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高千穂峡のボート26日より部分再開 / 高千穂峡

▶ in 高千穂町 posted 2010.04.22 Thursday / 23:33



3月に発生したボートへの落石事故で運行中止となっていた高千穂峡のボートですが、4月22日、高千穂町観光協会の高千穂峡ボート情報ページに“3月14日(日)より遊覧ボートの運行を中止しておりましたが、4月26(月)より運行を再開いたします。但し、これまでの通常運行ルートとは異なり、部分運行となります。”との旨の発表がありました。

但し、最近の雨で増水しているため、再開の最終判断は26日午前中に行うそうです。(情報元:西日本新聞)

 安全を考え、従来と異なり、ボート乗り場から御橋までの50mの区間での部分運行となります。(従来の1/4程度に縮小)

御橋はボート乗り場と真名井の滝の丁度中間辺りにある橋で、ボート乗り場横の有料駐車場へ行く際に渡る橋です。

高千穂峡のボート 01
写真はボート乗り場前付近から写したもので、正面に見える橋が御橋です。

残念ながら、御橋付近から真名井の滝までは50m程の距離があります。
遠くなったとは言え、遊歩道から見るのとボートで水面近くから見るのでは迫力が全く違います。
御橋下付近から真名井の滝を見るとこんなイメージかと思います。

高千穂峡のボート 03

今回の調査にあたった瀬崎満弘・宮崎大准教授らは、落石防止のため、危険個所の樹木を伐採により、事故の原因とみられる樹木の根が浮いたことに伴う落石の危険性は少なくなった点は指摘した一方で、壁面上部がせり出す部分は地質的に崩落する可能性は否めないと報告。
今回の限定運行は、安全を考えての決断だろうと思います。




毎日新聞だけはボート乗り場から御橋までの距離を100mと書いておりますが、読売新聞、西日本新聞では50mと書かれておりましたので、50mが正しいのかと思います。

  • 26日から遊覧ボート再開 落石事故の高千穂峡
    西日本新聞2010年4月23日
  • 高千穂峡の落石:町観光協会、ボート営業を部分再開−−落石危険個所避け26日から
    毎日新聞2010年4月22日
  • 26日からボート再開 高千穂峡、部分的に営業
    読売新聞 2010年4月22日


当サイト内関連ページ
 高千穂観光 高千穂峡 高千穂のボート 
 高千穂観光マップ(イラスト地図)

先に書いた高千穂観光協会のページを見ると、記事記載時点で料金等がブランクとなっておりますので、今回の変更に伴い、料金体系等も変更になるかも知れません。

限られたスペースですし、再開当初は運営面等でも混雑、混乱も予想されます、皆様、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

この制限したエリアでの再開は暫定と考えてよいのでしょうか?
それともこれが最終なのでしょうか・・。
安全と景観現状維持を考えれば、最良の策とは思いますが、高千穂峡最大の見どころである真名井の滝周辺に近づけないのが、とても残念でなりません。

当サイトでは、従来の滝近くに浮かぶボートの写真を見て、現地で落胆されないよう、「注記:2010年以前に撮影した写真において、ボートが指定区域外に写ったものがありますことをご承知おき願います。」とあえて追記しました。

 高千穂峡周辺ガイドマップ(イラスト地図)


(追記)
ボートの運行再開を予定していた4月26(月)は降り続いた雨の影響で水位が安全基準より20cm高い為、延期となりました。水位が安全基準になり次第、ボートの運行を再開。
貸し出し料金はこれまでの30分1500円→15分500円に、ボート20隻→10隻に変更となるようです。

高千穂峡の遊覧ボート再開 観光客水上散策楽しむ 西日本新聞 2010年5月1日

5月1日付、宮崎日日新聞の写真を見る限りでは御橋の少し手前(ボート乗り場側)に水面少し上に赤い三角の識別付いた茶色っぽいロープが張られ、ボート区域を識別しているようです。4月30日は最長2時間待ちだったようです。

【追記】
News 2010年5月15日よりボート料金改定のようです。
ボートの料金ですが、15分では短いという声が多く、5月15日より15分500円→20分1000円へと変るようです。
再開後の料金体系では10分延長しても800円(25分)でしたので、今回の変更1000円(20分)は、多少値上げした感もあります。
500円単位のきりのいい数字の設定、ボート再開後の貸し出し状況、エリアが狭くなったことによる、お客様の反応等、ふまえた上での、今回の変更なのでしょうね。

【追記】
6月30日宮崎日日新聞よると
高千穂町観光協会(佐藤哲章会長)は6月29日の定期総会で、ボートの全面再開を目指している事を明らかにしたそうです。
佐藤哲章会長は総会後、7月上旬にも地質工学の専門家ら3人に再点検してもらうよう調整していると説明。
「点検結果を基に、臨時理事会で全面再開の是非を判断する予定。安全が確認されれば、夏休み前にも元のコースに戻して運行させたい」と回答したようです。

従来のコースに戻るのは大歓迎ですが、前回、事故後、調査にあたった地質専門の瀬崎満弘・宮崎大准教授らは、「壁面上部がせり出す部分は地質的に崩落する可能性は否めない」と報告しており、それをもって今のエリアに縮小したかと思います。
地形上のことなので、これらの条件は今も変わっていないと思います。
今回、複数の専門家の意見を踏まえてあらためて判断を下すこととは思いますが、観光や収益を優先するあまり、判断を間違わないよう、関係者の方にはお願いしたいです。

高千穂観光協会によると、2009年度の遊覧ボートの貸し出しは、総計6万3727隻(前年比8027隻増)、売上は9553万円(同、1198万円増)との事です。

【追記】
その後書いた記事 → 高千穂峡遊覧ボート全面再開予定
(その後、高千穂峡遊覧ボート全面再開は当面先送りとなった。)

【追記】
その後書いた記事 
高千穂峡のボート全面再開 / 高千穂町 2010.11.13 も参照願います。





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