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祇園神社 祇園神社

− 祇園神社 − 
参道石段両脇に鎮座する阿吽の仁王像が神仏習合の時代を物語る。

祇園神社 五ヶ瀬町 鞍岡鎮座
Gion Shinto shrine

はじめに
ご覧のページは「神話のふるさとみやざき」、「みやざきの神社」の魅力をお伝えしたく、宮崎県内の神社の写真を掲載したページです。
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祇園神社 御由緒

御祭神
素盞鳴大神(すさのおのみこと)・大己貴大神(おおなむちのみこと)・伊弉冉大神(いざなみのみこと)
奇稲田姫神・五ツ瀬ノ神・蘇民将来・巨丹将来・天満天神・足名椎神・手名椎神・稲荷大明神

第二十九代欽明天皇の十六年頃、知穂郷に厄病流行し、疫病及び厄難消除の祈願守護神として創始祇園社と称し第五十五代文徳天皇の天安元年曽男神(素盞鳴大神)並びに冠八面大明神(闇霎神)に正五位下の神階奉授の古い神社であります。(文徳実録第九より)
 第五十六代清和天皇の貞観十一年〔869年〕山城国(京都)八坂神社より素盞鳴大神を勧請、その他の諸神を合祀し八坂神社と改称。昭和十年祇園神社と改称現在に至っております。

御神徳  厄難災難消除 五穀豊穣 交通安全

社殿
天正六年 大友宗麟の兵により 当社並びに冠八面大明神他消失せるも 御神体は東光寺北の殿に奉祀して祭祀しておりましたが、享保五年〔1720年〕 神殿を建立 尚天保六年北の殿にあった大(けやき)一本をもって社殿を再建し 神殿の屋根は草葺で約十八年毎に葺替が行われていましたが、昭和五十二年天皇在位五十年記念並びに宮崎国体山岳競技開始式場記念事業として氏子崇敬者の寄進により 神殿は銅板葺に改修 拝殿は増改修して銅板葺に葺替られ昭和四十九年 社殿は五ヶ瀬町文化財に指定されています

祭礼
例大祭 七月十五・十六日 
御神幸祭・祇園神楽・心影太車流棒術奉納
秋季例祭 十月九・十日 祇園神楽・臼太鼓踊り・三十三番夜神楽祭 大山祇神社例祭 五月十六日(山ノ神祭り)
正月元旦 元旦祭
二月十一日建国祭神楽祭
二月十七日祈念祭
旧元旦 悪星消除祈願祭
六月一日 厄除祈願祭
六月三十日 大祓祭
十一月十五日 七五三祭
十一月二十三日 献穀祭 神楽祭
十二月三十一日 大祓い祭
毎月 一日 十五日 月次祭 一月 五月 九月 十六日 山ノ神祭

特殊神事
延宝二年(1674)疫病流行により荒谷組より祈願麦餅焼き(七月十四日)
矢惣園組により森巻神事
八岐太蛇を作り上七巻下八巻鎮魂ノ儀三番相撲奉納(七月十五日)

郷土芸能
祇園神楽 心影無雙太車流棒術及び薙刀臼太鼓踊(平家の流れという)

境内社 大山祇神社 山ノ神 畠中天満天神
妙見社 水波能売神(水神)
冠八面大明神 闇霎神 八岐太蛇
権現神社 家都御子神、熊野速玉神、熊野天須美神

社務所
奉納 平成二年六月一日 還暦記念 五六会
以上 出展元:案内板より。〔西暦〕は追記。
 

祇園神社 交通アクセス・地図等の情報

鎮座地:〒882-1201 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町鞍岡6066
地図:GoogleMapMapfanMapion
マップコード(330 484 379)
緯度経度:N=32.38.16.7 E=131.9.49.4(日本測地系)

〔車では・・〕
延岡方面からは、九州中央自動車道 蔵方ICより車で約1時間5分
熊本方面からは、九州中央自動車道 小池高山ICより車で約1時間10分
(熊本方面からは、交通量も少ない、国道218号を利用したルートをお勧めします。)
記紀編さん1300年 神話のふるさとみやざき 温故知新ものがたり 宮崎県ロゴ
記紀編纂1300年記念ページ


参考まで、祇園神社の鎮座する、五ヶ瀬町鞍岡の標高は600m程、山間部で涼しく、年平均気温は12.7℃(長野県飯田市とほぼ同じです。五ヶ瀬町内には天然雪の五ヶ瀬ハイランドスキー場もあります。)
冬は強い寒波・南岸低気圧の影響で雪が積もり易く、20cm以上積雪することもあります。冬に計画される方は、気象などチェック、チェーンなどのご準備も忘れずに。



 
祇園神社 灯篭と鳥居
祇園神社 灯篭

 
 
祇園神社 鳥居と参道
− 鳥居と参道 −
祇園神社 参道
− 参道 −

 
 
祇園神社 大イチョウの御神木
祇園神社 大イチョウの御神木

 
 
祇園神社
− 祇園神社 −
祇園神社 ケヤキ(五ヶ瀬町指定天然記念物)


大欅(ケヤキ)(五ヶ瀬町指定天然記念物)ですが、源氏方、那須大八郎が平家追討のため椎葉山に赴く途中、馬の蔵を置き戦勝祈願のため参拝、この欅を植えた旨、説明書きがありました。樹齢800年位なのでしょうね。
椎葉村十利根川鎮座 十利根川神社にも、奈須大八郎が植えたと伝わる、八村杉(樹高54.4m日本で二番目に高い杉・国指定天然記念物)などがあります。

地名の伝承で、こんなお話がを聞いたことがあります。
那須大八郎は平家の落人(おちうど)を追って阿蘇より日向の境に入ったが、山が険しく、馬を乗り捨て徒歩で行軍することになりました。 馬を乗り捨てたところを後に「鞍岡」と呼ぶようになった。
  宗久は山岳をよじ登って椎葉山に入った。陣小屋を椎の木の葉で覆ったので「椎葉山」という名称はそのことから起こった。

祇園神社 拝殿 祇園神社 拝殿

− 拝殿 −

祇園神社拝殿と本殿 祇園神社拝殿と本殿

− 拝殿と本殿 −
 
祇園神社本殿の彫刻
− 本殿の彫刻 −
祇園神社本殿脇障子の彫刻

 
五ヶ瀬町三ヶ所鎮座三ヶ所神社の彫刻もそうですが、本殿には大変立派な彫刻飾りが施されていました。
右の脇障子の迫力ある彫刻は、どういった場面を表現しているのでしょう。素盞鳴大神でしょうか? 私は、高千穂神社本殿脇障子にある、ミケヌノミコトが鬼八を押さえているところを思い出しました。

大山祇神社などの境内社 大山祇神社などの境内社

− 大山祇神社などの境内社 −

祇園山 祇園山

− 祇園山 −
左側の高い山が「祇園山」だと思います。祇園山からは、四億三千万年前に生息していたというサンゴや三葉虫の化石が発見されているそうで、太古、日本は太平洋の熱帯域にあり、プレートで運ばれて、約1億年前地殻変動で隆起したもののことです。
〔関連メモ〕

平成30年度 祇園神社夏季例大祭

祇園神社夏季例大祭 日程:平成30年7月15日(日)
会場:祇園神社
内容: 09:00〜 森巻き神事
10:30〜 式典、浦安の舞、祇園神楽奉納
13:00〜 御神幸祭/注連縄、猿田彦、獅子舞、神面、弓、織、神御幣、鞍岡小学校賽銭箱、五ヶ瀬中等教育学校大神輿、女神輿、大神輿、御神水神輿、(誰でも担げます)、虫追い神輿
※雨天の場合は旧鞍岡中学校体育館で出来る行事のみ 浦安の舞:鞍岡小学校の5.6年生の女子が舞います。 御神水神輿:銘水「妙見神水」を樽に入れた神輿。誰でも担いでいただけます。 虫追い神輿:田んぼの虫を追い払う事を祈願して二人で担ぐ小さな神輿。 お祭り屋台:鞍岡の青年が結成した祇園祭盛り上げ隊の楽しい手作り屋台。

鞍岡祇園神楽

鞍岡祇園神楽は、鞍岡の祇園神社に伝承されている神楽で、その歴史は古く延喜式内の古我武礼神社の広庭で舞を舞ったのが始まりとされている。
以下の写真は、平成30年5月に行われた「伝統文化「神楽の祭典」」より、鞍岡祇園神楽保存会による「舞開き」の一コマです。
天の岩屋から子どもが扮する天照大神を手力男命が手を取ってお迎えする。

 鞍岡祇園神楽保存会 舞開き伝統文化「神楽の祭典」(五ヶ瀬町にて) 鞍岡祇園神楽保存会 舞開き 伝統文化「神楽の祭典」(五ヶ瀬町にて)

− 鞍岡祇園神楽保存会 舞開き −





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白滝の紅葉(紅葉の時期は絶景、道が狭いので運転には注意)|うのこの滝(ここの滝つぼは見事です) |あけぼのつつじ(高千穂町との町境にある二上山)|浄専寺のシダレザクラ(五ヶ瀬町はシダレ桜が多い、中でも浄専寺は見事です。)|三ヶ所神社(社殿の彫刻が素晴らしい、シャクナゲやしだれ桜がきれいです。)|五ヶ瀬ワイナリー(五ヶ瀬ワインの工場・阿蘇に沈む夕日が綺麗)|

祇園(ぎおん)神社(宮崎県 五ヶ瀬町 鞍岡鎮座)

- ページ初版作成 平成27年11月 -
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