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今年も高千穂の夜神楽が始まります。

▶ in ニュース・地域の情報他 posted 2011.11.08 Tuesday / 07:49



高千穂の夜神楽 01

国重要無形民俗文化財に指定されている宮崎県高千穂の夜神楽が、今年も11月19日から始まり、来年2月10日まで奉納されます。

今年は、高千穂町岩戸地区・下永の内集落の夜神楽が、10年ぶりに復活するそうで、本年度より20ヶ所となります。

高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになった天岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったのが始まりと伝えられています。
秋の収穫への感謝と翌年の五穀豊穣の願いを込め、夜を徹して33番の舞いが奉納されます。

平成23年度高千穂の夜神楽および日神楽の日程表

夜神楽日程表

奉納日地区(公民館)神社神楽宿
11月19日(土)押方(五ヶ村西)中畑籾水崎集会所
11月19日(土)岩戸(下永の内)天岩戸岩神の郷
11月22日(火)上野(上野)上野戸高良勝 様宅
11月22日(火)下野(下野東)下野八幡大藤本浩文 様宅
11月22日(火)上野(下組)柚木野緒嶋雅晃 様宅
11月24日(木)上野(黒口)黒口黒口研修施設
11月26日(土)押方(芝原東)芝原芝原神社社務所
11月26日(土)岩戸(上永の内)御霊佐藤英一 様宅
11月26日(土)向山(秋元)秋元飯干隆 様宅
12月3日(土)押方(跡取川)二上跡取川
活性化センター
12月3日(土)三田井(下川登)逢初天神下川登
コミュニティセンター
12月3日(土)岩戸(日陰)甲斐武重 様宅
12月10日(土)押方(下押方)嶽宮下押方公民館
12月10日(土)岩戸(野方野)石神野方野ふれあい
四季彩館
12月17日(土)三田井(浅ヶ部)磐下大権現佐藤彰稔 様宅
1月7日(土)河内(奥鶴)熊野鳴瀧奥鶴公民館
1月21日(土)向山(尾狩)山中甲斐時守 様宅
1月21日(土)田原(高岩)愛宕将軍高岩公民館
1月28日(土)向山(黒仁田)柘ノ滝黒仁田
活性化センター
2月10日(金)田原(上田原)熊野内倉久光 様宅

日神楽日程表

奉納日地区(公民館)神社神楽宿
11月13日(日)三田井(三田井北)菊の宮菊の宮神社
神楽殿
11月13日(日)向山(椎屋谷)椎屋谷椎屋谷神社
11月26日(土)岩戸(大平)石神石神神社
12月10日(土)岩戸(黒原)幸崎黒原公民館
12月11日(日)三田井(中川登)高千穂中川登集落センター
12月17日(土)三田井(上川登)赤石上川登公民館
12月17日(土)岩戸(上寺)落立上寺集落センター


上記は、ページ投稿現時点で高千穂町サイトに掲載されていた日程を記載したものです。日程等は、変更になる場合もあります。留意点等含め、最新情報等は、下記高千穂町サイトのページを必ず参照願います。

平成23年度高千穂の夜神楽日程表 → 高千穂町WebSiteへ
 




高千穂の夜神楽 02

高千穂の夜神楽 03

高千穂の夜神楽 04

高千穂の夜神楽 05

神楽宿への「御神前」の目安

 毎夜行われる、高千穂観光神楽のような、入場料のある観光向けの神楽では特に必要ありませんが、夜神楽では、見学者は一夜の氏子として供物を持参、奉納します。
通常は神楽宿(神楽の開催されるところを神楽宿と呼びます。)に受付がありますので、初穂料(御初穂)として2〜3千円、または、地元の焼酎2,3本の寸志(御神前)を目安に、神楽宿に納めます。
これは、神社でのお賽銭と同じ意味合い+ほしゃどん(神楽を舞う方)へや神楽宿への方への感謝の気持ちであり、「ふるまい」の食事代やお酒の対価という意味合いのものではありません。
地域によっては、かっぽ酒やそば、うどん、煮しめなどのふるまいが出るところもありますが、御神前や御初料のお礼、という意味合いのものではありません。

そのほか、夜神楽留意事項

うずめちゃん神楽宿の多くは開けっ放しです。屋根の下というだけで外の気温と変わりません。かなり冷え込みますので、ひざ掛けや、ホッカイロなど、防寒対策を万全に。
地区によっては、神楽宿まで狭い道もあろうかと思われます。
特に暗くなってからの移動・運転には、十分ご注意下さい。

地区によっては三脚(一脚)によるビデオカメラ撮影を禁止しているところがあります。ビデオやカメラの撮影は、見学の方の迷惑にならないようにしましょう。(カメラの方は三脚・フラッシュはなるだけひかえた方が良いと思います。)

あくまで、集落の方達の神事、迷惑にならない範囲で参加させて頂く、というスタンスかと思います。

神話の高千穂夜神楽まつり(高千穂神社)のお知らせ。

第38回神話の高千穂夜神楽まつり

「高千穂の夜神楽」を無料で公開する「第38回神話の高千穂神楽まっり」(高千穂神楽保存会など主催)は11月22日、23日、高千穂神社神楽殿で開かれる。
■11月22日:前夜祭 午後 6時〜午後11時に夜神楽を公開。
■11月23日:本祭 午前10時〜午後11時 舞い入れから始まり、全三十三番を奉納。高千穂棒術保存会による演武披露もある。 
 (上記内容の情報元:11月18日付・宮崎日日新聞 県北欄)

今回掲載した写真は、平成十九年撮影:上田原(かみたばる)地区の神楽の写真です。
関連ページ 高千穂の夜神楽 宮崎の神楽

高千穂の夜神楽を見学する前に、読んでおきたいお奨め本の紹介


高千穂の夜神楽お奨め本神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界
(みやざき文庫 56)
著者:後藤俊彦,武田憲一,沼口啓美
価格: ¥ 1,680
内容紹介:夜神楽の里で舞いつがれる三十三番を、 各演目ごとに登場する神を比定し、 土地の神話や伝承も織りまぜて、 その意味を説明。 併せて、 夜神楽の里の歴史、 里人の心意気を描く。 グラビアも圧巻。 単行本: 273ページ
出版社: 鉱脈社 (2008/8/29)
ISBN-10: 4860612752
ISBN-13: 978-4860612757

最新版(平成20年)本書あとがきから一部引用させていただきます。

“しかし高千穂の神楽は戦後いくたびかの危機があり消長があったにせよ、途絶えることはなく伝承されてきたし、いまなほ里人の力強い信仰と地域共同体の中で生きつづけてゐる。
 それは戦後日本が追い求めてきた美しく合理的な価値とは異なるものであり、時代にとりのこされてきた世界であるかもしれない。
それでも村の人々は辛抱づよく山畑を耕し、牛を飼い、僅かばかりの棚田に稲を作りながら、おおらかに誇り高く素朴に生きてきた。

いつとは知れぬ悠久なる昔より守り続けてきた暮しと文化を信頼し、天地自然の一切に対する畏敬の念を失わず、神々と共にありつづけることを誇りとしてきた文化の結晶が高千穂の夜神楽である。 

後藤俊彦 / 神楽三十三番 高千穂神楽の世界(平成20年8月の版)より”

以下のリンクよりamazonで購入出来ます。(通常配送無料)
神楽三十三番―高千穂夜神楽の世界 (みやざき文庫 56)

〔追記〕 11月16日の宮日新聞に掲載されていたものです。

高千穂【夜神楽情報】知っておきたい!神楽の楽しみ方とマナー

高千穂夜神楽情報 宮崎日日新聞掲載

ニュース記事関連リンク(記事は先々消える場合があります。)

■ 高千穂夜神楽厳かに 10年ぶりの集落も 西日本新聞
■ 高千穂の夜神楽:五穀豊穣の願い込め…来年2月まで 毎日新聞
■ 高千穂の夜に神の舞 朝日新聞
■ 神話の里・高千穂で夜神楽始まる 読売新聞

高千穂町観光協会旅行部が企画・発行するフリーペーパー、“かぐらん高千穂”2011〜2012冬号でも夜神楽ツアーなど、高千穂の夜神楽に関する内容の記事がありました。

かぐらん 2011-2012冬号




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