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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納) 小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


跡江神社神楽(跡江春神楽) 5/5Page 小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)

小松里神楽

小松里神楽は宮崎市大字小松鎮座「小松神社」に伝わる春神楽で、厄払いと五穀豊穣を祈願して奉納されている神楽で、今年は2月24日(土)「小松神社」で14時より23時頃まで奉納されたようです。
今回の写真は、令和6年3月3日「跡江神社」で奉納された「跡江神社神楽」(跡江春神楽)で、奉納された時の「三笠」です。
今回の跡江神社で「三笠」を舞った方は、若いベテランの方のようで、スピードと気迫ある舞で、舞を終えると一同拍手が起こりました。

小松神社 小松里神楽

起源は室町時代に遡り、厄祓いと五穀豊穣を祈願して奉納されてきました。
もとは白地八幡宮と称し、明治の初めに小松神社と改称されました。
神楽はこの頃が最も盛んだったといわれています。
戦後、一時期途絶えたが、昭和28年頃から復活し、昭和56年の神殿新築の折に保存会が結成されました。

神社名:小松神社
鎮座地:宮崎市大字小松1930(GoogleMap)
宮司名:児玉 孝作
神楽名:小松里神楽
奉納日:2月最終日曜日
保存会名:小松神楽保存会
神楽面の保存:有(7面)
(代表的な面 鬼面(角あり二面、角なし一面)、扇面(田の神一面)、へぐろ面(里人一面)、嫁女面(氏神・稲荷山二面)、他、子供面など)
 / 引用元 宮崎神楽と特殊神事 / 宮崎県神社庁

令和6年 小松神社春大祭 小松里神楽番付

(1)四方祓 (2)鬼神 (3)扇之手 (4)一人剣 (5)鬼神 (6)とこしこ (7)三笠 (8)三人剣 (9)鬼神 (10)氏舞 (11)扇之手 (12)将軍 (13)二刃 (14)二人剣 (15)鬼神 (16)太玉 (17)薙刀 (18)神武[呼出、いなりやま、里人、いにやう、神武](19)杵舞 (20)田の神
 / 番付の参照元 宮崎民俗学会FB内(佐伯健治氏)


写真撮影の副産物(みたいな)動画(Youtubeで公開)

以下の映像(動画)は 一眼カメラで連写撮影した写真を、つなぎ合わせて動画化したもので無音です。
動画で撮ればもっとリアルに動きが表現出来たのでしょうけど・・雰囲気だけでもと公開。

※閲覧環境により、動画が動作しない可能性があります。その際には Youtubeリンク先でご覧ください。
建雷神タケミカヅチノカミの舞で、五色の御幣状の飾りが付いた笠を採り物として、激しく舞う。

小松里神楽「三笠」の写真

小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納) 小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)

小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松里神楽「三笠」(跡江神社で特別奉納)


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小松神社

小松神社 小松神社

小松神社


令和6年小松里神楽番付(小松神社にて) 令和6年小松里神楽番付(小松神社にて)

令和6年小松里神楽番付(小松神社にて)

小松神社

関連リンク(「小松神楽」に関する論文)

(「宮崎市の神楽と音楽(II) - 小松神楽の場合 - ~他地域との比較~ 黒木亜美子」)

「小松里神楽」の思い出

小松里神楽を、前回 見たのは、18年前(2006年)、生目地区の里神楽が一同に集まる まつり「生目里神楽フェスティバル」でした。
当時は小松里神楽では無く「上小松神楽」と称されていたと思います。おそらく 下小松神楽(若宮神社) があるので、当時「上小神楽」と称していたのかも知れません。
参考まで、跡江神社、小松神社、若宮神社は、いずれも児玉孝作宮司がつとめてらっしゃるようです。

「生目里神楽フェスティバル」は、旧国道10号線沿いにある生目公民館の広場で開催、生目地区の9神社に残る神楽が一堂に集い、勇壮に舞われる神楽の披露を中心とした「まつり」でした。

生目、浮田、細江、長嶺、跡江、小松は昭和38年(1963年)までは 生目村であった地域、各神楽は多くの点で共通しており、当時は総称して「生目神楽」と呼ばれていたようですが、現在は、生目神社の「生目神楽」(県指定)との混同を避け、「跡江春神楽」「小松里神楽」など「生目神楽」とは別の神社名を入れた個別の神楽名等となっているようです。

当時の「三笠」の写真2006年 生目里神楽フェスティバル にて)
中でも、生目神社神楽の「太玉」と共に、上小松神社の「三笠」はアグレッシブな舞に圧倒された事を覚えています。
生目神社の「太玉」は、その後、3月の生目神社神楽で何度となく見ておりますが、小松里神楽の「三笠」を見たのはほんと久々、実に18年ぶりでした。
(小松里神楽は、普段、小松神社拝殿で奉納されるので、見学場所も狭く遠慮しておりました。)
当然、当時と舞い手は後継者に引き継がれているののでしょうが、相変わらずの激しい動きに圧倒されました。
今年の「小松里神楽」で「三笠」を舞ったのは中学生のようです。将来が楽しみです。


「生目里神楽フェスティバル」は 郷土芸能フェスティバル実行委員会が主催、神楽以外にも、太鼓や、踊り、地元の芸能の披露などもあり、夜は小規模ながらも打ち上げ花火も上がったりして、楽しめたのですが、おそらくこの年、もしくは数年で途絶えてしまったのではないかと思います。
それまで 神楽に殆んど興味の無かった私が、神楽に興味を持ち始めるきっかけとなったまつりでした。

2006年開催 生目里神楽フェスティバルにて 2006年開催 生目里神楽フェスティバルにて

2006年開催 生目里神楽フェスティバルにて
少年達が「郷土の神楽」を発表する場
そして、一般の方が気軽に神楽とふれる機会でもある
こういった「まつり」が 消行くのは寂しい限りです。

余談ですが・・あの時、生目公民館体育館前に、注連柱や神庭を設え神楽を見た場所ですが、今は、地区のいろいろな公共施設が集まった「生目地区交流センター」として生まれ変わっております。
市の手続きとかでも随分便利になりました。
体育館は取りこわされ、中庭も舗装され駐車場となりました。

環境は変れど、伝統芸能は守って行きたいですね。


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