椎葉村大いちょう展望台(仙人の棚田展望台)
〜 日本三大秘境 椎葉村だからこそ見られる これぞ「日本の原風景」 〜
〜 PhotoMiyazaki宮崎観光写真サイトについて 〜
当サイトは、写真中心のサイトです。パソコンの壁紙サイズの写真も多く掲載、出来れば大きな画面でご覧ください。
主な写真は写真上をクリックすると、大きなサイズに拡大します。スマホ等でうまく拡大しない場合には、写真下の文字リンクをタップしてください。
【重要】「椎葉村大いちょう展望台」(仙人の棚田展望台)(標高約750m)は、
日本三大秘境 椎葉村ならではの、「
日本の原風景」を眼下に見おろせる
素晴らしいロケーションにあるのですが、旧国道から林道に入り、展望台に至るまでの道(距離:約5Km、高低差:約460m)は非情に狭く、すれ違い出来るところもあまりありません。
運転に不慣れな方、車幅感覚を熟知されていない方には、あまりおすすめしません。
詳しくは、下段記載、「
展望台へのアクセス道について」をご一読ください。
仙人の棚田
「大いちょう展望台」から、対岸に見える棚田の風景は、(天空に浮かんでいるように見え、まるで仙人が住んでいるかのように思われることから)いつしか「
仙人の棚田」と呼ばれるようになりました。
春から夏にかけては青々しい若葉と新緑、秋には秋風になびく稲穂が黄金色に輝き、周辺の山々を含め、四季折々の景色を楽しむことが出来ます。
この地に水路が整備されたのは約150年前の明治初期。かつては災害で水源地や水路が土砂に埋まる被害が頻発していたが、現在はパイプが一帯に張り巡らされ、水は安定して末端まで行き渡るようになっています。
このページでは、山々が新緑で華やいだ頃の棚田の様子などをお届けします。
雲一つない晴天、絶景の中、ここでお昼ご飯を頂きました。
「椎葉村大いちょう展望台」現地案内板より一部引用
対岸に見える棚田の風景は、(天空に浮かんでいるように見え、まるで仙人が住んでいるかのように思われることから)「仙人の棚田」と呼ばれており、四季折々に違った景色を映し出してくれます。
春から夏にかけては青々しい若葉と新緑、秋には秋風になびく稲穂が黄金色に輝き、まさに日本の原風景とも言えます。
下松尾地区と「仙人の棚田」の歩み
下松尾地区は昔は水が乏しくその家も焼畑を生業としており生活にも困る尾根に位置していたため、近隣地区住民から「下松尾には嫁にやるな」と言われる地区でした。今から約150年前、その時代の庄屋と地域住民が一体となり約4kmにも及ぶ水路を開拓し、米の生産も可能になり、人々の生活も安定しました。地域住民と共に歩いて来た棚田は今では他に類を見ない風景を形成しています。
松尾の大イチョウ
看板には「大いちょう展望台」とありますが、松尾掛庄屋跡の敷地にそびえる「松尾の大イチョウ」「庄屋跡家屋」は、ここからの距離だと、目を凝らしてやっと見える程度のものです。
松尾の大イチョウ(県指定天然記念物)
樹齢約700年 高さ31.2m、根回り4.98m(昭和44年時点)
下の写真は600mm望遠レンズで撮った4200万画素の原画からさらに切り出したものです。
この時期、霞んでいるので、遠くのものを撮るとコントラストがいま一つです。
以前、この「松尾の大イチョウ」を下松尾地区に見学に行ったことがあります。
➡ 松尾の大イチョウ
以下の二枚は、以前、現地で撮影したもの。
以下の引用文は、庄屋の案内板に書かれていた内容です。
「元和年間(1619年)那須三人衆の鷹巣山支配による豪族の反乱「椎葉山十三人衆の乱」を鎮定の後徳川幕府は、椎葉山中を幕府領として庄屋制度を設けて阿蘇大宮司に預けたが、明暦二年(1656年)辞退により人吉相良藩に預けた。
この時の掛庄屋は、松尾、大河内、下福良、不土野の4村に設けられた。ここが、松尾の掛庄屋跡で代々松岡家が受け継いできた。 当時の松尾村は、神門(南郷村)との関わりが深く駄賃付けにより交易が続けられてきたが、特に当松岡家では、一時50頭近くの馬を飼い、その名声は遠く富高(日向市)佐土原まで馳せていた。
また、明治41年(1908年)7月13日には、民俗学の祖であり「後狩詞記」を著した柳田国男が当家に投宿している。
なお、当家の大銀杏は、古くから広く知られ、笹峠を越えてここの大銀杏の葉の色を見れば、農耕の時期がわかると言われている。
平成10年11月12日
椎葉村教育委員会椎葉村観光協会
仙人の棚田(下松尾地区の棚田)部分拡大写真
下松尾地区の棚田を守り続ける稲作農家は14戸、水田は約150枚とのことです。
椎葉村大いちょう展望台へのアクセス道について
運転に不慣れな方、車高の極端に低いローダウン車の方は、進入しない方が良いと思います。
「椎葉村大いちょう展望台」(仙人の棚田展望台)へは、国道327号線より旧道(奥日向路)へ、その後、林道石原線へ入り、約5K程、村道(林道が簡易舗装しているといった感じの道路)を、約460m(高低差)登って行きます。
案内マップ・地図サイトのリンク
展望台までの道はとても狭く、車一台分+α程度の狭い道が延々続きます。
ガードレールの無いところ、片側崖などもあります。
Uターン出来そうなところはあまり無かったように思います。
ローギアを使うような急坂もあり、簡易舗装はしてあるものの、起伏があったり、細かい落石があったりと、路面状況もあまり良くありませんでした。
対向車に出くわしたら、最悪、狭い急坂を延々バックしなければなりません。すれ違えるようなポイントはあまり無く、数百メートルバックなども覚悟していおいた方が良いです。急坂に曲がりが加わると、危険も伴います。慌てず焦らず慎重に運転を。
今回、当方が訪問した際には、地元の業者さんの2トン小型ダンプカー一台、農作業の軽トラック一台とすれ違いましたが、たまたま運良く、割と道幅のある下の方の道路でのすれ違いだったのはラッキーでした。
運転初心者の方が、慣れないレンタカーで前知識も無く進入してしまったら・・・Uターン出来るところも少ないし・・ちょっと心配です。
この道路は、主要道路ではありませんので、おそらく全国版のカーナビケーション等には出て来ないと思います。
当方のカーナビにも表示されず、旧国道から、展望台までの分岐点に椎葉村が設置した展望所への案内標識を頼りに何とか行くことが出来ました。
展望所への案内標識は、黒っぽいベースなので、影などにあると森と同化しあまり目立ちません(写真〔14〕参照)。
分岐点では、一旦停止して案内板を確認するなど、注意が必要です。
展望台下、道路沿いに3台分程の駐車スペース
展望台近くに、お鶴ちゃんの「運転お疲れ様でした」の標識があります。ここにつめてギリギリ3台分程の駐車スペースがありますので、駐車して展望台まで20m程坂を歩いて登ります。
※展望台先は行き止まりですので、車で進入しないこと。
旧国道〜道中、展望台共にトイレはありませんので、向かう前に済ませておきましょう。
以上の情報は、記載時点(2018年5月)のものです。先々変わる場合もありますので、椎葉村観光協会サイト等で、最新情報のご確認をお願いします。
関連リンク(外部)
当サイト内 椎葉村関連ページ紹介
|
椎葉村民家・那須家住宅(鶴富屋敷)|
椎葉平家まつり|
上椎葉ダムと女神像公園|
椎葉厳島神社|
大久保の大ヒノキ(宮崎県指定天然記念物)|
八村杉(宮崎県指定天然記念物)|
松尾の大イチョウ|
仲塔渓谷の紅葉|
仲塔渓谷のミツバツツジ(イワツツジ)|
十根川重要伝統的建造物群保存地区|
当サイト内検索(画像も)出来ます。
The contents of this site are written in Japanese only Please use English
translationsite.
椎葉村大いちょう展望台(仙人の棚田展望台)宮崎県椎葉村
- 2018 −
【当サイトブログ】|
毎日更新(目標)アラカルトブログ|
Twitter|
Facebook|
サイト内検索(Googleカスタム検索を利用した、当サイト内ページの検索です。)

リンクフリー twitter facebook Blog等からリンクはご自由にどうぞ。連絡不要です。

ページ内容に関してのご意見、ご指摘、作者への連絡等は、
メール で。

写真の無断転載を禁じます。
Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is prohibited.
Copyright © 2019 MORIMORI All Rights Reserved.
-
PhotoMiyazaki -
Back to Top