back 戻る宮崎観光ページへ〕   
ひとりごと、宮崎福岡(博多)間格安バス競争 Part2  2011年 前頁[目次]次頁-
Date: 2011-05-31
更新: 2013-07-20





宮崎福岡(博多)間格安(激安?)バス競争 Part2  2011年


【2013年7月 情報追記】
国が2013年8月に導入する新制度で高速ツアーバス運行が禁止される為、各社、事業を継続するためには、バス停留所の確保などを義務付けた「新高速が乗合バス」への移行が必要となるようです。

これに伴い、「アイあいライナー」アイ観光、「トラポータ・ライン」佐土原運送は、運行中止を決定したようです。
「サンマリンライナー」 サンマリンツアー 、「福岡シティーライナー」山口運送は、切り替え継続予定のようですが、これまでより経費が増え、おそらく運賃アップに繋がるのでは?と思われます。

最新情報等は、各運行会社のサイト等で、ご確認をお願いします。 /  2013年7月 追記終わり。



3年前は3000円でも驚くほど激安モンだった・・

今から3年前、2008年6月に「宮崎〜福岡間格安ツアーバスと皆割フェニックス号」という記事を書きました。
募集型企画旅行のツアーバス会社参入により、それまで宮崎福岡往復で1万円程度(フェニックス号)したものが、6,000円程度のものも出て来たり、フェニックス号も皆割なる格安便を設定したりで、バス料金がとても安くなったという記事でした。

募集型企画旅行のツアーバスは、フェニックス号などの一般の高速路線バスと違い、旅行業法に基づき旅行会社が企画・実施するもの、簡単に言うと毎日宮崎-福岡間を毎日定期運行している貸し切りのツアーバスです。
最低運行人数等(2〜3名)など制約があるようですが、ほぼ予定通り運行しているようです。

格安バス・益々激化・・宮崎福岡間 もはや2,500円はあたりまえ、激安1,900円のものまで・・

あれから3年、今や片道2,500円がスタンダード、宮崎−福岡間のバス会社の競争は、さらに激しさを増しています。

■ツアーバス 2011年5月現在の福岡宮崎間バスの底値は片道1,900円
低料金が売りのツアーバスは思いついただけで、5月末現在、サンマリンライナー(サンマリンツアー株式会社)、アイあいライナー(アイ観光株式会社)、福岡シティライナー(株)宮崎ツアーサービス)、最近ではトラポータ・ライン(有限会社佐土原運送 )なども加わり企画運行中。 トラポータ・ラインは前日までの予約で片道1,900円とあります。
6月12日追記:アイあいライナーは期間限定6月15日〜8月31日、往復利用で3,500円(片道あたり1,750円)。尚、片道のみ利用の場合は従来どおり2,500円。

■老舗?フェニックス号は席割(2,500円)で対抗
これら低価格ツアーバスに対抗する、宮崎交通・西鉄・九州産交バスの3社で共同運行する高速バス“フェニックス号”は、これまでの割安の“皆割り”より、更に安くなった“片道2,500円の“席割り”を全便に設定、企画で対抗。

■今までフェニックス号に参入していたJR九州バスはフェニックス陣から離脱、独立、あたらに「たいよう号」を宮崎-福岡間に一日10往復運行、4列席車だと片道2,500円、6月から7月20日乗車までの期間限定キャンペーン企画では 片道2,000円(4列席シート車の場合)、2,500円(3列シートの場合)、値下げ競争は益々激化

記事作成時点での、最近の新聞広告をピックアップ掲載

(下記スキャン画像は容量優先で圧縮しておりますので、画質が悪いのはご勘弁を・・)
2011年5月末現在の情報です。最新情報は各会社のWebサイトにてご確認ください。
電話番号等は先々廃止や変わる可能性がありますので掲載にあたり、すべてホカシを入れました。

福岡宮崎間ツアーバスなどの広告 (新聞広告をピックアップ)(宮崎日日新聞あどパーク掲載)

更新画像追加 
福岡シティライナー  画像追加 (掲載紙面は上記と同じ宮崎日日新聞あどパーク) 2011年6月20日
アイあいライナー 往復3,500円画像追加 (掲載紙面は上記と同じ宮崎日日新聞あどパーク) 2011年6月12日 
福岡宮崎間高速バス・たいようの広告 (新聞広告をピックアップ) 福岡宮崎間ツアーバス サンマリンンライナーの広告 (新聞広告をピックアップ) 福岡宮崎間ツアーバス トラポータ・ラインの広告 (新聞広告をピックアップ) 福岡宮崎間ツアーバス アイあいライナー広告 (新聞広告をピックアップ) 福岡宮崎間ツアーバス 福岡シティーライナーの広告 (新聞広告をピックアップ)
アイあいライナー 6月12日 新聞広告(宮崎日日新聞あどパーク掲載)福岡シティライナー 2011年6月20日(宮崎日日新聞あどパーク掲載)






宮崎〜福岡間バス便名と運営会社 リンク など


フェニックス号

座席指定制 (要予約)  運行本数  1日 25往復 (うち夜行便1往復)
基本3列シート 片道 4,500円  往復8,000円  
夜行便 博多までだと片道6,000円、往復10,000円

フェニックス号の席割 片道2,500円  (夜行便には席割なし)
平成23年3月8日付報道発表(PDF)によると、席割は、1日当たり564 席(スタート時点)
席割での提供座席数は、使用車両の運用状況により異なる。
西鉄グループ「セレクトシート仕様車」では、1台22〜24 席の「席割」を提供。
既存の3列シート車では、1台8席程度の「席割」を提供
※他社便を含め、「セレクトシート仕様車」の導入を順次拡大予定。・ご利用方法:座席予約制
フェニックス号サイト
運行会社  西日本鉄道、西鉄高速バス、宮崎交通九州産交バス

[情報] ツアーバスの中には、一部、乗客の為の駐車場を設けているところもあるようですが、宮崎交通にも高速バス無料駐車場サービス(パーク&ライド)があるのをご存知でしょうか?予約制高速バスを利用の場合、宮交シテイ近くで無料駐車場を1日16台限定で提供しているようです。→ 宮崎交通ページ

高速バス・たいよう

 1日 10往復 (天神停車なし博多バスターミナルまで)
車内現金乗車時 片道4,500円
前売り切符 3列シート車 (片道)3,000円(独立シートは+500円)、4列シート車 2,500円 
2011年6月1日〜7月20日(搭乗分) たいようお試し「ノリノリ」キャンペーン(詳細はWeb参照)にて500円割引
ジェイアール九州バス株式会社

サンマリンライナー

毎日6便 週末10便運行  
料金 片道2,500円 往復4,800円 Webから申し込むと 片道2,400円 往復4,600円
基本4列シート 終末特別便の3列シート車の場合+500円
6月20日追記: Web限定 早割(乗車3日前までの予約)期間限定 7月19日〜8月31日乗車 片道1,700円(情報元:公式サイト)
サンマリンツアー株式会社

アイあいライナー

一日 1〜2往復
基本4列シート 料金 片道 2,500円 往復4,500円
6月12日追記: 期間限定6月15日〜8月31日、往復利用で3,500円(片道あたり1,750円)(情報元:新聞広告)
アイ観光株式会社

福岡シティライナー

6月より一日 2往復
基本4列シート 片道2,500円 往復4,500円
6月20日追記: 6月16日以降の予約に限り7月2日より新料金 1,800円(片道)(情報元:新聞広告)
 (株)山口運送美登観光バス

トラポータ・ライン

基本4列シート 一日 4〜5往復 (博多駅筑紫口までで天神停車無し)
通常料金 (当日予約の場合) 片道 2,800円 往復5,500円
前日予約の場合 片道1,900円 往復3,800円 
有限会社佐土原運送

ツアーバス含め、福岡宮崎間のバスはおそらく以上6種と思いますが、もしかするとモレがあるかも知れません。

私は、今までにフェニックス号とサンマリンライナーを利用したことがあります。


増車便にはトイレ無しも

一部を除き、バスにトイレ付をうたっておりますが、“増車・車両点検の場合にはトイレ無しのバスが運行する場合がございますので予めご了承ください。”のような事項が案内に書かれているようです。
この“増車”が曲者でして、間際に予約すると増車便でトイレ無し車だったりします。(知り合いがフェニックス号を5回利用したところ、内3回もトイレ無し車両でした。)
増車が予定される期間や、車両点検間時も同等仕様の代車は確保するか、確保出来ないのであれば、何か補填サービスがあると嬉しいのですけどね。

格安バス 価格と安全

3年前、片道3,000円でも“格安バスツアーを企画する旅行会社の幹部は「運賃競争は限界」”と言っていた・・それが今や、2,000円を切る激安価格まで登場。
薄利多売方針であれば、大変嬉しい事なのですが、先日、格安バスの価格競争を扱った地元紙記事では“各社からは「仁義なき戦い」「採算ラインぎりぎり」と悲鳴も聞かれる。”とまで書かれておりました。
2,000円以下で果たして採算とれているのか、どこかを犠牲にしたり、無理はしていないのか、なんだかこちらが不安になってしまいます。 
安全面(特に労務管理面等含め)は、くれぐれも最優先でお願いしたいものです。

このページでは価格面をメインに書きましたが、総合的に考え、最適なバスの選択をお願いします。


バス関連記事


  メモ: 福岡→宮崎の高速バス利用状況 (参照元:宮崎県2009年観光動向調査より)
      2005年 236,398人、2006年 235,124人、2007年 275,870人、2008年 273,587人
      2009年 194,758人
  2011年6月9日付 朝日新聞記事“宮交HD、3期ぶり赤字 宮崎交通のバス事業など減収”
  によると“主力のバス事業は、高速バスの利用者が26万8千人に落ち込み(同6.3%減)” とありました。
  上記数字には、福岡以外の路線熊本・鹿児島・長崎路線等も含まれるかと思いますが参考メモとして・・。

ここに書かれた情報はページ作成時点のものです、先々変更になる可能性があります。

宮崎県福岡県(博多天神)間格安バス競争 Part2 2011年 







− 当サイト内ページ(一例)くわしくは→ サイト内検索で −



当サイト内検索(画像も)出来ます。


- 2003/05 UP   2015/03 −
【当サイトブログ】|毎日更新(目標)アラカルトブログTwitterFacebook

サイト内検索(Googleカスタム検索を利用した、当サイト内ページの検索です。)
リンクアイコンリンクフリー twitter facebook Blog等からリンクはご自由にどうぞ。連絡不要です。
メールアイコンページ内容に関してのご意見、ご指摘、作者への連絡等は、メール で。

カメラアイコン写真の無断転載を禁じます。掲載された当方撮影写真の使用に関しては → こちらを参照願います。
Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is prohibited.
Copyright © MORIMORI All Rights Reserved.

-PhotoMiyazaki -

Back to Top