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ＪＲ九州日南線に観光特急列車「海幸山幸」が登場 ＪＲ九州は先月（6月23日）、JR 日南線を走る観光特急列車の概要を発表した。愛称は「海幸山幸（うみさちやまさち）」に決定。 愛称名は 潮嶽神社（日南市北郷）や青島神社（宮崎市）が舞台となっている「海幸彦」「山幸彦」の神話にちなんで付けられたもの。 「特急」とありますが、時間的には普通とたいして変わりませんのでご注意ください。 宮崎駅〜南郷駅間 51Km （1時間43分) 列車は「木のおもちゃのようなリゾート列車」をコンセプトに作られ、車内の内装だけでなく、外装にも地元素材の飫肥（おび）杉を使用。 JR 日南線観光特急海幸山幸は２両編成で１号車「山幸」（指定席21名・青いシートで海を表現）、２号車「海幸」（自由席30名・赤いシートで紅葉を表現）３列シートで定員５１人。 (平成21年12月より指定席の数、座席等の変更あり下部記事参照。) 列車のイメージ等は下記リンク先をご覧ください。（ＰＤＦファイルです。） デザインは「つばめ」「はやとの風」「いさぶろう・しんぺい」などを手掛けた水戸岡鋭治氏とのことです。 海幸山幸車両デザインイメージ（ＰＤＦ） (リンク先：九州旅客鉄道株式会社) 海幸山幸車両デザインイメージ インテリア（ＰＤＦ） (リンク先：九州旅客鉄道株式会社) 海幸山幸車両デザインイメージ（平面図）ロゴ等（ＰＤＦ） (リンク先：九州旅客鉄道株式会社) 「海幸山幸」は宮崎駅―南郷駅（日南市）間（片道55.6km）を一日一往復JR 日南線観光特急列車海幸山幸は10月10日より来年2月28日まで土、日、祝日と年末年始期間の毎日、宮崎駅―南郷駅（日南市）間（片道55.6km）を一日一往復します。＊宮崎〜南宮崎駅は日豊線 南宮崎駅〜南郷駅がJR日南線です。 （2010年3月以降は下記ニュースリンク参照） →運転日カレンダー（ＰＤＦ） リンク先：九州旅客鉄道株式会社 「海幸山幸」車内には客室乗務員が一名乗務、「観光列車」の情報や、沿線の観光情報を掲載した観光リーフレットや記念乗車証の配布やフォトサービス等を行い、飫肥駅では約20分停車、地元の人々が特産品等を販売する。（南郷行き、下り列車のみのようです。） 「海幸山幸」i片道の所要時間は 宮崎駅→南郷駅が１時間43分、南郷駅→宮崎駅が１時間36分 「海幸山幸」はJR日南線では初めての特急となり、県内で本格的に観光列車が定期運行するのははじめてという。 ［写真の説明］ 右の写真は日南海岸で見る事の出来る波状岩、通称「鬼の洗濯板」です。 写真の撮影地は道の駅フェニックス前ですので、この撮影地は「海幸山幸」の車窓から見えませんが、海沿いを走るところで車窓から他の鬼の洗濯板を見る事が出来ると思います。（引き潮の時がお奨めです。） →鬼の洗濯板の写真 日南海岸沿い観光地のページ → みやざきの神話と伝承101（55）海幸彦と山幸彦 （宮崎県サイト内ページ） |
| New［追記 10月10日］ ブログ記事 新規追加（海幸山幸壁紙も追加）→ ＪＲ海幸山幸 宮崎交通 にちなん号運行開始  ［追記 10月1日］ 特急海幸山幸 出発式2009年10月10日（土）10:30〜11：10場所 宮崎駅４番のりば 出席者 九州運輸局長 宮崎県知事 宮崎市市長 日南市市長 他 一日駅長 工藤綾乃さん（第12回全日本国民的美少女コンテストグランプリ・モデル部門受賞） ＪＲ宮崎駅では「16周年鉄道の日＆宮崎フレスタ感謝祭」も開催 10日は神武太鼓の演奏等、11日は抽選会など、両日共に列車模型展やフリーマーケット（宮崎商工会青年部主催）、屋台ブース（あゆ塩焼き・うなぎ弁当など）など。 特急海幸山幸記念乗車券特急「海幸山幸」運行開始にあわせて記念乗車券を限定発売。発売開始日：2009年10月10日（土） 価格：1,250円（宮崎―南郷間の乗車券として利用可能） 発売箇所：宮崎駅、南宮崎駅 ※郵送取扱不可 発売枚数：限定1,000枚（宮崎駅：700枚、南宮崎駅300枚） 特急海幸山幸内覧会 延岡駅 および 宮崎駅2009年10月4日（日） 10:00〜10:50（一般公開時間） 延岡駅2番のりば2009年10月4日（日） 13:40〜14:15（一般公開時間） 宮崎駅3番のりば 内覧希望の方は、当日駅にて入場券を購入のうえ、各ホームへ。 →上記の 詳細リンク リンク先：九州旅客鉄道株式会社 / 10月1日追記 ［追記 8月27日］ 宮崎交通の新企画バス「にちなん号」と連携した「海幸山幸観光きっぷ」を発売するようです。実は、特急海幸山幸号のダイヤを見つつ・・、日帰り等の「ダイジェスト日南観光？」には使い辛いなぁ・・と、内心心配しておりましたが、特急「海幸山幸」運行開始にあわせて走る新しい観光バス「にちなん号」（運転区間：宮崎〜北郷）と連携した商品を企画したようで、8月26日、九州旅客鉄道株式会社より発表がありました。｢海幸山幸きっぷ｣については新たに記事を書きました。 → 観光特急列車海幸山幸＋観光バスにちなん号=「海幸山幸観光きっぷ」 / 8月27日追記 終わり |
JR 日南線観光特急海幸山幸 主な停車駅と運転時刻 運賃宮崎駅(宮崎市)→南郷駅（日南市）下り
南郷駅（日南市）→宮崎駅（宮崎市）上り
以下は2010年3月6日からの時刻です。（下り同様、観光徐行運転区間追加で太文字部分が変更）
＊飫肥駅等二段ある時刻は上段が到着、下段が出発時刻、その他は（終着駅をのぞき）出発時刻。 特急海幸山幸運行カレンダー ２００９年１０月〜2010年2月末 特急海幸山幸運行カレンダー 2010年３月〜2010年９月末
運賃等（片道、指定席利用時（通常期）※閑散期の特急料金は、200円引きとなるようです。ＪＲ九州の場合、1月16日〜2月末日・6月1日〜7月19日・9月・11月1日〜12月20日の期間を閑散期としているようです。
主な区間の運賃 特急 （片道、指定席利用時（通常期）
※宮崎〜田吉間を自由席でご利用になる場合は、普通乗車券のみでご乗車可能。 価格の情報等は下段リンクにある｢九州旅客鉄道株式会社｣のプレスリリースを元に記載。  田吉駅停車？ 特急と言っても・・田吉駅停車は意外でしたが、宮崎ブーゲンビリア空港線への乗り換えを考えてでしょか・・。(2007年度の田吉駅の1日平均乗車人員は30人） 特急と言っても・・実は時間的には普通電車とあまり変わらないようです（^^;） 追記「8月26日のＪＲ九州のプレス発表によると、宮崎〜田吉間は普通列車扱いとなり、特急料金の計算に含めず、宮崎〜田吉区間を自由席で利用する場合は、普通乗車券のみで乗車可能とのことです。」 左は宮崎市青島にある「日向神話館」で撮影した写真で、木の上で待つヤマサチヒコにトヨタマヒメが会うシーンです。 JR 日南線観光特急海幸山幸号 出発式と指定券発売日出発式最新情報を上部に記載（10月01日）九州旅客鉄道株式会社によると運転開始日（10月10日）に宮崎駅にて出発式を実施予定 日 時：平成21年10月10日（土） 10：30〜11：10 場 所：JR九州宮崎駅 出席者：宮崎県知事 東国原英夫、九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長 唐池恒二 ほか（予定） 詳細は決定次第、九州旅客鉄道株式会社より案内があるようです。 指定席の発売乗車の１ヶ月前の午前10時から全国の駅のみどりの窓口等で発売。運行開始日（10月10日）の指定券は、９月10日（木）午前10時から発売。 ３連休（10月10日〜12日）は混雑が予想され、乗車制限も？※運行開始当日を含む３連休（10月10日〜12日）は混雑が予想されるとのことで、自由席をご利用のお客さまが多数いらっしゃる場合、乗車制限を行うことがありますので、予めご了承くださいとのことです。イベント、企画等を準備観光特急列車「海幸山幸」を日南の観光浮揚に生かそうと、日南市は様々なイベントや企画を準備しているようです。日南市の各停車駅では横断幕やのぼりを設置、運行開始の10月10日には地域住民や保育園児らが乗客を出迎える。 飫肥駅では歓迎の太鼓演奏や小学生の泰平踊があり、飫肥城でも泰平踊が披露される。また列車運航日には午前11時〜午後4時半、地元特産品の試食・販売を行う。 「食べあるき・街あるきき」散策マップ（飫肥）を購入する場合、「海幸山幸」乗車券を提示すれば100円の値引きの得点がある。 電動アシスト自転車を25台、子供用自転車20台を購入、北郷、飫肥、油津の３駅に配置。 停車駅の散策マップも新たに作成する。（情報元：宮崎日日新聞9月6日付紙面より一部引用） |
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木製観光列車「海幸山幸」はＴＲ高千穂鉄道のトロッコ列車を改装車両は、ＴＲ高千穂鉄道が2003年から「トロッコ神楽号」として延岡―高千穂間（50K）を走らせていたディーゼルカー２両（ＴＲ４００形車両？）。高千穂鉄道は台風１４号で鉄橋などを流されるなど甚大な被害を受け、復旧のめどが立たず３月に清算となった為、昨年12月にＪＲ九州が２両を計1億4000万円をかけて購入・改修したもの。 高千穂鉄道のトロッコ列車ですが、２両は解体、高千穂町と宮崎県日之影町に２両、阿佐海岸鉄道（徳島県）に１両を無償譲渡されたようです。 高千穂鉄道の車両、阿佐海岸鉄道で復活 ３０日から朝日新聞 2009年8月30日 徳島県海陽町と高知県東洋町間８．５キロを結ぶ阿佐海岸鉄道で8月30日から、高千穂鉄道の車両が走る。 塗装やヘッドマークはそのままで「高千穂復刻列車」と名付けた。 |
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