高千穂町下野と岩戸を結ぶ岩戸坂トンネル開通
▶ in ニュース・地域の情報他 posted 2011.08.01 Monday / 05:56
通称 神話アグリロード、一部区間開通
日之影町深角−高千穂町板屋で整備中の広域農道西臼杵地区(通称・神話アグリロード、総延長16.1Kmの一部となる、高千穂町の下野と岩戸を結ぶ岩戸坂トンネル(延長838m 幅6.5m 高4.5m)を含む周辺区間2,851mが7月28日、開通したようです。
トンネル開通により、従来の三田井経由と比較し、両地区間のアクセス時間が大幅短縮するとの事。
ルートを見ると、県道7号線、天岩戸神社の近くにある天岩戸の湯あたりから焼山寺山のトンネルを抜け、県道204号線、下野へつながる道路です。
三田井(高千穂町中心部)を通ることなく、県道204号線経由で国道325号線へ抜けることが出来ますので、熊本方面〜岩戸間のショートカットアクセス観光道としても使えます。
後日、実際に走ってきましたが、新たに整備したトンネル周辺の道路も、以下のように、ゆったりした道路で、走りやすいです。
今回の広域農道、通称“神話アグリロード”は、日之影町深角から高千穂町板屋の区間(総延長16.1Km)において農産物輸送を効率的に行えるよう、国の補助事業により基幹農道の整備を行うもので、全線開通は15年度完成を目指しているとの事です。
岩戸側は天岩戸の湯あたりから
県道7号線、天岩戸神社側は、天岩戸の湯付近です。N=32.43.9.6 E=131.21.0.5 あたり
天岩戸の湯と岩戸坂トンネルの間に、天の岩戸神楽発祥の地がありました。
(鈿女命の像は、天岩戸神社東本宮参道にある像と、同じように見えますが、良く見ると、違うようです。トリも石神神社の手力の像の横にあるものに似ておりましたが、これも違うようです。 結構マニアックな話題でした。)
国道325号線はトンネルの駅より約1.5Km程熊本寄りの交差点
国道325号線は、“トンネルの駅”より約1.5Km程熊本寄りの交差点に出るようです。N=32.44.14.2 E=131.18.2.8 あたり
下野八幡大神社のイチョウとケヤキ
下野地区には、イチョウ(国指定天然記念物)、ケヤキ(国指定天然記念物)、逆さ杉、有馬杉など巨樹でも有名な下野八幡大神社があります。幹線道路から、少し狭い道を入りますが、訪ねてみてはいかがでしょう。
特に、ケヤキ・イチョウの紅葉する秋がお奨めです。
以下は余談ですが・・。(8月3日追記)
国見ヶ丘のネットワークカメラで「四季見原(しきみばる)」方面を見ると、現在、画面下側半面に赤いものが見えますね、これはサルスベリの花でしょうか? きれいですね。
高千穂町はラナンキュラスなど、花の生産も盛んで、8月7日を「花の日」と定めているそうです。
その後書いた記事 → 国見ヶ丘のサルスベリ(百日紅)
[追記補足情報]
高千穂町公報誌8月号記事によると
平成4年に着工した広域農道西臼杵地区では、国道218号線の日之影町深角を起点に、高千穂町押方の板屋、土生・高千穂線までを結ぶ総延長約16.1Kmを整備。
今回岩戸坂トンネルを含む2851m区間が開通したことで、全体の約9割にあたる14.7Kmが開通。
今後、第5期地区として1346mの深角・野方野トンネル(仮称)を含む1380m区間も着工が決まっており平成27年度中の全線開通が見込まれているそうです。
同誌編集後記によると、“岩戸側の大野原交差点と国道325号線の下野交差点間は、少なくとも6分以上短縮されて行き来できるようになった”との事ですが、私がお盆前に実際走行した感覚では、坂がある割りには走りやすく、通行車両も少ないので、感覚的にも随分短くなった気がしました。
関連ページ 天岩戸観光マップ
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