硫黄山(いおうやま) - 霧島・えびの高原 -
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(えびの高原・霧島周辺の火山情報ピックアップ)
- 2023年12月6日 えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルはレベル2からレベル1へ引き下げられました。
県道1号の土日規定時間内の4輪車種限定通行も再開されます。
通行できる時間帯は土曜日と日曜日の午前9時から午後5時の間のみで、屋根がついた車に限られます。
➡ ブログ記事記載
- 硫黄山の噴火活動の影響で、一部区間の通行止めが続いている 宮崎県道 小林えびの高原牧園線(県道1号)について、宮崎県は、車両や時間の制限付で2022年11月26日通行を再開
➡ 【噴火・ガス留意】「えびの高原」と小林市を結ぶ県道1号、2022/11/26〜限定再開
えびの高原周辺ライブカメラリンク
➡ えびの高原からみた霧島連山
➡ 気象庁 監視カメラ画像(霧島山 えびの高原)
➡ 気象庁 監視カメラ画像(霧島山 硫黄山南)
《アクセス》えびの高原 硫黄山(いようやま)の場所
宮崎県えびの市大字末永
地図(マップサイトリンク):
GoogleMap Mapfan Mapion ![マップコード](../comon2/mapcode.gif)
376 417 229
国土地理院地図リンク
緯度経度: N=31.56.36.8 E=130.51.14.6(日本測地系)
小林ICより 県道1号経由 約20Km 約30分
えびのICより 県道30号経由 約21Km 約35分
霧島温泉郷より 県道1号経由 約13Km約20分
硫黄山(いおう山)(標高1,310m)
1768年(明和5年/江戸時代)韓国岳の 北西から溶岩が流出し、形成された硫黄山(いおうやま)は、霧島の中では最も新しい火山体です。
前を通る県道1号線より、50m程度ですので、山というよりは、丘に登る感覚で登れます。
数十年前は、山のあちこちでガスが噴出しており、立ち入り規制されていた部分もありました。しばらく落ち着いておりましたが、2014年より再び活動、噴気も数箇所で確認されるようになり、現在立ち入りが規制されている部分があります。
山頂部には直径約100mの浅い火口がありますが、言われなければ火口というよりは、採石現場跡みたいな感じのところです。(下部写真参照)
霧島ジオパークサイトの説明によると
北側には溶岩じわ等、溶岩流特有の地形を残したデイサイト質の溶岩が観察できます。また、硫黄山では岩石が噴気活動で変質し、著しく珪岩化している場所もあります。
硫黄山では、明治30年頃から昭和37年まで硫黄を採掘してました。その方法は、火口から出る硫黄を含んだ煙を煙道≠ニ呼ばれる石を積んだ溝に導き、石に付いた硫黄を採るというものです。
最盛期の昭和30年頃には、毎月150トンもの硫黄が生産され、硫酸やマッチの製造に使われていたそうです。
環霧島会議の「霧島火山防災マップ」 より えびの高原周辺が火口となった場合
環霧島会議の「霧島火山防災マップ」を参照すると、大規模な噴火を想定しているのは、「新燃岳」、「高千穂峰の御鉢」「えびの高原周辺」「大幡池」の4ヶ所のようです。
その、えびの高原の火山噴火防災マップを見ると、火口は「硫黄山」のようです。
これを見る限り、火砕流や熱風から逃れるには、霧島温泉側へ非難した方が良さそうな気がしますが・・突然の大規模噴火では逃げる術もないかも知れませんね・・。
硫黄山の写真
各写真はクリックすると拡大します。
えびの高原周辺の散策・山歩きなどには、
下記の地図がお奨め!! です。
霧島屋久国立公園〔屋久島と分割・現在は霧島錦江湾国立公園〕えびの高原案内図
(PDFファイルです) by 企画:パークサービス自然公園財団
└ * 地図にある「森林の館・からくに荘」「ガソリンスタンド」は現在、閉館・閉店しております、ご留意下さい。
硫黄山火口
Googleストリートヴューによる、硫黄山見学
韓国岳登山道上空付近から(2017年12月)
不動池上空付近から(2017年12月)
甑岳上空付近から(2017年12月)
霧島の山一覧
(並びは山の歴史の古い順になっています。 参照資料:霧島ジオパーク推進連絡協議会パンフレット)
- (1)栗野岳(くりのだけ)1,094m 約20万年までに活動をしていた、現在の霧島山の中では古い火山のひとつです。
- (2)矢岳(やだけ)1,132m 栗野岳とほぼ同期に活動をしていた古い火山のひとつです。
- (3)獅子戸岳(ししこだけ)1,429m 10数万年前に活動して出来た火山で、山頂の西側に浅い火口のあとが残っています。
- (4)白鳥山(しらとりやま)1,392m 約10万年前に活動して出来た火山です。その後に起こった白紫池(びゃくしいけ)の噴火によって火口は殆ど埋まっています。
- (5)えびの岳(えびのだけ)1,292m 白鳥山と同じ頃に活動して出来た火山です。山頂には浅い火口が見られます。
- (6)大浪池(おおなみいけ)1,412m 水面の標高は1,239m。約5万年前の噴火活動で出来た霧島山の中では比較的古い火口湖です。
- (7)夷守岳(ひなもりだけ)1,344m 約4万年前に活動していた火山で、“生駒富士”とも呼ばれ美しい山の形をしています。
- (8)飯盛山(いいもりやま)846m 加久藤盆地が湖だった約3万年前に活動した火山です。
- (9)韓国岳(からくにだけ)1,700m 約17,000年前に出来た霧島山の中で最も高い山です。山の大きさのわりに火口が大きいのが特徴。
- (10)甑岳(こしきだけ)1,301m 韓国岳とほぼ同じ時代に活動して出来た山です。
- (11)新燃岳(しんもえだけ)1,421m 現在の霧島山の中では、最も活動的な火山のひとつです。2010年5月にも噴火をしています。
- (12)中岳(なかだけ) 1,301m 約1万年前に活動して出来た火山です。
- (13)高千穂峰(たかちほのみね) 1,574m きれいな山の形が特徴的で、約7,000年前に活動をはじめました
- (14)大幡池(おおはたいけ) 水面の標高は1,230m 噴火活動によって出来た火口に水がたまって出来た火口湖です。大幡山(標高1,353m)には、比較的最近に近い溶岩を噴出したあとが見られます。
- (15)御池(みいけ)305m 約4,600年前に起きた、霧島山の歴史の中で最も爆発的な噴火によって出来た火口湖です。
- (16)御鉢(おはち)1,408m 高千穂峰の西側で、約1,500年前から活動を始めた火山です。新燃岳と同じように、現在も活発な活動をしています。
- (17)硫黄山(いおう山)1,310m 江戸時代にえびの高原に出現した硫黄山は、霧島山の中で最も新しい火山です。
霧島ジオパークフィールドマップ
霧島えびの高原をまとめたダイジェストページはこちら → 霧島観光関連ページ
周辺の案内他 (当サイト内関連ページ)
えびの高原 えびの高原のミヤマキリシマ 霧島神宮 高千穂峰 ミヤマキリシマの画像 韓国岳登山
仮面ライダーのロケ地
余談ですが・・硫黄山は、仮面ライダー第40話 「死斗! 怪人スノーマン対二人のライダー」のロケでも使われました。(放送は1972年(昭和47年)札幌・ミュンヘンオリンピックの年)
“ショッカーのスイス支部から死神博士が日本支部に着任。霧島と桜島の間に地下トンネルを掘って霧島火山帯を爆発させる計画を立てた。本郷猛は、2人の助手・エミとミカを日本へ送るが、死神博士の怪人スノーマンに捕らわれてしまう。2人を救うために現れた仮面ライダー2号。そして仮面ライダー1号も日本に駆けつけた!・・・ ”
その他の宮崎の写真も是非ご覧下さい(一部です)
-Miyazaki sightseeing photograph collection-
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えびの高原 硫黄山(いおうやま)(宮崎県えびの市)
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