霧島、鹿の原(鹿ヶ原)のミヤマキリシマ群落

▶ in 自然・花 posted 2015.05.29 Friday / 23:47



【2017年開花情報追記】 
2017年5月30日記載 ブログ記事をご覧ください。
  鹿ヶ原のミヤマキリシマ見ごろ

写真を追加の上、WebPageを作成しました。
  鹿ヶ原(鹿の原)のミヤマキリシマ



霧島 鹿の原(鹿が原) ミヤマキリシマ 00現在、霧島、えびの高原の山々に深山霧島(ミヤマキリシマ)が咲き、霧島一帯が一番華やぎ、山歩きにも最適な季節です。
これから、高千穂峰山頂、韓国岳山頂付近、えびの高原つつじヶ丘等が見頃となります。

ミヤマキリシマの新名所?「鹿の原」(鹿ヶ原)

霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 01
今回は、近年注目されている、気軽にミヤマキリシマの群落が見られる場所、「鹿の原」(鹿ヶ原)を紹介します。
ここは、昔から知る人ぞ知る感じのミヤマキリシマの群生地だったようですが、今年は、新燃岳の噴火被害から復活した株がびっしりと花を付け、見事な景観となっております。(5月27日撮影)
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 02
[ 手前の山はお鉢・左奥に高千穂峰 ]
4年前、2011年に新燃岳はマグマ噴火、このあたりは火山礫が60cm降り積もり、周辺の木やミヤマキリシマの多くの株は枯れたのですが、木が枯れ、日当たりが良くなったことによりミヤマキリシマは復活、育ち、現在、大群落を形成しております。

完全な自然のままというわけでもなく、ススキや雑木を伐採したりした跡などもありましたので、自然公園側である程度、管理、補助的に手を入れているようです。

参照 → 高千穂河原からの便り(一般財団法人自然公園財団 高千穂河原支部)
 

鹿の原(鹿ヶ原)へのアクセス

鹿の原(鹿ヶ原)は、中岳と高千穂峰の中間(鞍部)にあります。
高千穂河原(鹿児島県霧島市)より徒歩で向かいます。

地図 地図サイトへのリンク
GogoleMap 国土地理院地図リンク
※上記リンクの国土地理院地図は拡大やスクロール操作をするとポイントがずれますので、操作時はご留意を。

31度53分33.98秒 130度54分1.53秒
31.892771,130.900426

鹿の原の位置(目安)
鹿の原(鹿ヶ原)概略地図
標識高千穂河原より、古宮址前左側より矢岳へ通じる登山道で向かいます。
登山道入口に表示がありました。
高千穂河原から約1Km、20分位です。
途中、分岐路がいくつかありましたが、基本的にまっすぐ方向、脇道入口には倒木などが置かれておりましたので迷うことは無いと思います。
登山道は火山礫におおわれておりますが、靴はそれ程埋まらず、わりと歩きやすいです。坂も殆ど無いので、年配の方でも大丈夫かと思われます。
日傘をさした、街歩きの靴を履いたご婦人がいらしてたくらいですから(^^;)
せめて滑りにくい底の靴にしましょう。

「鹿の原」(鹿ヶ原)は、高千穂河原からのアクセスですが、このあたりは丁度宮崎県との県境付近になり、地理的には、宮崎県小林市大字南西方と思われます。
 

当サイト内検索(画像も)出来ます。




霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 03
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 04
[ 山は中岳 新燃岳は奥にあり見えません。]
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 05
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) ミヤマキリシマ群落 06

斑入りミヤマキリシマや「源平咲き」?ミヤマキリシマを見つけました。

鹿の原(鹿ヶ原)で白いミヤマキリシマの株を二株見つけました。
その内の一株は、ピンクの斑入りの花もあったり、ピンクの花の咲く枝もある「源平咲き」?のミヤマキリシマでした。
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) 斑入りのミヤマキリシマ 07
[ 斑入りのミヤマキリシマ ]

霧島 鹿の原(鹿ヶ原) 弁慶咲きのミヤマキリシマ 08
[ 弁慶咲きのミヤマキリシマ ]

鹿の原(鹿ヶ原)の群落は、昨年あたりから注目されはじめたようです、高千穂河原でも、ここが今、ミヤマキリシマの見所と案内しておりましたし、来年あたりにはメジャーデビュー?かも知れませんね。
近くて、登りも殆どなく、手軽にミヤマキリシマの群落を見れるので観光的には、良いのですが、群落内への散策路などは整備されておりませんので、ミヤマキリシマが横へ株を伸ばすと群落内へ入れなくなると思います。

お鉢斜面のミヤマキリシマ

御鉢の斜面もミヤマキリシマが咲いており、多くの登山者が確認できました。鹿の原(鹿ヶ原)より望遠レンズ(300mm)で撮影。
霧島 鹿の原(鹿ヶ原) から見たお鉢斜面のミヤマキリシマ

古宮址前の登山道入口近くにあった手作りの現地案内標識には「鹿の原」と書かれておりましたが、一般財団法人自然公園財団 高千穂河原支部さんのページ、5月20日のMBC(南日本放送)では「鹿ヶ原」と紹介されておりましたので、両方併記しました。
インターネットを参照すると、「つつじガ原」と称されてる方も複数いらっしゃいました。
決まった名前は無く、いずれも通称・俗称なのかも知れません。

パノラマ写真等含め、後日、Webページ化したいと思います。

この後 えびの高原方面も見てきました。 硫黄山は盛りを過ぎておりましたが、韓国岳登山道登り口あたりが咲きそろい綺麗でした。
えびの高原のつつじヶ丘は、今年はあまり揃って咲いてないような印象を受けました。

2015年5月29日(金)現在のミヤマキリシマ開花状況

(参照元 霧島市サイト
高千穂河原 古宮址(終わり) 神宮の森展望台周辺(終わり)
高千穂峰 登り始め(散り始め)御鉢(満開)山頂(満開)
中岳中腹探勝路(終わり)
大浪池 西回り登山道・東周り登山道(散り始め)
えびの高原 硫黄山(満開)・つつじヶ丘(満開)
韓国岳登山道(5分咲き)・山頂(咲き始め)/ 以上 霧島市サイトより引用

鹿の原のミヤマキリシマも見ごろを終えております。

関連資料

高千穂河原周辺案内図(現地にていただいたリーフレット)

当サイト内 関連ページ

高千穂河原 古宮址 霧島山登山規制解除等の情報 2011年新燃岳噴火時系列 霧島観光

新燃岳・お鉢・硫黄山の活動状況をチェックの上、入山を!

火山活動状況情報鹿の原で2011年の新燃岳噴火の際、飛んで来たと思われる直径15cm程の噴石を見かけました。
2011年の噴火では、高千穂河原でも7-8cmの噴石が降りました。現在、新燃岳は落ち着いているようにも見えますが、噴火警戒レベル2の活火山です。いつまた噴火するかわかりません。
パークサービスセンター入口に、新燃岳(噴火警戒レベル2)・お鉢(噴火警戒レベル1)・硫黄山の活動状況や、当日の風向き等の掲示がありますので、チェックの上、入山しましょう。

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【6月1日追記】
セブン−イレブン、ローソンで発売した、「神話のふるさとみやざき宿泊券」の6月1日販売分は一時間ほどで完売したようです。次回はファミマで発売です。

【6月23日追記】
2005年に中岳から撮影した写真がありましたので掲載します。
ミヤマキリシマが咲いている時期だったのですが、写真で見る限り、この頃の鹿の原には、ミヤマキリシマは殆ど咲いていないように見えます。
中岳よより撮影した鹿の原

【6月24日追記】
ほぼ同じ内容ですが、写真を追加の上、WebPageを作成しました。
 → 鹿の原のミヤマキリシマ





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