ひかり電話とフレッツ光プレミアム導入記録

集合住宅アパートにフレッツ光プレミアムファミリー(光回線・光ファイバー)導入(Bフレッツ ハイパーファミリータイプも同じ?)


集合住宅アパートに光回線・光ファイバーの導入検討


フレッツ光ファミリータイプとマンションタイプ

フレッツ光プレミアムにはファミリータイプマンションタイプがありますが、7世帯以下のアパートなどはフレッツ光プレミアムマンションタイプではなく、戸建て向けのホームタイプ(フレッツ光プレミアムファミリータイプ)を個別に部屋に引き込むのが通例のようです。
マンションタイプの場合既に回線を導入済みでしたら何も問題ないのですが、新たに導入となると管理組合等との折衝含め一人の問題だけではなくなるのでいろいろ大変だし、個別に引き込む方が楽と言えば楽です。ただファミリータイプの料金はマンションタイプより割高になりますね。

フレッツ光マンションタイプミニ

フレッツ光マンションタイプのでは「8ユーザー以上の利用が見込める場合」という条件がありましたが、6ユーザー以上に緩和したフレッツ光マンションタイプミニというタイプもあるようですが、いずれにせよ家主側が動かないと個人では難しいというかメンドクサイですね。

良くわからないNTT東西のプラン名の違い・・フレッツ光プレミアムファミリータイプとBフレッツファミリータイプ

光を導入するのあたりネットで情報を集めていて気付いたことですが例えば私が契約したファミリータイプだと、先に書いたようにNTT西日本では、商品名はフレッツ・光プレミアム ファミリータイプ ですが、これがNTT東日本の商品名になると、Bフレッツ ハイパーファミリータイプ になるようです・・ワールドワイドのインターネットを検索すると同じNTTなのに同じような商品なのに二つの名称が入り乱れて私の頭の中は混乱気味、何故統一してくれなかったのだろう・・。

マンションタイプの種別

マンションタイプでは 6契約以上のマンションタイプミニ 8契約以上のマンションタイププラン1 プラン1ハイパー 16契約以上のマンションタイプ プラン2 プラン2ハイパーがあるようです。
普通のマンションタイプが、VDSL/LAN方式なのに対して、光ファイバーで配線するオール光配線方式をNTT東日本では独自にハイパータイプと呼ぶようですが、西日本では特に名称はつけていないようです。

◆ひかり配線方式(NTT東日本ではハイパーと呼ぶらしい) (最大100Mbps)
 構内にひかり配線を設置して接続する方式。
◆LAN方式 (最大100Mbps)
集合装置から各部屋までをLANケーブルで配線する方式。
◆VDSL配線方式(下り最大 100Mbpsを共有)
 集合装置から各部屋までを既存の電話線(メタリック)ケーブルで配線する方式。

上から順にスピードは速いとは思いますが、実契約数とか回線の環境等諸条件によると思いますので何ともいえませんね。

集合住宅・アパートの大家さんもしくは委託された管理会社へ工事の承諾を


最初のNTT西日本とのお話の中で、ケーブルを引き込む際に壁に穴を開ける場合もあるので集合住宅・アパートの大家さんもしくは委託された管理会社等に工事を行う旨許可をとって連絡が欲しいとの事を言われました。

ネット検索等で調べると、光ファイバーの部屋への引き込みは電話線が通って来ている配管を利用して引き込むか、エアコンの室外機へのダクトのパテ部に小さな穴を開けて通すことが現在の主流のようで穴を開けたなんて話は見かけませんでした。

普段はあまり気にもしてなかったのですが、外に出て周囲の棟に光ファイバーらしきものは来てないか一応確認をしてみました。
ありました、ありました、同じ棟ではありませんが、他の数棟において光ファイバーとおぼしき線を引き込んでいる所があるようです。
(このあたりだとおそらく、NTT西日本もしくは電力系(BBIQ)でしょう) 

くどくど説明せずともアパート管理会社との話は早くなる、先駆者に感謝である。
ネットを見ていると、アパートの大家さんがお歳の方とかで、工事の話の持ってゆくのに光ファイバーとかインターネットとかの話を出すとかえってややこしくなるので「新たに電話回線を引きたいんですが」等の説明で了承を得たとか・・結構苦労(工夫)してらっしゃる方ももいらっしゃるようです。
ひかり電話を契約すれば確かに「新たに電話」ですからその方がややこしくなくて良いかも知れませんね。
「工事」って言葉も使わない方が良いかも。工事と聞くとなんだか仰々しいですもね。

アパート管理会社(不動産会社)にメール


ここは大家さんから管理会社が委託されているので連絡は管理会社へメールで行った。
「個人でNTTの光ファイバーを引き込みたい旨、エアコン等のダクト等を通す旨、ケーブル引き込みの際フックを壁等に打ち込む許可を頂きたい旨」を書いて連絡。 
数時間で許可のメールをを頂いた。

数年前別件でメールしたときは電話で返事が来たのだが・・最近は不動産会社もメールが定着したようだ・・・。
と思ったら同時に聞いていた別件(光とは関係ない事)は良い返事では無かった為、後日電話でのお話であった・・ケースバイケース使い分けているのでしょうね。

光ファイバーケーブル

実際の光ケーブル工事内容


光ファイバーケーブルフック部分
当方は2Fなのですが、既設の最寄の中継電柱より電力線とほぼ同じように2F軒下壁面のフックへ空中を引き、その後PCのある部屋のエアコンダクトまで外をはわせているようだ。
ようだと書いたのは雨どいの上辺りをはわしており、下から目視する限り光ファイバーケーブルは全く確認できないからで・・、美観的にもいい仕事してます(^^)

屋外(エアコンダクトの粘土みたいなパテを貫通する前まで)の光ファイバーケーブルは硬い頑丈な家電品の電源線のようなもので、1本が光ファイバー、もう1本が頑丈な針金の入った2本構成のケーブルです。ダクト貫通部前で針金の入った一本だけは切り離され、部屋に入って来るのはファーバーケーブルの入った方の2mm×4mm程度の断面は楕円の黒い線です。


エアコンダクト光ファイバーケーブル貫通部  工事の方に、家族に見せるので少しケーブルをくださいと話すと、快く、ファイバー自身が見えるように専用工具で裂いてくれました。
青い色の被服を被った光ファイバーケーブルは髪の毛のようなこんな感じのものです。
以前、光ファイバーケーブルにセミが卵を産み付け、被害が出ているようなことをニュースで報道されておりましたが、今は対策されたケーブルのようです。

貫通した後のケーブルは若干余裕を持たせ、この後に光の中継器(光コンセント)が付きます。
光コンセントのサイズは50×18×105mm程度のサイズで屋外用光ケーブルから、屋内用のやわらかい白い光ケーブルに変換する為のコネクタみたいなものです。光コンセントに外からの光ファイバーケーブルを接続するのが「メインイベント」?であり、特殊な工具を使い接続しておりました。

光コンセントは中身は空同然で非常に軽いものですので、工事後適当な壁面等に両面テープでくっつければ良いと思います。
このコンセント部は光のみですから、発熱もしないと思いますので私はエアコンホース下に忍ばせました。

光コンセントの外側(引き込み線側)のケーブルを引っ掛けたりして誤って切断してしまうと専門技術者を呼ばないと修復できませんので固定場所、固定方法等には十分ご注意ください。


フレッツ光プレミアムの構成等を書いたページ→フレッツ光プレミアムファミリータイプの構成 (NTT西日本)

 光コンセント(カッターの横のケーブルの付いたもの)
撮影の為の仮位置
(拡大画面あり)
光コンセントSC
←引き込み側  ONUへ→
(拡大画面あり)
光コンセント他 光コンセントAC


うちの集合住宅の場合、電話線は地下設してあるようで結構すっきりしていたのですが、当方に限らず最近光ファイバーを引き込む部屋が増え、上を見上げると光ファイバーらしき線がだいぶ増えてきました。

一部の写真はクリックすると拡大します。

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2008.03.19 Up