積雪した「えびの高原」へ 2016年1月〔宮崎県 えびの市〕
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霧島連山の一角、「えびの高原」は標高1200mにあり、冬は時々積雪、県道1号線(宮崎・鹿児島側)・県道30号線などは積雪・凍結等でチェーン規制されます。
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宮崎県の道路規制情報で規制状況のご確認を。
現在の状況確認には、以下の
えびの高原ライブカメラも参照すると良いです。
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気象庁の火山カメラ画像ページ ページを開き、観測点の中より「えびの高原」を選択
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インターネット自然研究所のページ 過去の画像も見られます。
以下は、2016年1月、西日本が大寒波に包まれ、えびの高原が積雪した際に撮影した写真です。
樹氷など積雪した風景も美しさもそうですが、路面状況、注意点など、後々の参考になればと作成・公開したページです。
動画も撮影、Youtubeにアップしておりますので、あわせてご覧ください。

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【動画】2017年冬 スノードライブ(不動池〜えびの高原荘)

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【動画】雪のえびの高原へ 小林市側・えびの市側

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【動画】雪のえびの高原へ 霧島温泉側

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【動画】雪のえびの高原へ 小林市側 県道1号
県道1号 小林えびの高原牧園線(小林市からえびの高原へ向かう道路)は、「生駒高原 花の駅」あたりから圧雪路となり、加久藤カルデラを望める駐車場のある展望所付近から、路面の雪も一面真っ白、ギシギシ音のする圧雪道も10cm程の厚みになり、えびの露天風呂付近では、除雪もあまり進んでおらず、4WD車でないと厳しい位まで雪は深くなって行きました。
この後、来襲した大寒波でさらに積雪、1月23日(うるおぼえ)、県道1号 小林えびの高原牧園線は、小林側〜えびの高原の三叉路まで全面通行止になりました。
かつてこの県道1号 は、「霧島道路」や「霧島スカイライン」と呼ばれる有料道路でした。1985年(昭和60年)に一般県道となり、無料開放されたものです。小林市側、生駒高原から少し上ったところに道路が妙に広くなった感じのところがありますが、ここがかつて料金所があった場所です。
不動池で少しお話したカメラマンは、不動池横より左回りで
池めぐりコース(池巡り自然探勝路)へと行かれました。(きっと白鳥山の樹氷など綺麗だろうな〜、いい写真撮れたでしょうかね?)
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2015年に撮影した積雪した池めぐりコース(
写真・
動画)
不動池は直径約200mの火山性湖沼です。 県道1号線沿いにあり、車からも見ることができます。不動池の火口水は強い酸性で、いつもは独特の青い色をしているのですが、こういった天気では色も黒っぽく沈んでますね。
韓国岳(からくにだけ)1,700m 約17,000年前に出来た霧島山の中で最も高い山です。登山に人気。
硫黄山(いおうやま)1,310m 江戸時代にえびの高原に出現した硫黄山は、霧島山の中で最も新しい火山。
この写真を撮影している最中、近くでキラキラ輝く「ダイヤモンドダスト」を見かけました。
おそらく気温はマイナス10℃位だったのでしょう。 → 関連ブログ記事
硫黄山から噴気が上がっているのが見えました。県道に立っていても硫化硫黄の臭いがかなりしました。
宮交ショップ&レストランが運営する「足湯の駅えびの高原」のレインフォレストカフェでコーヒーブレイク、「カフェドキャラメル」美味しかったです。オススメ!、下の写真は、カフェの窓から写したので電灯の映りこみがあります。
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関連ブログ記事
県道30号 えびの高原 小田線(えびの市から白鳥温泉を経由して、えびの高原向かう道路)は、日陰になりやすいところも多いようで、アイスバーンになっているところも多く、2WD+チェーンでは厳しいようで、チェーンを巻いた2tトラックが路肩の雪に突っ込み動けなくなっておりました。(手持ちの牽引ロープにてレスキューしました。)
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関連ブログ記事
− 除雪作業中 −
− 県道30号沿いにある白鳥神社 −
県道30号沿いに鳥居のある、白鳥神社に参拝しました。雪が深く一の鳥居から石段を登るのは断念、車で社務所近くの駐車場まで上りました。
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雪の白鳥神社(当サイト内、記紀編纂1300年記念ページ)
2016年1月の大寒波来襲後の積雪 〜えびの高原三叉路付近〜
30cm位は積雪してました。吹き溜まりとかは50cm位はあったかも知れません。
県道1号線小林方面は、三叉路から「全面通行止」(歩行も通行禁止)になっており、硫黄山・不動池方面へは行けませんでした。
今回、霧島連山周辺の雪道走行で感じたことなど
新湯の分岐路〜霧島神宮方面への道路(県道1号〜新湯〜湯之野〜県道104号線〜県道480〜国道223号)は、山陰や樹木などで日陰になる部分が多いからでしょうか、アイスバーンのところも多く、スタッドレスタイヤで慎重に運転していても、下りで何度かアンチロックブレーキが作動したりカーブでは若干横滑りしました。
道中、動けなくなってでしょうか?登り道で路肩に斜めに駐車した無人の貸切バスや、側溝に片輪落ち斜めに30度位傾いた軽自動車(チェーンは巻いてあった)、道路から完全に落ちて木に斜めに止まっている4駆のオフロード車(ATタイヤでノーチェーン)など見かけました。
気温がマイナス10℃位になるような寒波だと、歩くのにも滑って怖い位のアイスバーンになりますので、二駆の二輪チェーンやATなどのオールシーズン(MS規格タイヤ)では滑ります。
寒波の積雪時は、近づかないのが一番ですが、行くのであればスタッドレスタイヤにチェーン携行、出来れば4WD車が良いと今回強く感じました。
チェーン装着のタイミングですが、鹿児島県・宮崎県という雪の滅多に積もらない場所柄、チェーン脱着場となるようなところは殆どありませんし、路肩は除雪で寄せた雪で埋まっており、実質、車線は1.5車線位になっておりますので、チェーンを巻くようなところはありません。なので、早めに付けておく必要があります。
長期間駐車・ディーゼルエンジンの方は軽油の凍結に注意
今回の寒波のようなマイナス10℃等の場所に一夜駐車すると、軽油が凍ることがありエンジン始動不能となりますので要注意(2号軽油だとマイナス5度が限度です。)
南国では寒冷地仕様の軽油はおそらく入手出来ませんので、下記のような添加剤を入れるしかないでしょうね。
FALCON 軽油用凍結防止剤P-936 1本(200mL)
帰宅後は車の下回りの洗車を
路面には、凍結防止剤( 塩化ナトリウム )・ 融雪剤( 塩化カルシウム )などがまかれてます、走行後は、高速洗車ノズルなどで車体の下、タイヤハウスの中などを十分洗い落としておかないと、錆びやすくなりますので要注意。
宮崎市では30台がスリップで動けなくなる事故
今回の寒波では、1月24日、宮崎市田野町の国道269号で路面が凍結しておよそ30台の車がスリップするなどして動けなくなり、乗っていた40人余りが警察や消防の車両で7キロほど離れた田野文化会館に移動、一夜をあかすという事故も発生しております。冬場車で出かける際には、天候の状況など十分チェックしておきましょう。
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雪の国道269号で車30台が立ち往生、40人余りが警察・消防の車両で移動
えびの高原周辺ライブカメラリンク
➡ えびの高原からみた霧島連山
➡ 気象庁 監視カメラ画像(霧島山 えびの高原)
➡ 気象庁 監視カメラ画像(霧島山 硫黄山南)
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