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イメージ写真 (オリジナル)
上記は文の内容より当方で挿入した、イメージ写真です。 

以下のテキストは、発刊元 国際リゾートみやざき大型観光キャンペーン推進協議会 パンフレットより転載したものです。



スピリチュアルみやざき 心の安らぎと癒しを巡る旅 

江原啓之さんに聞く、スピリチュアル宮崎


ストレスの多い現代に、
心の安らぎや癒しを求める人は多い。
心身を開放させ、
日常の疲れを癒すのに、
最近注目されているのがスピリチュアルスポットです。
宮崎のスピリチュアルスポットを訪問し、
雑誌などで紹介している
江原啓之さんに聞いてみました。

心の安らぎや癒しを得るために


 現代社会のように、情報や物が氾濫しストレスの多い生活を毎日送っていると、人々はだんだんと疲弊していきます。そんな時に最も癒しの効果があるのが、スピリチュアルスポットを訪れることです。
 神話というと現代社会では、神話教育もなくなってきて、人々の心から意識が薄れてしまっています。しかし、スピリチュアルなことに注目が集まっていたり、スピリチュアルスポットとして紹介された場所が注目をされ、多くの人が訪問しているのは、人々の気持ちの中で神話に対する見直しがされてきたからでしょう。
 神話の世界には、今の時代に必要な要素が入っています。今の時代に必要なのは「再生」だと感じます。皆さん新たな出発が欲しいと思っているし、きっかけや勇気といったものを求めています。世の中が混沌としているからこそ、いろいろな局面で門出を迎えることが必要なのです。そんな意味で、神話の故郷を訪ねる・見直すということは、現代において意義があるのです。神話に緑の深い神社など、スピリチュアルスポットでは、決意や気持ちの切り替えができます。ここで新たな出発につなげることで、気持ちもリフレッシュします。テーマパークなどで気持ちの切り替えをしようと思っても、「ああ楽しい」で終わってしまいます。一時的なストレスの解消にはなっても、新たな出発への決意はできません。いま一つもの足りないのです。
 現代においても神話の世界は生きていますし、密接なつながりがあります。だからこそ、現代に生きる私たちにとって、癒しや心の安らぎとなるのでしょう。

現代で信仰に親しむことの意義 


私がスピリチュアリズムの世界に入っていったのはごく自然な流れの中でのこと。生来持っていた霊的な能力とは別に、サンクチュアリ(聖域)やスピリチュアルな世界というのは、非常に身近なものでした。というのは幼いときから祖母に連れられ、神社や仏閣に毎月のように行っていたからです。
 信仰に親しんでいることの良さというのは、礼儀作法を覚えることにあります。先祖や神様を敬うということに慣れ親しんでいると、自然と目上の人を敬うことにもつながり、きちんとした挨拶を覚えることになります。また古くから伝わっているしきたりを知ることになります。しきたりを学ぶことば、子どもを教育するにあたって、とても大事なことだと思います。神社に入ったら、「お参りをする前に手を洗う」、「参道の真ん中を歩いてはいけない」といった伝統的な作法があります。そんな中に「学び」があるのです。このような昔から伝えられてきた作法は、今の時代だからこそ重要で、若い人たちのために、復活させるべきことだと思います。近年、一昔前では信じられないような事件や犯罪が後を絶ちません。このような犯罪は、目に見えないものに対する敬いをなくしたことが原因ではないかと思っています。
「心」は目に見えないものですが、特別に宗教を持たなくても、「バチがあたる」や「お天道様に顔向けできない」という道徳観念が身についている人は嘘がつけないもの。神様や仏様を拝むだけでなく、お祭りに行くような気楽な中にも「学び」があります。信仰に親しむことで、軌道修正できる道が身に付くのです。

スピリチュアルスポット「原点の地・宮崎」


 宮崎の魅力は何と言っても「原点であること」です。基本になっているものは、普遍的で変わりません。宮崎は天孫降臨から始まる神話の国であり、神話の世界というのは普遍的です。神話の世界を訪ねることで、子育てや仕事など生活のこと全般について見
つめることができるのではないでしょうか。神社などのスピリチュアルスポットの素晴らしい点は、切り替えができるということです。生きていく上で起こる全てのことがらに対して見つめ直すことで、人生の切り替えができるのがスピリチュアルスポットです。そんな意味では「心のテーマパーク」と言えるのではと考えています。
 私が宮崎のスピリチュアルスポットの中でも特に素晴らしいと思っている神社のひとつが江田神社です。あれだけ由緒あるお宮でありながら、これまで知らない人が多かったようです。それは、現代の人々が、お宮の大きさなどの物質的価値で尊ぶ傾向があるからかもしれません。しかし、実際に大切なのは、見た目の豪華さではなく由緒なのです。これほど由緒ある江田神社やみそぎ池などは、汚さず、後世まで残していかなければならない大切なサンクチュアリです。
 また、私は旅に行くならまず海に行ってから山に行くように勧めています。海には浄化、山には癒しのエネルギーがあるのです。実際、神社のお祭りでも、海でみそぎをしてから山に行くことが多いですよね。海というのは汚れることがあっても、必ず再生します。海には浄化のエネルギーがあるのです。

自然に感謝するために神話の地を知る


 私たち現代人は、「もう一度出発する、出直す」必要があると何度もいってきました。再出発のために、宮崎はうってつけの場所だと思っています。天孫降臨の地を知るというのは、命の源を見ることです。命の源を見ることは自然界を見直すことです。自然界への感謝を忘れてはいけません。
 秋祭りや神楽は、自然の営みや五穀豊穣への感謝を神に捧げるものです。宮崎は神楽が盛んな土地ですね。神楽や祭りを通して、日本人が古くから守ってきた自然界への感謝の気持ちを知ることができると思います。私の著書の中でも言っていることですが、日本文化の中には、言霊(ことたま)や音霊(おとたま)のように、言葉や音にも霊的な力が宿っていると信じるところがあります。言葉にたましいが宿るというのは、祝詞や神楽の中など、日本の伝統のいろいろなところに見ることができます。私たち現代人は、日ご
不幸を呼ぶような言葉ばかりを使っているのではないでしょうか。言霊や音霊の存在を、神楽や聖地に行くことによって知り、改めて言葉の大切さを見直す必要があります。
 今一番必要なことは、もう一度、再生をしなければならないということです。
 現代に生きる若い人たちは、もし自然が無くなってしまっても、何でも科学の力でプラスに変えられると思っているところがありますが、それは全く間違いです。
宮崎の海岸線を見ると、自然の素晴らしさや美しさは、人工では絶対にできないものだと分かるはずです。

宮崎に残るサンクチュアリを守るために


 宮崎は神話の世界がいまだに多く残り、本来もっと注目されるべきところです。神話は簡単に作れるものではなく、先祖から受け継いだ宝といえます。ところが、本来受けるような注目を受けなかったのは、大事にしすぎたためだと思います。宮崎の人々が、歴史に誇りを持ってきたからこそ、サンクチュアリとして価値が守られてきました。しかし、神楽などを外に開放して多くの人に知ってもらうことは、穢れることだとおびえていた面もあったのではないかと思います。これからは、規制するところはきちんと規制して、マナーを徹底させながら、もっと開放して欲しいと思います。 
 宮崎は「神話の国」として、もっと多くの人を受け入れられると思います。神楽体験をしたいという人も多いのではないでしょうか。 
 ひと昔前は、親子関係や人間関係、またいろいろな切り替えは、地域で受け継がれてきた文化や伝統行事で学んできたものです。しかし、都会で地域の文化や伝統から切り離された現代人ほ、どこから学べばいいのでしょうか。昔のことを伝える役目を持って
いたおじいちゃんやおばあちゃんと過ごす環境も少なくなり、都会の閉塞感の中にあって自分で答えを見出すには、宮崎ようなサンクチュアリを訪れることが必要です。訪れるときは現世利益を求めず、マナーをわきまえることを忘れないよいうにしましよう。

暖かみのある色を感じる宮崎 


宮崎が持つ色はと聞かれるなら、私はオレンジだと思います。私が持つ宮崎のイメージは日向夏や太陽・日の光、日の御子など‥‥‥太陽のイメージが多いです。
 私が鵜戸神宮を訪問した際、ご神域に入ったあたりで、一羽の大きな鳥が現れ、境内までずっと後をついてきたのです。帰るときににも同じように現れ、ご神域を離れるまで飛び続けていました。神話の世界さながらとても神秘的なものを感じました。全国各地
いろいろな体験をしますが、この鵜戸神宮での体験は特に思い出深いものでした。
 宮崎は宝物をいっぱい持っている土地です。神話の世界よりもより現代に近い椎葉落人伝説などもありますが、それらの場所を訪れることは、歴史探索の旅になるでしょう、歴史の事実をひも解くことで、そこから人生の教訓を得ることができます。違った意味で素晴らしい旅になると思います。
 旅をすることもリフレッシュの横会といえます。その土地のおいしい食べ物をいただき、土地にある独特の文化に触れることで、心身ともにリフレッシュするのです。宮崎の郷土料理として受け継がれてきている冷や汁などは、私自身「パワーフード」と呼んでいます。旅にでて、「冷や汁」のように土地にずっと伝わっている郷土料理など、土地独特のものを食べることも大事なのです。


「スピリチュアルみやざき」(心の安らぎと癒しを巡る旅)について


ここで掲載した、「スピリチュアルみやざき」(心の安らぎと癒しを巡る旅)パンフレットは2008年に発刊されたものです。
当方は結局入手出来ず仕舞いでしたが、たまたま宮崎市の図書館にて見つけたので現物を見る事が出来ました。

以下は 当時のプレスリリースより 

1 目的
ストレスの多い現代社会において、心の安らぎや癒しを求めることが、旅行の大きな目的となってきています。
このような中、宮崎県内には、神話伝説をはじめとして、心身を癒すスポットが数多くあることから、今回、各地の癒しのスポットに関する情報をパンフレット「スピリチュアルみやざき」としてまとめ、県内外に情報発信することで、さらなる観光客の誘致を図ります。
2 掲載内容
@ スピリチュアル・カウンセラー江原啓之氏へのインタビュー
心の安らぎ・癒しの旅の意義や宮崎の印象、宮崎の良さを語っていただいた江原氏へのインタビュー。
A 県内のスピリチュアルスポットの紹介
古事記・日本書紀の舞台となった伝説の地はもとより、心癒される風景や巨樹、恋愛スポットも紹介。
B お役立ちマップ
県内スポットを周遊していただくため、エリア別の地図を掲載。
3 発行者
国際リゾートみやざき大型観光キャンペーン推進協議会
4 発行部数 
2,000部(無料配布)
5 配置場所
県外事務所(東京、大阪、福岡)及び新宿みやざき館KONNE 宮崎県観光・リゾート課 (財)みやざき観光コンベンション協会 国際リゾートみやざき大型観光キャンペーン推進協議会


パンフレットを以下のサイトでご覧になれます。

みやざき観光コンベンション協会サイト内 スピリチュアルみやざき ページ
私が見た時点では、PDFの転送スピードが非常に遅く、DLするのに難儀しました。


スピリチュアルみやざき 心の安らぎと癒しを巡る旅 江原啓之さんに聞く、スピリチュアル宮崎

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