中之又神楽 7/8Page (獅子舞、荒神舞、磐石舞、神和気、住吉之舞)
【20】 獅子舞
二人舞。
獅子舞の獅子は猪を表わし山神への感謝の舞とされる。
雌雄一対の獅子は、四方と中央を回って拝み、ニタズリを表わす動き(畳の床に腹ばいになり体を回転させる)を見せた後、身震いをして立ち上がり御神屋を出る。
御神屋を出ることを「樫の実拾いに行く」と呼ぶ。(御神屋内6分、8分)
【21】 荒神舞(獅子とり荒神)
三人舞 山神への感謝の象。猪狩の象。
猪の習性を知り尽くした荒神が猪狩りの作法を教える舞とされ、舞手は被り笠に荒神面を着け、白張の上に千早を着用。片棒を掛け、腰に白弊を下げた榊柴を差した荒神が、ツエンボ(荒神杖)を持って舞う。
後半、樫の実拾いから戻った獅子と共に舞う。ツエンボで二頭の動きを制したり狙い撃ちする「デンギ」の動き、片棒を両俸に変え、手にしていたツエンボを腰に差し、素手で右手で雄、左手で雌をつかんで舞う動きがあった。(単独8分、獅子と共に8分)
【22】 磐石舞
一人舞 子孫繁栄一増殖この理を訓す。
子孫繁栄、作物の豊穣を祈願する舞とされ、採物の由来を説き、観衆の笑いを誘う。
盤石の面を着け頬被りに着流しの姿で、竹製のカルイを背負い、左腰には腰テゴを下げる。最初は右手に鈴(磐石舞用の小鈴)、左手に御幣(磐石舞用の小幣)を持って舞い、中盤にカルイから大シヤモジ、腰テゴから御器を取り出し、右手に大シヤモジ、左手に御器を持って舞う。(15分)
【23】 神和気
一人舞 女人存在固め・和合の象。
「嫁女之舞」とも呼び、女人のみに与えられた増殖の環境を円を描くような舞振りで表現する。頭に冠、白い嫁女面を着け、着物を着用した姿で、
右手に扇、左手に神和気幣と呼ぶ長めの御幣を持ち、左肩にのせて小さな歩幅でゆつたりと舞う。(14分)
【24】 住吉之舞
一人舞 日々平安邪気祓えの象。
邪気を祓い、日常の安穏を祈願する舞とされ、次の演目に移る序の舞とされる。終始ツエンボ(翁杖)を右手に非常に小さな歩幅でゆつくりと舞い。最後は背負われて御神屋を退場した。(13分)
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PhotoMiyazaki -
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