夜20:00よりとり行われる。
高千穂観光神楽は通常33番ある高千穂神楽の中から、代表的な日向神話、天岩戸開きにまつわる 手力雄(タヂカラオ)の舞鈿女(ウズメ)の舞戸取(とどり)の舞の3番と、イザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる御神体の舞、以上4番がダイジェストで舞われるあくまで 「観光客」を主眼に置いた神楽です。

実際の高千穂の神楽は夜を徹して33番舞われますが、この観光神楽は高千穂の神楽にふれる高千穂神楽入門編とでも申しましょうか・・。
とは言え、本物の奉仕者(ほしゃ)どん」の舞いと太鼓と笛の音、臨場感もたっぷり・・大変見応えあります。日により奉仕者どん(面様含む)、舞も変るようです。
このページの画像は、その「高千穂の観光神楽」4番から紹介しております。

尚、“高千穂神楽”は総称であり、地元では天岩戸神楽、三田井神楽、等々、それぞれの集落の名で呼ばれ、土地ごとの歴史や習俗を反映した独特の神楽が伝えられているとの事です。
高千穂神楽に関して大変参考になるリンクがページ下部にあります。是非ご覧下さい。


神楽とは

高千穂神楽 タヂカラ
-宮崎の神楽一般−
 生活の安定を願い、豊作や豊猟(漁)を祈願し、感謝するといった、「祈るこころ」を形に表して集落の祭祀行事として組み立て、芸能化されたものが神楽とされています。

 元々神楽は平安中期より宮廷において大嘗祭(だいじょうさい)の宴遊として行われていたのが始まりとされていますが、どのようにして各地に伝播し継承されてきたかは良くわかっておりません。
 現在、神楽の奉納は四季を通じて行われており、ことに11月から2月にかけて集落の神社から氏神様を民家(神楽宿)にお迎えして行われる場合が多く、番付(演目)は三十三番またはそれに近い数を備えていります。
神楽の起源は、地域の日待し信仰と重なり、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸にお隠れになられたという日向神話に基づいているとされています。

夜を徹して奉納される夜神楽では神楽の間に 煮しめやかっぽ酒 がふるまわれ、見物人と舞い手がひとつになった、まさに集落をあげての「和のお祭り」と位置づけられています。 青島神楽まつりの資料より引用)

宮崎県内では 高千穂・(高千穂、日之影、五ヶ瀬)、椎葉・諸塚、米良・銀鏡神楽(しろみ神楽)尾八重神楽 霧島・祓川神楽、宮崎市では生目神楽野島神楽など各地に300以上の神楽がある。


-高千穂の神楽-

 一年の五穀豊穣と豊漁に感謝し、来る年の豊作を願う集落の祭りである。
夜を徹して33番の神楽が舞われる。
神楽を奉納する神楽宿は神社の神楽殿や、氏家の広間など、舞手は奉仕者(ほしゃ)どん」と呼ばれ、現在、町内に400人を超える奉仕者(ほしゃ)どんがいると言う。
尚、神楽の面は「おもてさま」と呼ばれる。神楽を舞う周囲には「内注連(うちじめ)」がある、彫り物(えりもの)と呼ばれる五行、十二支、太陽を模った透かし切り絵の御幣が廻らされており、ここは「神庭(こうにわ)」と呼ばれ奉仕者どん以外は入る事が出来ない神聖な場所である。(下の手力雄(タヂカラオ)の舞の画像を拡大するとこの部分が見えると思います。)

高千穂 上田原地区で撮影した神楽の画像を少しご紹介 (拡大版等は上田原神楽のページにて)

高千穂 上田原地区の神楽 01 (拡大版は編集中)高千穂 上田原地区の神楽 02 (拡大版は編集中)

高千穂 上田原地区の神楽 03 (拡大版は編集中) 高千穂 上田原地区の神楽 04 (拡大版は編集中)

高千穂 上田原地区の神楽 05 (拡大版は編集中)高千穂 上田原地区の神楽 06 (拡大版は編集中)

高千穂 上田原地区の神楽 07 (拡大版は編集中) 高千穂 上田原地区の神楽 08 (拡大版は編集中)


日向神話より 天岩戸のお話し

手力雄(タヂカラオ)の舞 高千穂の夜神楽
世界の陽性と正義と平和を象徴する太陽の神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、弟の荒ぶる神、須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりに耐えかねて、怒って岩屋の奥に隠れてしまい、世は闇に閉ざされてしまった。

困った八百万(ヤオロズ)の神々が今後の対策を練ったのが高千穂の天岩戸神社より少し歩いたところにある天安河原(アマノヤスガワラ)
百万(やおろず)の神々は天安河原に集まって相談した末、岩屋の前で宴会を開くことになる。
芸達者の天鈿女命(アメノウズメノミコト)が賑やかに舞い踊り、それを肴にみなでその周りで宴会を始めた。
その騒ぎに興味をしめした天照大御神が岩戸を少し開いたところを手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を開け投げ飛ばし、世に再び光が戻った。・・・というお話。
 この時手力雄命が投げた岩戸は遠く長野県の戸隠村まで飛んだと言い伝えられている。

戸開き神事の直接の目的は天照大神の復帰で、背景にあったのは日食に対する驚き、衰えてゆく太陽の復活を願う冬至の祭り等の解釈がなされている。
[画像はクリックすると拡大します。こちらにも画像があります→高千穂神楽その2]




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高千穂神楽タイトル

高千穂神楽画像

高千穂町高千穂神社境内 神楽保存館にて撮影
高千穂神社境内 神楽保存館 戸取りの舞

-手力雄(タヂカラオ)の舞

天照大神が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力雄命が天の岩戸を探し出す為に静かに音を聞いたり、考えたりする様子を表現。  →手力雄の舞 1024Pix拡大画像ページ
手力男(タヂカラオ)の舞 1 (高千穂神楽)手力男(タヂカラオ)の舞 2 (高千穂神楽) 手力男(タヂカラオ)の舞 3 (高千穂神楽)手力男(タヂカラオ)の舞 4 (高千穂神楽)


-鈿女(ウズメ)の舞

天岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で面白おかしく舞い、天照大神を引き出そうという舞。天岩戸の前の舞神楽のはじまりという。  →鈿女(ウズメ)の舞 1024Pix拡大画像ページ
細女(ウズメ)の舞  (高千穂神楽)


-戸取(とどり)の舞

天の岩屋も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄命が岩戸を取り除いて天照大神を迎え出す舞で勇壮で力強く舞う舞。
  → 戸取の舞 1024Pix拡大画像ページ
戸取りの舞 1 (高千穂神楽)戸取りの舞 2 (高千穂神楽)戸取りの舞 3 (高千穂神楽) 戸取りの舞 4 (高千穂神楽)


-御神体の舞

一名国生みの舞。イザナギ、イザナミの二神が酒を作ってお互いに仲良く飲んで抱擁し合い、極めて夫婦円満を象徴している舞であります。見物人の中にも入って来る。   → 御神体の舞 1024Pix拡大画像ページ 御神体の舞 1 (高千穂神楽)御神体の舞 2 (高千穂神楽)御神体の舞 3 (高千穂神楽)

神楽の壁紙

パソコン用壁紙 1024pix 1280pix 1600pix 掲載 
当サイト宮崎の壁紙より→        ワイド画面用壁紙

国指定重要無形民俗文化財 高千穂神楽33番 番名


1、彦舞(ひこまい) 12、岩潜(いわくぐり) 23、柴引(しばひき)
2、太殿(たいどの)  13、地割(ぢわり) 24、手力雄(てじからお)
3、神降(かみおろし) 14、山森(やまもり) 25、鈿女(うずめ)
4、鎮守(ちんじゅ) 15、袖花(そでばな) 26、戸取(ととり)
5、杉登(すぎのぼり) 16、本花(ほんばな) 27、舞開(まいひらき)
6、地固(ぢがため) 17、五穀(ごこく) 28、日の前(ひのまえ)
7、幣神添(ひかんぜ) 18、七貴神(しちきじん) 29、大神(だいじん)
8、武智(ぶち) 19、八つ鉢(やつばち) 30、御柴(おんしば)
9、太刀神添(たちかんぜ) 20、御神体(ごしんたい) 31、注連口(しめぐち)
10、弓正護(ゆみしょうご) 21、住吉(すみよし) 32、繰下ろし(くりおろし)
11、沖遥(おきへ) 22、伊勢神楽(いせかぐら) 33、雲下ろし(くもおろし)

緑色が高千穂観光神楽でダイジェストで舞われる舞。 
*神楽の順序は行われる地域によって違っています。 
上記の各神楽の写真の説明は当日いただいた高千穂町観光協会発行の資料等を参考にした。
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[初穂料の奉納]

入場料のある観光向けの神楽では特に必要ありませんが、本番の夜神楽では見学者は供物を持参、奉納します。
通常は神楽宿に受付があるので焼酎2升、または現金3,000円程度を「御初穂料」として包んだものを奉納します。
これは、神社でのお賽銭と同じ意味合い+ほしゃどん(神楽を舞う方)へや神楽宿への方への感謝の気持ちであり、
「ふるまい」の食事代やお酒の対価という意味合いのものではありません.

地域によっては、かっぽ酒やそば、煮しめなどのふるまいが出る事がありますが、これはお金を払ったから、という性質の
ものではありませんのでご注意を・・。



 高千穂神社境内 神楽保存館の場所: 宮崎県 西臼杵郡高千穂町大字三田井
 MapionMap GPS N=32.42.12 /E=131.18.16 辺り 天気予報 (高千穂町)

-2007年の高千穂の神楽 
高千穂夜神楽日程平成19年度
11/3 天岩戸夜神楽33番大公開まつり
11/22〜23 神話の高千穂夜神楽まつり(高千穂神社)

-当サイト内、高千穂関連のページ

日向神話の系図高千穂MAP&GPSリンク高千穂観光MAP高千穂峡国見ヶ丘
高千穂神社くしふる神社天岩戸神社天安河原高天原遥拝所
|高千穂神楽その一|高千穂神楽そのニ
岩戸、野方野地区石神神社の神楽(神武大祭にて撮影したもの)

観光神楽は高千穂神楽の見どころ4番をダイジェストで舞います。
解説等もあり、神楽の雰囲気を知るには良いと 思います。
 拝観料は大人500円、十分その価値あります。
 できるだけ前で見ましょう。 私は神楽の太鼓と笛の響きがなんとも好きです。

 高千穂観光神楽は年間4万人を集める高千穂町 観光目玉の一つです。

 

***お薦めページリンク***

 高千穂神楽を知る上で大変参考になるサイト。
神話にまつわる主な宮崎の祭り、神楽スケジュール(宮崎県WebSite)
 高千穂の夜神楽(動画あり)  高千穂夜神楽(秋元神社)(33番の画像あり)
 高千穂神楽の夜は永く (全般掲載) 宮崎県のサイトよりひむか神話街道、高千穂(高千穂全般動画)

-宮崎の神楽関連おすすめの本


宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界

高千穂夜神楽を含めた宮崎の神楽全般なら

宮崎の神楽 祈りの原質、その伝承と継承

山口保明著  ICBN4-906008-62-3 みやざき文庫2 鉱脈社

高千穂夜神楽なら

神楽三十三番 高千穂夜神楽の世界

文 後藤俊彦 武田憲一 写真 沼口啓美  ひむか新書5 鉱脈社


2005/04 2007.11

高千穂神楽 (国指定重要無形民族文化財) (宮崎県高千穂町)



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