三脚 ベルボン ジオ・カルマーニュE645L + 自由雲台 QHD-71Q 感想
▶ in カメラ関連 posted 2020.06.13 Saturday / 07:58
久々、三脚&雲台を購入したので感想などです。
ほぼ備忘録みたいな、製品リンク集みたいなもの(^^;)
新品を買うようなお金は無いので(^^;)、リサイクルショップ(ネットオークション)で、15,000円程で購入したもの。
日進月歩のデジタルカメラとは違い、三脚や雲台などは大きな技術革新は無いですから、10年以上前のモデルでも、程度良ければ全く問題無し。(個人的意見)
ベルボン カーボン製大型三脚 ジオカルマーニュ E645L 三軸雲台(PHD-61Q)付き
購入したのは・・Velbon(ベルボン) カーボン製大型三脚 Geo Carmagne(ジオカルマーニュ)E645L 三軸雲台(PHD-61Q)付き
(ジオカルマーニュE645L 公式サイト製品情報)
定価 ¥113,080 (税込)
ヨドバシカメラでの販売終了時価格:¥42,800
ハイアングル 背の高い三脚が欲しく追加購入
現在、メインで使っている三脚は Velbon(ベルボン) CarmageG530 + 自由雲台 QHD-61Q 随分長く愛用。普段使う分には、使い勝手良く、しかもそこそこ軽く、自由度は高い。
たまに手を上に伸ばした位のハイアングルでスローシャッター撮影したくなる事が今まであったので、背の高い三脚が欲しく思っていたところでした。
たまたま先日、程度の良いものを見つけたので、購入した次第。
今回、入手したジオ・カルマーニュE645Lは、カーボン4段三脚で、全高2010mmのハイアングルが可能となる。
3ウェイ(三軸)雲台嫌い、自由雲台(ボールヘッド)主義
個人的には・・三軸雲台は好きになれず、手持ちの三脚の雲台は全て自由雲台(ボールヘッド)に統一している。三軸の雲台は、持ち運び時にかさ張るし、重量も重い、目的のモノを撮影する際に、3軸調整しなければならず、時間がかかるのがネック、ローポジション時に雲台位置によってはパン棒が脚にぶつかってしまう。などの欠点がある。
動画を撮るなら「パン」などで使うので三軸一択でしょうけど、そのような動画はまず撮らないので、私の場合、自由雲台で事足りるのです。
ただ、重量のある望遠レンズなどでは、三軸雲台の方が、操作もしやすいし、安定しているのですが、私の場合、重量のある望遠レンズを使う(持ちだす)事は年に数える程しかないし、気を使えば自由雲台でも対応できますし・・。
三軸雲台(PHD-61Q)を自由雲台(QHD-71Q)へ等価交換
と言う事で・・今回購入した三脚についてきた三軸雲台(PHD-61Q)は使わないので、ネットオークションに出品〜で売却、代わりに中古の自由雲台(QHD-71Q)を入手した。送料込み価格はほぼ同額でしたので、等価交換みたいな感じでした。自由雲台は、三脚の4Kg対応スペックに合わせ、一つ下のクラスのQHD-61Q(4Kg対応)でも良かったのですが、中古市場ではあまり価格も変わらなかったのと、望遠ズームレンズ( FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS)を使う事も考え、よりマージン確保出来る6Kg対応品を購入した。
対荷重に余裕があると、ギュー!と締め付けなくとも余裕で固定出来るので、楽です。
重量820g 推奨積載質量 5kg
参考価格:\28,600
ヨドバシカメラでの価格:¥14,790
(三軸雲台(PHD-61Q) 公式サイト製品情報)
上の3Way雲台(PHD-61Q)を以下の自由雲台(QHD-71Q) へ交換
↓
撮影した写真など・・・作者のPR(^^)
ジオ・カルマーニュE645L + トレード 交換した自由雲台 QHD-71Q 感想・他
ジオ・カルマーニュE645L + トレード交換した自由雲台 QHD-71Q
今まで使用している CarmageG5300 + 自由雲台 QHD-71Qとの比較感想。
センターポールの収縮後の固定は今まで普通のノブを締めるタイプでしたが、このモデルはレバーを倒してワンタッチでロック出来るので良いが、ロックの解除が意外に煩わしい事に気付く。
(自己責任で、ロック解除機構を殺してレバー操作だけで上下出来るように改造した。)
カルマーニュE645 足の収縮はレバーロック式
足の収縮固定法は、今回はレバーロック方式(エル・ロック)です。(645Lモデルはレバーロック式モデルしか存在しない。)4段だと全部で9ヶ所あるので、回転して固定(ナットロック)よりは、倒すだけのワンタッチで操作出来るレバーロック式(エル・ロック)の方が固定開放が楽なのでレバーロック式を選ぶ方が多いのだろう。加えて、販売数(需要)の少ないモデルは、製造・管理コストを抑える為、レバーロック式のみのラインナップとなっているのかも知れない。
レバーロック式の場合、使用劣化による緩みが心配ですが、このモデルは調整も出来る機構なので少し安心。
収納した時の長さ、重さは若干増えました。
今までは、カメラショルダーバックの上、背負うタイプのバックの横になんとか固定出来てましたが、少し長くなり、太くなり、重量も増えたので、三脚単独で持つしかなくなったのは辛い。
ショルダーベルト付
幸い今回の三脚自体に、ショルダーベルトが取り付けられようにファスニングクリップが付いている構造なので、標準シャルダーベルトを利用することにした。但し、下側は、ストーンバック、ポシェット、兼用のレグポシェットをかぶせて使うようになっている。このポシェット、あれこれ兼用したがためが、これが何とも使い勝手悪い。
ポシェットは使わず、センターポールエンドフック部のインチネジを外して、カラビナを取り付けられるように改造、三脚だけでショルダーベルトを使えるように改造した。
三脚にショルダーベルトを付けた状態
自由雲台 QHD-71Q
自由雲台 QHD-71Qに関しては、QHD-61Qを普段使っているので特に違和感は無い、ボールが一回り大きくなった分、重い望遠レンズを装着した際、重量でうなだれたりする事もなく、安定感、安心感は増した感じです。僅かだけど・・三脚大きいと(^^;)
今回購入した三脚は、あまり使われていなかったようで、程度も非常に良く、満足しておりますが、これを肩にかけ長時間持ち歩くのはちょっと辛いかも知れない。(筋トレ?にはいいかも)今までの三脚に対し、収納時のサイズ、重量などは、わずかの違いなのですが、それも限界近くだと、その僅かの違いが結構大きいんですよね。
前オーナーもそんな感じで、あまり使っていなかったのかも知れないなぁー
ベルボン ジオ・カルマーニュ 三脚型番、番号の意味
(モデルにより異なる場合もあると思います。参考程度に)- 最初のアルファベット、L(レバーロック式)、N(ナットロック式)
- 百桁目の数字はパイプの直径の太さランク。
7(32mm)、6(28mm)、5(25mm)、4(22mm)、3(19mm)
- 十桁目の数字は継数を表しています。
4(4段)、3(3段)
- 一桁目の数字は、雲台の仕様のようです。
0(雲台無し)、5(3軸雲台付)、3(自由雲台付)
- 末尾のアルファベットL(ロングタイプ)、S(ショートタイプ)のようです。
ジオ・カルマーニュシリーズ 仕様 発売当時の標準小売価格等
ジオ・カルマーニュN(ナットロック式モデル) | |||||
型番 | 段数 | 全高 | パイプ径 | 雲台 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
ジオ・カルマーニュN830 | 3段 | 2,000mm | 36mm | 別売 | 125,370円 |
ジオ・カルマーニュN840 | 4段 | 2,010mm | 36mm | 別売 | 128,940円 |
ジオ・カルマーニュN840S | 4段 | 1,650mm | 36mm | 別売 | 123,900円 |
ジオ・カルマーニュN730 | 3段 | 1,910mm | 32mm | 別売 | 101,430円 |
ジオ・カルマーニュN740 | 4段 | 1,730mm | 32mm | 別売 | 105,000円 |
ジオ・カルマーニュN635 | 3段 | 1,790mm | 28mm | 3ウェイ | 101,220円 |
ジオ・カルマーニュN645 | 4段 | 1,700mm | 28mm | 3ウェイ | 104,790円 |
ジオ・カルマーニュN535 | 3段 | 1,720mm | 25mm | 3ウェイ | 77,175円 |
ジオ・カルマーニュN545 | 4段 | 1,540mm | 25mm | 3ウェイ | 80,640円 |
ジオ・カルマーニュE(レバーロック式モデル) | |||||
型番 | 段数 | 全高 | パイプ径 | 雲台 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
ジオ・カルマーニュE730 | 3段 | 1,910mm | 32mm | 別売 | 101,430円 |
ジオ・カルマーニュE740 | 4段 | 1,770mm | 32mm | 別売 | 105,000円 |
ジオ・カルマーニュE635 | 3段 | 1,760mm | 28mm | 3ウェイ | 101,220円 |
ジオ・カルマーニュE645 | 4段 | 1,690mm | 28mm | 3ウェイ | 104,790円 |
ジオ・カルマーニュE645L | 4段 | 2,010mm | 28mm | 3ウェイ | 107,940円 |
ジオ・カルマーニュE535 | 3段 | 1,690mm | 25mm | 3ウェイ | 77,175円 |
ジオ・カルマーニュE545 | 4段 | 1,530mm | 25mm | 3ウェイ | 80,640円 |
ジオ・カルマーニュE545L | 4段 | 1,740mm | 25mm | 3ウェイ | 83,790円 |
ジオ・カルマーニュE435 | 3段 | 1,440mm | 22mm | 3ウェイ | 49,560円 |
ジオ・カルマーニュE445 | 4段 | 1,300mm | 22mm | 3ウェイ | 53,025円 |
ジオ・カルマーニュE445L | 4段 | 1,660mm | 22mm | 3ウェイ | 56,175円 |
ジオ・カルマーニュE433 | 3段 | 1,430mm | 22mm | 自由 | 47,566円 |
ジオ・カルマーニュE443 | 4段 | 1,290mm | 22mm | 自由 | 51,030円 |
ジオ・カルマーニュE335 | 3段 | 1,460mm | 19mm | 3ウェイ | 42,565円 |
ジオ・カルマーニュE333 | 3段 | 1,470mm | 19mm | 自由 | 44,350円 |
カメラの手振れ補正技術は進化、高感度撮影の画質も向上し、昔より日中の撮影では三脚を使うケースはだいぶ少なくなりましたが、同時にカメラの解像度も上がってますので、三脚を使っても各部をしっかり固定していなとPCで原寸拡大して見ると微妙にブレている事があります。
ここ一番の撮影の際には、三脚を使うようにしております。
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