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有楽椿の里 (西都市尾八重地区) 樅木尾有楽椿(宮崎の巨樹100選) 

有楽椿の里へのアクセス


有楽椿までの道路は、道路崩壊の為
長期間 通行止めのままとなってっているようです。/2021/12記


住所
〒 881-1121 宮崎県西都市大字尾八重612番地 (樅木尾 もみぎお)
地図GoogleMap Mapfan Mapionマップコード(501 022 177)

緯度経度情報(有楽椿の里 駐車場の位置です)
日本地理系 
 N=32.15.05.8 E=131.18.57.1
 32.25162637 131.31588106(10進表示)
WGS-84系
 32°15'18.2"N 131°18'48.6"E
 32.255057, 131.313509(10進表示) 
尾八重周辺概略地図
尾八重 簡易マップ 2010年4月版

国道付近拡大地図

尾八重 簡易マップ 2
西都市より国道219号線を西米良村方面へ進むと、ひむか神話街道・尾八重方面の標識が有りますので右折、大椎葉トンネルを通りひむか神話街道を走ると、要所に「有楽椿の里」の案内板が出ております。道幅が狭く、すれ違い出来ないところもあります。運転には十分注意してください。

有楽椿の里

有楽椿の里は、日本最大級の県指定天然記念物である樅木尾有楽椿を中心に、その周辺の古木・巨木・その他の植物に市民が親しみ、自然への理解を深めてもらうことを目的として設置されたものです。

面積 51.445平方メートル 入園料 無料 開園時間 8時30分〜17時  トイレ・東屋などがある。
有楽椿の里 現地案内板より

樅木尾有楽椿(もみぎおうらくつばき)(日本最大級)

県指定天然記念物 (平成3年11月1日指定)  みやざきの巨樹百選 
所有者: 西都市
尾八重集落の対山に位置しており、古くから樅木尾集落の神木として祭られてきました。
立地的には、傾斜地ではあるものの土壌は肥沃であり、日照、通風ともに極めて良好なことから、条件としては最適な場所であります。
樹高 約9.8 m、幹回りは最大で2.43 m、地上 1 mで2本に分枝し,さらに、無数の孫枝に分かれています。
樹齢は、およそ500年と推定され、現在のところでは日本最大級のものです。
また、近くには樹齢300〜500年程のイチイガシ、タブ、ムクロジ、コウヤマキなどの古木もあります。

有楽椿(うらくつばき)とは

 有楽椿(うらくつばき)は、室町時代(1338年〜1573年)頃に中国から輸入されたツバキ属の原種と、日本のヤブツバキとの間にできた珍しいツバキと云われておりますが、定かではありません。
 有楽椿の名は、織田信長の実弟である織田有楽斉長益が茶席の花として愛用したことに由来していますが、京都では有楽椿、それが江戸では太郎冠者の名で呼ばれるようになりました。さらに、昭和27年には、京都大学北村四郎博士が京都東山高台寺月真院にある椿を調査され、日本にはない椿と判明したことから、世界共通の学名としてCamellia Urakuと名付けられました。
 この有楽椿は、安土桃山時代(茶人としては千利休が有名)から江戸時代にかけて、将軍家・公家・大名・豪商など上流階級の間に広まった茶の湯の席で重宝されていました。

花は、12月から4月頃までと早咲きで開花が長く、一重の中輪ラッパ咲きで、淡紅色に紫を帯びた日本にはない色素を持っています。また、子房には蜜毛があり、レンゲソウに似た微香を有しています。葉は、先端が細長い長楕円形で、葉質は固く、端は鋸歯状になっています。
 現存する古木は、京都や奈良などの古社寺や格式ある旧家にしか見られない価値ある銘椿です。(園内の案内板より)




2015年1月中旬撮影、樅木尾(もみぎお)有楽椿の写真等

この年はこの頃が満開だったとの事でしたが、木が大きいだけに、比較的小さな花はあまり目立ちません。

下記の写真はクリックすると、最大1920pixに拡大します。


有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku01.jpg有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku02.jpg


有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku03.jpg 有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku04.jpg


有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku05.jpg 有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku06.jpg


有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku07.jpg 有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku08.jpg


有楽椿の里にて 樅木尾有楽椿 1501uraku09.jpg 有楽椿の里にて 1501uraku10.jpg


有楽椿の里にて 1501uraku11.jpg 有楽椿の里にて 1501uraku12.jpg

園内には野鳥も多いです。 椿の蜜を吸いに集まる多くのメジロやヒヨドリ、ヤマガラ、ジョウビタキなども見かけました。

有楽椿の里にて メジロ 1501uraku13.jpg 有楽椿の里にて ヒヨドリ 1501uraku13a.jpg


有楽椿の里にて ヤマガラ 1501uraku14.jpg 有楽椿の里にて ジョウビタキ 1501uraku15.jpg



隣接する周辺の畑では、柚子が実をつけておりました。米良は柚子の産地です。


柚子 1501uraku16.jpg



有楽椿まつり

例年、椿の見頃、二月に、尾八重牧場跡にある「眺峰館」をメイン会場、有楽椿の里を花見会場として“東米良有楽椿まつり”が開催されております。
2016年(平成28年)の有楽椿まつりは会場への林道が陥没しているため、中止とのことです。

例年のまつり期間中の駐車場
まつり当日は、眺峰館から、無料シャトルバスが運行、有楽椿の里の駐車場は、利用できません。
平成27年有楽椿まつりチラシ平成27年有楽椿まつりチラシ





4月撮影、有楽椿の里の新緑の写真等

下記の写真はクリックすると、最大1280pixに拡大します。

西都市 尾八重 有楽椿の里 01西都市 尾八重 有楽椿の里 02

西都市 尾八重 有楽椿の里 03西都市 尾八重 有楽椿の里 04





その他の写真

園内には、椿以外にもいろいろ植栽されておりました。 4月はちょうどツツジが咲いておりアゲハチョウが蜜を吸っておりました。
有楽椿の里付近の道路は、そこそこ走り易いのですが(周辺に比べ)・落石注意と言われてもこういうの(右)見ると怖いです。

君子危うきに近寄らず 雨の後とか、地盤の緩む時期は行かない事でしょうか。
西都市 尾八重 有楽椿の里  05西都市 尾八重 有楽椿の里への道路沿いで・・落石跡 




(参考)宮崎県の巨樹の定義

宮崎県は県内の巨樹・古木・群落の分布状況、生育の状態及び生育環境の実態を調査し、その結果を1992年に発表した。 その調査に当たって「巨樹」の定義を、幹周りを基準とする大きな木、および樹齢を基準とする古い木の総称とし、その基準を次のように規定している。

〔1〕地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔2〕地上からの高さ1.2m未満で幹が分岐するものは、最も大きな幹の地上からの高さ1.2mの幹周りがおおむね2m以上で、他の幹周りとの合計がおおむね3m以上で、由緒ある樹木。
〔3〕推定樹齢が100年を経ているもので、由緒ある樹木または珍しい樹木。




有楽椿の里 (西都市尾八重地区) 


2011.04ー2015.01更新


当サイト内 関連ページ  尾八重神楽 尾八重神社 尾八重の一本杉


宮崎県内の椿の名所


名称 場所 見ごろ 交通 アクセス
宮崎市 こどものくにのつばき 宮崎市加江田 12月下旬
〜2月下旬
550種 500本
子供の国駅下車
宮崎市 市民の森のつばき 宮崎市阿波岐原   12月下旬
〜2月下旬
70種 50本
宮崎駅からバス20分
宮崎市 椿山森林公園のつばき 宮崎市鏡洲 12月下旬
〜2月下旬
木花駅より車で30分
西都市 有楽椿の里 西都市尾八重 12月〜4月 樹齢500年 有楽椿
宮崎市から車で2時間30分


国道沿いにあった、ひむか神話街西都市周辺案内板

当サイト内、関連ページリンク

(1) 銀鏡神楽
(2) 尾八重神楽
(4) 尾八重の一本杉
(7) 高取山公園ミツバツツジ
(8) 西都原考古博物館 (西都原古墳群
(10) 記紀の道
(11) 日向国分寺跡木喰五智館
(14) 都於郡城跡(とのこおり城跡)



PhotoMiyazaki宮崎観光写真 


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