宮崎観光ニュース｜都井岬観光ホテル　2月28日突然閉館 / 串間市

都井岬唯一の団体客を受け入れることの出来る宿泊施設、観光の中核施設であっただけに、単なる一ホテルの閉館だけに留まらず多大な影響が懸念されます。
都井岬観光を盛り上げようと、地元の方含め、いろいろな企画をされ活動していただけに、今回の突然の閉館は非常に残念でなりません。



宮崎交通時代から経営者が２度変わっても、再びこのような状況に陥るのにはいろいろ要因はあるとは思いますが、御崎馬含めた都井岬の自然の魅力だけで観光客を呼ぶには、これから先もやはり難しいのかも知れません。
＋何かがないと厳しいかも知れません。安易なところでは、それが温泉でもいいのかも知れません。
都井岬までのアクセス特に道路もやはりネックかも知れません。
少し大きい台風が来ると道路は壊れ、迂回を長期間迫られる現状。
トンネルバイパス等を作り、一部を整備した位では、正直、対処療法は否めないような気がします。
道路アクセスを良くし、かつ、日南市から都井岬までの間にいくつか観光スポットを創り、高齢化社会を考え、マイカー観光に頼らず、公共交通機関もバックアップしないと、おそらく今の状況は変えられないのかも知れません。



220号線、宮崎日南間も大雨が降れば相変わらず通行止め規制、この改良工事も予算がカットされ中止となったようです。
生活の上で欠かせない、防災を含めた道路工事の予算さえ、ますます削られ、もどかしい思いです。

　都井岬、すばらしいところです。
　もうすぐすると春駒（子馬）誕生の季節です。（例年3月下旬〜5月上旬）
　皆様　是非　都井岬へいらしてください。



2008年の串間市への観光入り込み約20万人中、約７割（14万人）が都井岬を訪れている。
都井岬の観光客最盛時は1974年、年間67万人とか。

今回、参照した記事リンク等

　

• 都井観きょう閉館　従業員全員解雇、宿泊落ち込み響く
  　[参照記事　2010年2月28日付　宮崎日日新聞]
• 「観光危機」「寂しい」　都井観閉館に市民ら
  　[参照記事 2010年03月01日付　宮崎日日新聞]
  
• 都井岬観光ホテル閉館　運営会社「不採算事業から撤退」
  　[参照記事　2010年3月1日付　読売新聞]
  
• 都井岬観光ホテルが閉館　宿泊客減少ひびく
  　[参照記事　2010年3月1日付　朝日新聞]
  
• 都井岬観光ホテル：突然の閉鎖 串間観光に打撃、都井岬の宿泊施設ゼロに
  　[参照記事　2010年3月1日付　毎日新聞]
• 都井岬観光ホテル閉館
  　[参照記事　2010年3月2日付　西日本新聞]
• 都井岬観光ホテル閉鎖　「観光に痛手」　関係者落胆
  　[参照記事　2010年3月2日付　読売新聞]
  ３月２日付　読売新聞より引用
  “「これからというときに……」。残務処理に追われる山下久夫・元支配人（５１）が無念そうにつぶやいた。
  「この３年間、全従業員は生まれ変わった気持ちで、精いっぱいのおもてなしをしてきた。至らない部分はあったかもしれないが、皆でもり立ててきたのに」と唇をかんだ。”
  “　ホテルでは、利用客を見送った元男性従業員が、入り口の扉に閉館を伝える紙を張った。「ただただ残念という気持ちでいっぱい」と目を真っ赤にしていた。”
• 串間のホテル閉館　議会、市の対応批判
  　[参照記事　2010年3月2日付　朝日新聞]
  “市議からは「市は唐突な閉館というが、情報収集が遅い」「経営元の会社は市の誘致企業。市長自ら社長との話し合いに出向くべきだった」などと厳しい意見が相次ぎ、鈴木市長は同日の本会議で閉館に遺憾の意を表明。「ホテル再興を切に願い、企業にも強く申し入れる」と強調した。”
• 串間市１０００万円超優遇　議会全協で説明、都井観閉館
  　[参照記事　2010年3月2日付　宮崎日日新聞]
  “上記載記事によると串間市は同社に対し、固定資産税の減免や、社員21人分の雇用促進奨励金など、これまで1000万円を超える優遇措置を行っていたようです。
  串間市の条例では5年以内に事業を廃止、休止した場合は奨励金の全額か一部返還を求めることが可能とのことで検討中とか。”
• 都井岬観光ホテル 閉館売却方針変わらず
  　“運営会社社長串間市長に陳謝”
  　[参記事　2010年3月4日付　読売新聞]

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