田の神さあ (タノカンサァ) - えびの市 -場所: 宮崎県えびの市 田の神の信仰は全国的にあります。 伝承によると田の神は冬は山の神となり、春は里におりて田の神となって田んぼを守り農作物の豊作をもたらすと信じられております。(但し、ここでいう山の神は田の神となる神で、きこりや、猟師のための山の神ではないと言われております。) 、田の神の石像は鹿児島県の薩摩、大隅、宮崎県の一部に限って分布するもので、田の神さあ(タノカンサア)と呼ばれています。鹿児島県および宮崎県では現在、約2000体の田の神像が確認されているそうです。 今回は「田の神さあの里づくり」運動に昭和61年から取り組んでいるえびの市の田の神さあを一部紹介します。 えびの市内には約150体の田の神(田の神さあ)が残されています。 |
宮崎県えびの市の田の神さあ(タノカンサァ)約150体ある、えびの市の田の神さあの中より、ほんの一部だけではありますが、
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南九州で一番古い田の神は?鹿児島県で最古の田の神 宝永2年(1705) 薩摩郡鶴田町紫尾の仏像型田の神宮崎県で最古の田の神 享保5年(1720) 小林市真方神田場の神官型田の神 えびの市で最古の田の神 享保9年(1724) 加久籐中島の神官型田の神 → 【004】に掲載 田の神さあ関連外部おすすめリンクえびの市「田のかんさあ」 “米どころであるえびの市では、実り豊かな地域の文化財である「田の神さあ」をシンボルとする、「田の神さあの里づくり」運動に昭和61年から取り組んでいます。この運動は、宮崎県が提唱する「新ひむかづくり運動」の一環として取り組みが始まったものです。” 宮崎県季刊誌 Jaja じゃじゃ Vol.13号(田の神さあ特集) 田の神の歴史、宮崎最古の田の神さあ、霧島信仰と田の神さあ、おっとい田の神、末永地区の田の神祭り、宮崎の田の神図鑑、田の神さあを語る、心をつなぐ神様 などの内容です。 まんが日本昔ばなし 「田の神さあと吉蔵どん」 動画サイトYoutubeにリンク (付録)リンク? 当サイト内ブログ記事も見てやってくださいまし、 → ひむかブログ2より えびの市の田の神「田の神さあ」 (参考資料) 宮崎県下の田の神さあの数
この表は、「宮崎の田の神像」(平成9年発行)のデータを基に、都城市、えびの市、小林市がまとめた調査結果を加えて作成したものです。ほかにも未確認の田の神像があると思われますので、参考としてご覧ください。 (上記リンク 宮崎県季刊誌JajaVol.13・2007年発行より) 宮崎県えびの市の田の神さあ2009年9月掲載 撮影は7月・9月 |
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