えびの高原 不動池(ふどう池)


不動池へのアクセス、地図等は、えびの高原ページを参照願います。


不動池(ふどういけ) Lake Fudoike 霧島ジオサイトNO.5 (直径約200m) 標高1228 m

不動池は韓国岳(からくに岳)の北東にある、直径約200mの火山性湖沼です。
県道1号線沿いにあり、車からも見ることができますので、お子様お年寄りの方でも安心です。

不動池の火口の水は強い酸性(pH=4.5)で、独特の青い色をしておりますが、硫黄山の噴気の低下と共に酸性度は年々弱まる傾向にあるようです。

不動池から流れ出た溶岩はおもに北側に流れ、甑岳にぶつかり、その東西両側に流れ下っています。(不動池が噴火した時に、甑岳があったことが分ります。)
池めぐりコースの途中からは、この溶岩が作る溶岩堤防や溶岩じわなどの溶岩流地形が観察できます。
不動池はおおきく分けると2回の噴火活動を起こしていて、最新の活動はアカホヤ火山灰より新しい時代に起こっています。

*アカホヤ火山灰 : 約7300年前に薩摩硫黄島付近にある鬼界カルデラから噴出した火山灰、この層とその上下関係をみると7300年前より新しいか古いかがわかる。

以上の説明文は 現地に設置されたジオサイト説明板等を元に作成。

強酸性の為、成生物が少ないことと砂礫地質のために透明度が高く、水深が比較的大きい(最大9m)ことから濃い青色を呈する。宝石のような不動池の美しい青い湖面は、やがて薄れてゆく運命にあるのでしょうか・・。

不動池 硫黄山より撮影
[硫黄山より見た 不動池 奥の山は白鳥山 ] 
*この写真は現地案内板にもご使用いただきました。→ 関連ページ 


青い火口湖 不動池 
[不動池は、えびの高原〜県道1号線沿いいにあります。池めぐりコースの一部でもあります。]



硫黄山にミヤマキリシマが咲くころ(5月下旬ころ)、紅葉のころ(11月初旬ころ)が一番美しいです。

韓国岳登山道より 硫黄山のミヤマキリシマと不動池


硫黄山のミヤマキリシマと不動池
[硫黄山にミヤマキリシマが咲く頃が一番のオススメ時期です。]
ミヤマキリシマ初夏 ノリウツギ


秋 不動池の紅葉


秋 不動池


秋 ススキと不動池


冬 雪の不動池
[えびの高原jは、冬は時々、雪が積もり、チェーン規制もあります。]






不動池 (えびの高原)



 

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