田の神さあ　(タノカンサァ)　-　えびの市中島　-［004］

場所：宮崎県えびの市大字栗下　地図　Mapionリンク（付近には駐車スペースがありません）

田の神の石像は鹿児島県の薩摩、大隅、宮崎県の一部に限って分布するもので、田の神さあ（タノカンサア）と呼ばれる。鹿児島県および宮崎県では現在、約2000体の田の神像が確認されているそうです。

「田の神さあの里づくり」運動に昭和61年から取り組んでいるえびの市中島田の神さあを紹介します。
えびの市内には約150体の田の神（田の神さあ）が残されているそうです。
享保9年(1724)作、記録の残るもので現存するものではえびの市最古の田の神さあです。

中島　田の神さあの写真

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中島の神さあの詳細

詳細説明はえびの市教育委員会発行の｢田の神さあ｣を参照しました。三桁の数字はその資料中の通し番号です。
尚、内容は2002年の発行時点での情報の為、特に風習、田の神講等の項目等は、現在は変更になっている可能性もあります事をご承知おき願います。

【004】中島　窪田英二宅後（屋外）
所有者	中島区
製作者	毛利七右衛門
建立年	享保9年(1724)6月吉日
建立者	境田孝右衛門　蒲茂
材質	石材
型分類	神官型
形態	椅像
実測	78*55
持ち物	両手欠
着物	狩衣
化粧	顔は白色、服は白色が少し残る
祠	鉄筋コンクリート造り
田の神講	8月頃
由来	この田の神は元は本通バス停前の上甑宅にあったが、道路整備で関田盛徳宅地内に移され、その後バイパス道付近に移されていたがバイパス通過のため現在のところに映されたものである。農家代表は50名余りであるが、総代6名で祭りの行事を計画し、区長にはかる。 8月に田の神の前で神事を行ったあと公民館に集まり、農協の技師などを招いて農事座談会を開催している。

田の神さあ（タノカンサァ）- えびの市中島-の写真

宮崎県　えびの市　2009年9月撮影

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001 松原	004 中島	029 水流	036 昌明寺	056 京町向江
059 下浦	60 中浦	062 上浦岡本小学校東	063 上浦田畑商店前	070 西川北
096 東原田	097 東原田	137 末永	全12箇所表示　GoogleMap使用えびの市の田の神トップページへ